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2021年J1第3節柏レイソル戦マッチミニプレビュー #reysol #grampus

マテウス > 宮原和也 > 前田直輝 > 相馬勇紀 と繋いだ美しいゴール。

交代出場の選手と先発の選手がまた融合したというだけでなく、マテウスを除けば昨年苦労した3選手が活躍したゴールというところに涙したグランパス・ファミリーも少なくないのではないだろうか。

本来だったらもっときっちりと書きたいプレビューだが、昨夜入院し、体調が優れないためミニプレビューになることをお許しいただきたい。

レイソル・グランパスの予想先発

柏レイソルの状況

  • 前節3バックに変更して初勝利を挙げたが、3バックのまま臨むか、4バックに戻すか
    • グラぽは4バックを予想
  • 新加入選手ドッジ・アンジェロッティはまだ合流できず
  • 椎橋慧也(ベガルタ仙台)、イッペイ・シノヅカ(大宮アルディージャ)が加入
  • アビスパ福岡から上島拓巳が復帰
  • オルンガ・中村航輔・小林祐介が移籍
  • 高橋祐治・戸嶋祥郎が怪我で欠場見込み

柏レイソルの戦い方

戦術の要であるオルンガを失ったことで、戦い方を変えざるを得なくなった。

収まる・決められるオルンガに比べて、先発が予想される呉屋大翔は決定力が高いことは変わらないがプレースタイルは大きく異なる選手だ。現在新しい戦い方を模索している途中だと考えてもいいだろう。シーズン序盤にありがちな状況とも言える。

昨年度の戦い方のまとめ

昨シーズン(2020年)のプレイングスタイル指標だ。

2020年の柏レイソルプレイングスタイル指標

引用元: https://www.football-lab.jp/kasw/?year=2020

数値として注目したいのは最終ライン・コンパクトネス・自陣ポゼッションの3つの指標の関係性と、フィジカルコンタクトとロングカウンターの値だ。

まず、最初に挙げた最終ライン・コンパクトネス・自陣ポゼッションの3つの指標の説明を見てみよう。

  • コンパクトネス:
    • 相手が(相手の自陣で)ボールを保持しており、かつ守備ブロックに進入される前のプレー時における、守備側チームの最前列の選手からオフサイドラインまでの距離。
  • 最終ライン:
    • コンパクトネスと同条件時における、自陣ゴールからオフサイドラインまでの距離
  • 自陣ポゼッション
    • 自陣において20秒以上ボールを保持した攻撃

引用元: チームスタイル指標とは | データによってサッカーはもっと輝く | Football LABフットボールラボ

「最終ラインの高さ」44は名古屋グランパスと同じ。これより低い値なのは大分トリニータ(低い最終ラインで回すことに特徴)の33と、横浜FC(35)だけ、ということで下から3番目の値だ。低い位置で、「コンパクトネス」が高い。すなわち最終ラインから近い処で人を集め、ボールを狩るということ。それを支えるのが高い「フィジカルコンタクト」だ。65はかなり高い値になる。金崎夢生や吉田豊を擁するグランパスが46なことを考えると、これがどれだけ高い値なのかということがわかる。

「自陣ポゼッション」が42と低いので、奪ったら「ロングカウンター」(67)で攻めきる。

これが柏レイソルの定番だ。柏レイソルのフィジカルコンタクトに負けずに、カウンターを抑えきりたい。

グランパスの状況

  • 金崎夢生が全治8ヶ月の重傷
  • 中3日なので、メンバーを少し変えてくると思われる
  • 出場停止はなし

柏レイソル対策

好調呉屋大翔を止めろ

前節2ゴールを挙げた呉屋大翔。

【柏】「ゴールを取らないと楽しくない」という呉屋大翔の力の抜け具合が、2得点を呼び込んだ(サッカーマガジンWeb) – Yahoo!ニュース

「最初、ニアに突っ込もうと思ったんですけど、なんとなく引っかからなさそうだと感じたので、止まってよかった」  動かず、止まる。ゴールの匂いを嗅ぎ分けたのだ。

このあたりの感覚は、おそらく根拠を論理的に導き出そうとしてもできるものではないだろう。「勘」と言ってもよいのかもしれない。そのあたりが「リアルストライカー」と言われる所以だ。

呉屋大翔のベルマーレ戦スタッツ

引用元: Hiroto Goya Kashiwa Reysol videos, transfer history and stats

地上戦のデュエルで8戦3勝、空中戦で11戦5勝。タッチ数は42と多くはないが勝負をこれだけ多くしかけることができるところが素晴らしい。

オルンガに比べてもプレーエリアが広い傾向にあるので、ススっとエリアに入り込んでくることに注意をしたい。

中盤の攻防を制す!

【公式】ハイライト:柏レイソルvs湘南ベルマーレ 明治安田生命J1リーグ 第2節 2021/3/6

この試合で湘南ベルマーレのチャンスになったのは、やや低めでコンパクトに人をかけて守る最終ラインをドリブルで破られたシーンだ。後追いの守備になったときに強い選手のほうが少ないが、それを狙いたい。マテウスのドリブルを想定するのはたやすいが、ここで注目したいのは柿谷曜一朗だ。柿谷曜一朗が活躍していたときのスタイルはカウンター。彼のトラップ1つで最終ラインを破り、抜けだしてゴール。イメージはできただろうか?

良い試合になりますように

About The Author

グラぽ編集長
大手コンピューターメーカーの人事部で人財育成に携わり、スピンアウト後は動態解析などの測定技術系やWebサイト構築などを主として担当する。またかつての縁で通信会社やWebメディアなどで講師として登壇することもあり。
名古屋グランパスとはJリーグ開幕前のナビスコカップからの縁。サッカーは地元市民リーグ、フットサルは地元チームで25年ほどプレーをしている。

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