
横浜F・マリノスの状況
- 前節川崎フロンターレ戦で大敗
- 8月頭にチアゴ・マルティンスと8月末に畠中槙之輔が帰ってきたことで怪我人はなし
- 出場停止はなし
- センターバックは怪我以外では入れ替えなし
- サイドバックもほとんど中2日以外ではほとんど入れ替えなし
- 前線はかなり休ませながら使っている
- ジュニオール・サントスが絶好調
- マルコス・ジュニオールも好調
- 前田大然と松田詠太郎がレギュラーに近くなりつつある

横浜F・マリノスの基本的な戦い方
選手の質と、その組立ての質が非常に高いだけで、実は横浜F・マリノスの戦い方は名古屋グランパスによく似ています。(より質の高い、上位互換と言っても良いのでは)

Fマリノスとグランパスの違い、もしくは同じ系統であっても上回っているところは以下のプレーだと思います。
- GKが攻撃の組み立てに積極的に参加する
- GKからのキックがかなり高い確率で味方に収まる
- サイドバックが中に寄ったり、大外をえぐったりと多彩なプレーができる
- DFラインが簡単にボールを前に蹴り出さない
- マルコス・ジュニオールを中心に、相手のDFがセットしきっていない間に決めきる決定力
- グランパスも好調時にはできているが・・・
- 前線がボールを引き出す動きに長けている
- 多少ラフなフィードも収めてしまう
- 前線に3枚残ることで、ともすれば前線1枚(夢生)の名古屋と厚みが違う
- 前線からのプレスの質が高い(前田大然、松田詠太郎のプレッシングに注意)
グランパスの状況
- FC東京、鹿島アントラーズと難敵との間を2連敗、フィッカデンティ監督もおかんむり。
- 前田直輝が鹿島アントラーズ戦で負傷。この試合での出場は微妙
- 阿部浩之と米本拓司、吉田豊が本格復帰
- 3人とも万全の状態ではない
- 宮原和也も構想に入っていることを示唆(フィッカデンティ監督インタビュー)
- 長谷川アーリアジャスールは来週にも練習復帰か
- 10月頭の復帰見込み
グランパスの戦い方
グランパスの予想布陣
- DFラインはおそらく不動
- 前田直輝を欠くため、シャビエル金崎夢生の2トップに、阿部浩之左サイドハーフを予想
- あるいは4-2-3-1だと相馬勇紀を左に入れて阿部浩之トップ下の可能性もある
- 阿部浩之がパスの出し手になることで、シミッチを外すのではと予想。ツインルンバ(米本拓司・稲垣祥)の2セントラルMFを予想
- 本当はそろそろ稲垣祥を休ませたい
- 金崎夢生は休ませられない
- マテウスも休ませられない
横浜F・マリノス対策
基本的にグランパスがやられていやなことは、上位互換でもあるF・マリノスも嫌なはずです。
ただしグランパスの前線は、相手守備ラインを窒息させるようなプレスをできるメンバーではありません。
そうなると、フロンターレ戦のように高い守備意識で、あまりベタ引きしすぎずにブロックを形成して守り、手数の速い攻撃をするしかないと思われます。
グランパスが勝つ場合はフロンターレ戦のようにロースコアになるでしょう。
フロンターレ戦の金崎夢生のゴール再びです。
🎦 ゴール動画
🏆 明治安田生命J1リーグ 第12節
🆚 名古屋vs川崎F
🔢 1-0
⌚️ 44分
⚽️ 金崎 夢生(名古屋)#Jリーグ#名古屋グランパスvs川崎フロンターレ
その他の動画はこちら👇https://t.co/JUEMOXumQp pic.twitter.com/z7dQsj5QCz— Jリーグ(日本プロサッカーリーグ) (@J_League) August 23, 2020
横浜F・マリノス戦はここを観ろ!
- 困ったときの金崎夢生がバレてる!
- 夢生へのロングボールのこぼれを拾うサポートが必要
- シャビエル、マテウス、阿部浩之がどれだけセカンドボールを拾うことができるかどうかがカギ
- 前田大然と松田詠太郎の2人は前線からのプレスの質が高い!
- 慌てずにパスの出口を確保して、相手を剥がせるようにしたい
- サイドバックとセンターバックの2人は、判断の質の高さが求められる(ミス厳禁!)
- 横浜F・マリノスのサイドバックは中に入ったり、大外をえぐったり使い分けてくるので、その対応ができるかどうか
- サイドバックが、相手のウィングとサイドバックを両方見る必要がある
- 成瀬竣平がティーラトンと前田大然、吉田豊が小池龍太と松田詠太郎とのコンビネーションと相手をしなければならない
- セントラルMFやセンターバックのフォローが必要
マリノス戦、久々の勝利が見たいです。良い試合になりますように。