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2020年J1第2節 清水エスパルス戦マッチプレビュー

やっと2020年7月4日18:00、僕たちのリーグ戦が

その試合をプレビューします。

この試合の見どころ

  • 2020年再開後のJ1はなにが変わるのか
  • 5人の交代枠をどう使うか
  • 先発メンバーはどうなる?
  • マテウスは本当にコントロールできる?
  • 清水エスパルスはどんなチーム?

2020年のJ1、なにが変わったのか

ルールが変わる

山形県サッカー協会による規則変更のまとめ

J1リーグでは7月の再開初戦から2020/21年度版競技規則が適用になります。

大きな変化は以下の通りです。理解してないと、まとはずれなブーイングをしてしまうことにもなりかねないので、しっかり理解しておきましょう。

1)ハンドの反則の明確化

ハンドの目安
ハンドの目安

一般的なイメージでいえば「肩」のところ以外はすべてハンドの扱いになります。正確には脇の下から下に当たっていればハンドなんで、結構厳しい感じですね。

2)ビッグチャンスを止めるすべての反則は警告

「大きなチャンスとなる攻撃を妨害、または阻止する」と確認されました。

3)守備側のハンドから、オフサイドポジションにいる攻撃側選手にボールが渡った場合はオフサイドにならない

守備側競技者が「正当に」意図的なプレー(ボールをける、ヘディングするなど)をした後、ボールがオフサイドポジションの攻撃側競技者に渡ってもオフサイドの反則とはならない。同様に、守備側競技者の「不正な」プレー(例えば「意図的なハンド」)からボールが渡ってもオフサイドの反則にはならない。

4)ホールディングの反則の定義の明確化

「相手を押さえる反則(ホールディング)は、競技者が相手競技者の身体または用具に接触して相手競技者の進行を妨げるときのみに起こる。」と決められました。このあたりもう少し早めにきまっていれば・・・

5)PKまわりの判定のMECE化

ペナルティーキックと反則
ペナルティーキックと反則

交代枠が5名に

今季Jリーグは25週間で35試合以上を消化する超ハードスケジュールになります。単純に半分以上の週で2試合を消化することになります。そのため、今年限定で交代枠が5名になりました。これはベテランを多く抱えるチームにとっては朗報です。選手の層の厚さを活かしやすい環境になりました。

5人の枠をどう活かすか

名古屋グランパスの枠
名古屋グランパスの枠

サッカーのなかで消耗の大きいポジションは、上下動が激しいサイドバックとセントラルMF、次にサイドMFという順番でしょうか。3人の交代枠の場合、最後の1枠はアクシデントに備えてなかなか使いづらい部分がありますが、5人であれば4枠までは思い切って使うことができます(ただし交代機会は3回までなので、4人を2回で入れ替える必要がある)

名古屋の場合、ベテラン(30歳以上)というとフィールドプレーヤーでは丸山祐市、吉田豊、太田宏介、米本拓司、阿部浩之というあたりです。センターバックは怪我でもなければあまり代えることはないので、そうなると、吉田豊、太田宏介、米本拓司、阿部浩之が出ているときは、このメンバーを早めに代えて、負荷を下げるということになりそうです。これらのポジションは秋山陽介や石田凌太郎、そして相馬勇紀も一応できます。交代メンバーはこのあたりになりそうですね。

先発予想

清水エスパルス戦先発予想
清水エスパルス戦先発予想

練習が非公開で、情報がほとんど漏れ伝わってこないため、あまり状況はわかりません。

どうやら宮原和也選手はまだ難しいのではないでしょうか。金崎夢生選手も、遠征メンバーに入る可能性はありますが、90分のプレーはまだ難しそうです。そのため先発は山﨑凌吾選手を予想しました。DFとセントラルMFはFC岐阜戦と同じメンバーを予想。

GKにはランゲラックが復帰するのではないでしょうか。

マテウスはコントロールできる?

マテウス選手のパワーとスピードはJ1でもトップクラスであることは間違いありません。ただ、FC岐阜戦のマッチレビューでも触れたように、どうしても右サイドか中央にポジショニングしたがる癖があるため、チームのバランスを崩していました。

マテウス選手にも責任がないわけではありませんが、監督が「自由にやれ」と言っているわけではないと思いますので、もしそうならば監督がコントロールできていないということなんだと思って良いでしょう。

マテウス選手という強力な武器を使いこなせるかどうかを見ていきたいと思います。

清水エスパルスはどんなチーム?

清水エスパルスは、2020年ドゥグラス選手を失ったものの、カルリーニョスとティーラシンを加え、さらに監督に横浜F・マリノスでポステコグルーの腹心として活躍していたピーター・クラモフスキーが監督をしています。

開幕戦はもう3ヶ月以上前の試合ですので参考にならないかもしれませんが、FC東京相手の先制点はかなり見事でした。

おそらく今季のサッカーは横浜F・マリノスでのサッカーを想定する限りでは、攻撃的なサッカーになるものと思われます。近年清水エスパルスにはショートカウンターでボコボコにされていましたが、同じように前線での守備からガンガン攻められる可能性が高いと思われます。

一方で開幕戦の3失点を見てみると、DFが揃わなかった時期の横浜F・マリノスに近いものを感じます。裏を狙われ、そこから失点するパターンを繰り返していました。チアゴ・マルティンスのいないマリノスを想像していただくと苦労が偲ばれるのではないかと・・・。

カギは名古屋もカウンター

縦に速い攻撃ができるメンバーと、いえば、名古屋グランパスでいえばマテウスと相馬勇紀になります。この2人の活躍が清水戦勝利のカギになるはず。

特に大雨が予想されているので、そこがどう影響するのかも気になるところです。

良い試合になりますように!

About The Author

グラぽ編集長
大手コンピューターメーカーの人事部で人財育成に携わり、スピンアウト後は動態解析などの測定技術系やWebサイト構築などを主として担当する。またかつての縁で通信会社やWebメディアなどで講師として登壇することもあり。
名古屋グランパスとはJリーグ開幕前のナビスコカップからの縁。サッカーは地元市民リーグ、フットサルは地元チームで25年ほどプレーをしている。

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