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2021年のグランパスチーム編成

いよいよ他チームよりちょっと遅れての2/28の開幕まであと4日になりました。

COVID-19のために新聞記者さん、雑誌記者さんらの活動にも大きな制限が課せられ、そのためか報道の量も限られており、まるで金太郎飴のように同じような報道が続いていることにウンザリしている人も多いのではないでしょうか。名古屋グランパスの場合は赤鯱新報とインサイド・グランパスがある分かなりマシではあるのですが、それでも選手インタビューが合同のZoomインタビューに限られていたり、などソースが限られる分、似たような報道になってしまうのは仕方ないのかもしれません。

グラぽの知る限りの情報ということになってしまいますが、開幕前の現状をまとめておきたいと思います。

フォーメーション

今年も昨年同様の4-2-3-1(守備時4-4-2)

4-2-3-1 時の布陣予想

加えて、4-3-3にもトライしているようです。これは攻撃時のオプションになりそうです。

4-3-3 時の予想布陣

4-3-3の場合はゲームを作れる選手をサイドに置き、単独で崩せる選手を逆サイド、高さのある選手を真ん中に、という形が想定されます。

中盤を3枚にして中盤の強度を高め、速攻を決めきる意図が感じられます。常用するには中盤のメンバーが不足しているため、4-4-2で崩せないときのオプションになりそうです。

ゴールキーパー

  • ランゲラック
  • 武田洋平
  • 渋谷飛翔
  • 三井大輝

今季4年目を迎えるランゲラックが盤石です。セーブの上手さと強力なスロー。足下がもっと上手ければ、とも思いますがそうしたらグランパスには来ていないでしょう。レギュラー格でシーズンを過ごした経験を持つ武田洋平と渋谷飛翔が控えていることも心強いです。

東ジョンの評価が高いだけに、三井大輝もうかうかしていられません。

右サイドバック

  • 宮原和也
  • 成瀬竣平
  • 森下龍矢

ほぼ1年怪我で棒に振ってしまった宮原和也が今年はキャンプから好調。成瀬竣平も終盤オ・ジェソクにポジションを奪われた反省を胸にこのままでは終われない。昨年はサガン鳥栖でほぼフル出場した森下龍矢も左サイドバックの控えで終わるつもりはないはず。

もっともポジション争いの結果が読めないポジションになっています。

宮原和也にとってはグラウンダーではない良いクロスを上げられるかどうか、成瀬竣平にとっては守備の強度と逆サイドからのクロス対応、森下龍矢にとってはフィッカデンティ監督の守備の仕組みに慣れることができるかどうかが課題。

その課題をクリアした選手が、一歩抜き出ることになりそうです。

右センターバック

  • 中谷進之介
  • 木本恭生
  • 吉田晃

昨年フル出場した中谷進之介が一歩リードしているように思われます。木本恭生の実力は間違いありませんが、キャンプ前半を怪我で棒に振ったのは痛い。右サイドバックほどではありませんが、それぞれ特徴のある木本恭生と中谷進之介でバチバチの争いが見れそうです。

吉田晃はフィッカデンティ監督流の守備にまだ馴染めていない模様で、その高さを活かせるように身体を作るところなのではないでしょうか。

左センターバック

  • 丸山祐市
  • 木本恭生
  • 藤井陽也

キャプテンということもあり、丸山祐市のリードは間違いありません。ただし、木本恭生も練習試合で何回も左センターバックを務めており、ターンオーバーを重ねていくことは間違いなさそうです。

心配しているのは試合によっては丸山祐市のフィードの正確性が極端に落ちていることです。原因は一昨年の負傷が古傷化しているのではないかと想像されます。そういう意味では適度に休みを入れていくことが必要になると思われ、そうなると木本恭生、そしてユース期待の星でもある藤井陽也の出番もでてきそうです。

ただ、藤井陽也はフィッカデンティ監督のもとではあまり出場機会を得られておらず、これはフィッカデンティ監督流の守備をまだ咀嚼できてないのでは、と感じるところがあります。素材としては一級だと思うので、ブレイクスルーに期待です。

左サイドバック

  • 吉田豊
  • 森下龍矢

実は薄いポジションがこの左サイドバック。レギュラーは吉田豊で間違いありませんが、昨年は吉田豊の怪我時、オ・ジェソクが務めることもありました。今年も同じように森下龍矢が左右兼任ということになりそうです。

吉田豊はそのプレースタイルからだいたい年に1~2回程度の離脱をしています。そのため森下龍矢が左サイドバックで出場する機会は多そうです。

セントラルMF(2枠)

  • 稲垣祥
  • 米本拓司
  • 長澤和輝
  • 児玉駿斗

米本拓司と稲垣祥は万全ならば優先されると予想します。ただ、このポジションは消耗が激しいポジション。昨年以上のハイペースで試合をこなさなければならない2021年は長澤和輝の出番もかなり多そうです。

特に相手チームにリードされているときには稲垣祥と米本拓司では手詰まりになることが少なくありませんでした。攻めなければならないときにこそ、長澤和輝の出番になるはずです。

また、児玉駿斗も自分が乗り越えなければならない壁として、フィッカデンティ監督の守備を学ぶことを挙げています。セントラルMFに正面から向き合うことで、自分のプレーの幅を広げていこうというつもりがあるようです。実際守備の手応えを感じるインタビューも掲載されており、攻撃センスと合わせて守備もできるようになれば、グランパスに大きなオプションになりそうです。ただ開幕当初からの活躍は期待してはいけません。長い目で見る必要があります。

ただ児玉駿斗に対して厳しい予想をする方も見かけましたが、その予想より多くのチャンスを得られるのでは、と思っています。

右サイドハーフ

  • マテウス
  • 前田直輝
  • 石田凌太郎

絶対的な実力者であるマテウスと前田直輝が争うのがこのポジション。どちらも左に回ることもできますが、左サイドハーフに実力者が2人がいることから、主にこの2人で先発を回していくことになるのでは、と考えます。

石田凌太郎は交代出場からということになると思いますが、プレーの正確性や前戦からの守備の精度を上げていくことが課題になるのではないでしょうか。

左サイドハーフ

  • 齋藤学
  • 相馬勇紀

右サイドハーフ同様激戦区になることが予想されるのが左サイドハーフ。実績で言えば齋藤学が勝ちますが、多くの人が指摘するように、体重をかなり絞った相馬勇紀のキレが素晴らしいと評判になっています。躍動する姿は特別指定時代を彷彿とさせるものがあり、かなり期待できそうです。

それでも齋藤学には川崎フロンターレ時代に鍛えられた前戦からの守備という特徴があります。相馬勇紀はグランパスの守備時、どうしても下がりすぎてしまう傾向があり、それは相手のサイドに攻め上がるスペースを与えてしまうことになります。ポジションに戻ることは重要ですが、ただ下がれば良いというわけではないことを齋藤学から学んで、さらにスーパーな相馬勇紀にレベルアップするチャンスだと考えます。

トップ下

  • 阿部浩之
  • シャビエル

実力では間違いない2人です。どちらもシュートは上手く、スピードで縦に抜けていくならシャビエル。スペースを作ったり、サイドをうまく使っていこうという場合は阿部浩之ということになるでしょう。ベテランの阿部浩之ではこのスケジュールのフル出場は難しいと考えられるので、負担が掛かりすぎないように交代をしていく必要があると考えます。

センターフォワード

  • 柿谷曜一朗
  • 山﨑凌吾
  • 金崎夢生

怪我で離脱中の金崎夢生が順調とはいえ、順調でもオリンピック明けの復帰くらいになりそうな以上、柿谷曜一朗と山﨑凌吾の2人で回していくしかありません。

練習試合を見ていても、裏にスペースがある、コンパクトなサッカーをやる相手にはテクニックで裏取りのできる柿谷曜一朗が最適だと考えられます。

一方で昨年のサンフレッチェ広島のようにハードな守備をしてくる相手には山﨑凌吾のフィジカルが有効なのではないでしょうか。

懸念としては、今年は4チーム降格の年。昨年以上に引いて守ってくるチームは少なくないでしょう。

そういったチーム相手には、独力でこじあけることができるフォワードはいないというところがあります。そもそもそんなフォワードはそうそうはいないのですが、優勝を狙うチームにはだいたい強力なフォワードがいるもの。柿谷曜一朗と山﨑凌吾がそんな不安を払拭するようなプレーを見せてくれることが期待されます。

課題

チーム統括部とすれば、「監督、すべてのポジションで同格に近い選手を控えに用意した。ちゃんと使ってくれ」というメッセージが伝わる編成です。まず1つ目の課題は「ちゃんと使い切れるか」です。

もう1つはモチベーションの問題。

4-4-2 の場合の選手層

先ほど挙げた、このフォーメーションが先発だったとして、控えのメンバーはどうなるでしょうか。

GK1人、CB1人、SB1人、CMF1人、サイドハーフ1名、トップ下1名、CF1名で7名です。

GKは武田洋平、上の図の例で言えばCBは木本恭生、SBは両サイドできる森下龍矢、CMFは長澤和輝、トップ下はシャビエル、FWは山﨑凌吾になるでしょうか。サイドハーフは相馬勇紀か前田直輝がベンチ外ということになってしまいます。

去年までコンスタントにベンチ入りまではできていた藤井陽也や宮原和也、石田凌太郎らはベンチ入りすらままならないということになるかもしれません。サイドハーフやサイドバックでチャンスを得られない選手のモチベーションをいかにケアできるか。ベンチメンバーまで含めて、きちんとローテーションをしていかないと、チーム崩壊もあり得ます。このあたりはフィッカデンティ監督の手腕が期待されるところです。

2016年や17年を思えば、なんとも贅沢な悩みですね。期待しましょう。

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About The Author

グラぽ編集長
大手コンピューターメーカーの人事部で人財育成に携わり、スピンアウト後は動態解析などの測定技術系やWebサイト構築などを主として担当する。またかつての縁で通信会社やWebメディアなどで講師として登壇することもあり。
名古屋グランパスとはJリーグ開幕前のナビスコカップからの縁。サッカーは地元市民リーグ、フットサルは地元チームで25年ほどプレーをしている。

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