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2021年J1第1節アビスパ福岡戦マッチプレビュー #avispa #grampus

挑戦の年。

いきなり昇格組で、モチベーションも高いであろうアビスパ福岡との対戦はかなり厳しい。ここから中2日3連戦となるが、あとのゲームを気にしていたらやられる。それだけクオリティの高い選手が揃っているのがアビスパ福岡。そして率いるは智将長谷部茂利。

万全の準備で臨みたい。

両チームのスターティングメンバー予想

アビスパ福岡の状況

  • 出場停止はなし
  • プレーメーカー ジョルディ・クルークスがいまだ合流できておらず
  • グティエレス、グローリ、カウエ、ブルーノ・メンデス、ファンマ、サロモンソンは合流済み
  • 昨年度1000分以上出場したセランテス、上島拓巳、増山朝陽、遠野大弥、松本泰志、福満隆貴が移籍

アビスパ福岡の戦い方

メンバーの異なる昨年の試合という前提のもとになることをご承知置き頂きたい。

得点パターン

アビスパ福岡の得点パターン

引用元:アビスパ福岡 2020 シーズンサマリー | データによってサッカーはもっと輝く | Football LAB

とにかくセットプレーとクロスからの得点が多い。特に注目して欲しいのがエミル・サロモンソンだ。

エミル・サロモンソンのヒートマップ

引用元:Emil Salomonsson Avispa Fukuoka videos, transfer history and stats

シーズンヒートマップで、ここまでサイドに貼り付いているものは珍しいと思う。サイドの上下動が激しく、なおかつセットプレーも担当し、高精度のボールを供給する。

高さのあるDF陣やファンマ・デルガドがそれをシュート。こぼれ球を前寛之らが詰める。

エミル・サロモンソンのプレイングスタイル指標

引用元:https://www.football-lab.jp/player/1624309/?year=2020

【公式】ハイライト:愛媛FCvsアビスパ福岡 明治安田生命J2リーグ 第41節 2020/12/16

この試合の1点目はサロモンソンのCKから。幻になった3点目はカウンターでサロモンソンが抜けだして決めたものだ。

ミドルシュートも素晴らしいものを持っており、左の志知孝明と共に要注意だ。

ポストではないブルーノ・メンデスに注意

セレッソ大阪でのブルーノ・メンデスは、奥埜博亮と組んでいるときは気持ち良くプレーをできていたが、終盤奥埜博亮がセントラルMFに落ち、豊川雄太や坂元達裕らと2トップを組んでいるときは少し窮屈そうなプレーになっていた。

ブルーノ・メンデスのプレイングスタイル指標

引用元:ブルーノメンデス 2020 選手データ | データによってサッカーはもっと輝く | Football LAB

データから見てもわかるように、本来のブルーノ・メンデスはボックスストライカーだ。ワンタッチで決めきるシュートはリーグ最高レベルである。今年彼はファンマ・デルガドという素晴らしいポストプレーヤーと出会った。ファンマの落としに反応するブルーノ・メンデス。注意が必要だ。

グランパスの状況

  • 金崎夢生が全治8ヶ月の重傷
  • 木本恭生の負傷も大丈夫そう
  • 出場停止はなし

アビスパ福岡対策

ロングボール対策

アビスパ福岡はグローリなどからのロングボールを放り込んでくる可能性が高い。本来はロングボールは精度に欠けるのでそれほど怖くない筈なのだが、高さと強さのあるファンマ・デルガドがターゲットになる。対する名古屋グランパスは中盤の稲垣祥にしても

ファンマ・デルガドがフリーでボールに競るような状態を作らせないようにしたい。勝たなくてもいい。コントロールの精度を下げるだけでも良い。

重要なことは競り合わない選手がしっかりカバーに入ること。もし競り合いに負けてゴール方向へボールがこぼれた時にカバーができていなければ、決定的なチャンスを作られてしまう。1人が競り合い、他の選手がゴールへのカバーを怠らないようにしなければならない。

サイドバックの裏をつけ

志知孝明にしても、エミル・サロモンソンにしても、アビスパ福岡のサイドバックはかなり高い位置をとることが予想される。

【公式】ハイライト:アビスパ福岡vsツエーゲン金沢 明治安田生命J2リーグ 第39節 2020/12/6

金沢の先制点は、サロモンソンの裏を突いてクロス、真ん中にキレイに飛び込んで決めたものだ。

相手の強いところは、反面弱点にもなり得る。そこを積極的に突いていきたい。

良い試合になりますように。

About The Author

グラぽ編集長
大手コンピューターメーカーの人事部で人財育成に携わり、スピンアウト後は動態解析などの測定技術系やWebサイト構築などを主として担当する。またかつての縁で通信会社やWebメディアなどで講師として登壇することもあり。
名古屋グランパスとはJリーグ開幕前のナビスコカップからの縁。サッカーは地元市民リーグ、フットサルは地元チームで25年ほどプレーをしている。

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