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2021年J1リーグ第6節 鹿島アントラーズ戦ミニプレビュー #grampus #antlers

昨年久々に勝てた2020年のカシマスタジアムでの一戦。名古屋グランパスはクラブ新記録の開幕6連勝、鹿島アントラーズはリーグ2勝目をかけて戦う。

その一戦をプレビューする。

アントラーズ・グランパスの予想スターティングメンバー

鹿島アントラーズの状況

  • 土居聖真・和泉竜司が怪我発表
  • 関川郁万が出場停止
  • 上田綺世・白崎凌兵が出場微妙
  • 伊藤翔・伊東幸敏・名古新太郎・山本脩斗を放出も、出場機会はほとんどなかったため、影響は極小か
  • 補強の目玉、ピトゥカ・カイキはまだ合流できず
  • ルヴァンカップでは勝利を挙げているものの、そのほかではリーグで湘南で1勝。(1分2敗)。ルヴァンカップでは1勝を挙げている
  • 前節アビスパ福岡に手痛い敗戦を喫しているため、今節は背水の陣で臨んでくると思われる。

鹿島アントラーズの戦い方

レギュラーのメンバーも変わらず、監督も変わらずで、基本的なサッカーは昨年のサッカーと変わらない。

具体的な型を表すキーワードは3つ。

  • 「激しい守備」
  • 「守備から攻撃への素早い切り替え」
  • 「少ない手数で決めきる」

Jリーグ屈指のセントラルMFレオ・シルバと三竿健斗を擁する鹿島アントラーズ。本来ならばここにブラジルでも名手と言われるピトゥカが加わることになる。今節はいないことがグランパスに大きく影響しそうだ。

アントラーズのコンセプトは名古屋グランパスと似ているが、グランパスの2列目は縦にデュエルをしかけて抜けていくのに対して、アントラーズにはファン・アラーノ、荒木遼太郎という、「作れる」「上手い」2列目がいるというところだ。

前節関川郁万が退場になってしまったが、DFラインから前線まで、一様に厳しいプレスをかけてくる。特にそのボールの奪いどころになるのはレオ・シルバと三竿健斗の2セントラルだ。彼らがフィルターとなり、前線から誘導された相手からボールを奪う。

相手バイタルエリア(ゴール中央正面エリア)でボールを奪ったら、速攻をかける。恵まれた体躯を持つ割りにスピードもあるエヴェラウドがここで効いてくる。

今年はここでキレキレだった土居聖真がサイドに流れ、ラストパスをしかけてくる、というケースが多かったのだが、その土居聖真も怪我でいない。

少ない手数で決めきるという部分で、サイドに期待されたカイキが合流できていないのは鹿島アントラーズにとってはかなり痛いはずだ。

鹿島アントラーズの新たなスター 荒木遼太郎

2年目にして鹿島アントラーズのエースナンバー「13」を与えられたことからもわかるように、鹿島アントラーズの次代のエースは彼といって良いだろう。

東福岡高校時代から、ゲームメイクなどにかける力が高いということは言われていた。ボールを貰えばドリブルでしかけることもできる。パスも出せるし、後ろから飛び込んでシュートもできる。MFとしてはなんでもできる選手という評価だったが、今年は上田綺世負傷の穴を埋めるかのように得点への意識が高まっているようだ。

【アビスパ福岡×鹿島アントラーズ|ハイライト】明治安田生命J1リーグ 第5節 | 2021シーズン|Jリーグ

63秒からのシーン、土居聖真がしかけたクロスになぜか反対サイドのサイドハーフである荒木遼太郎がニアに滑り込む。嗅覚と言ってしまえば終わりなのだが、今年4ゴール既にあげているのは偶然ではないということか。

グランパスの状況

  • 金崎夢生が全治8ヶ月の重傷
    • リハビリは順調そう
  • 山﨑凌吾が居るときは1トップ、柿谷曜一朗・シャビエル・阿部浩之らの組み合わせのときは昨年も上手く行っていた0トップで臨む
  • 中3日のため、横浜FC戦で90分走った柿谷曜一朗はベンチスタートか。そのためターンオーバーが発生するのではと思われる。
    • 柿谷曜一朗の位置にはシャビエルか阿部浩之が入ってくると思われる
    • グラぽは阿部浩之を予想
  • 出場停止はなし

鹿島アントラーズ対策

阿部浩之 or シャビエル or 柿谷曜一朗のトップ下を活かせ

横浜FC戦では、稲垣祥・米本拓司へのパスコースが完全に消され、サイドに活路を見いだしてサイドでの質的優位で相手を粉砕する、という身も蓋もない表現をするとそんな手法で乗り切った。

がしかし、鹿島アントラーズ相手には、ファン・アラーノも荒木遼太郎もそんな質的優位で乗り切れる相手ではない。

ではどういう活路があるかといえば、実は昨年後半もよく阿部浩之がやっていた阿部浩之が落ちての3センター化、ボールを受けて収めるというプレーだ。うまく中盤にボールが付けられなければずっとサンドバッグ状態になってしまう。誰がトップ下になるかどうかわからないが、うまくボールの受け手になって欲しい。

荒木遼太郎の裏を突け

荒木遼太郎はスーパーな選手ではあるが、今年攻撃の局面で前に出すぎているように思える。そうなると荒木遼太郎の裏は大きく空くはずだ。そこに数的優位が発生する。対面するマテウスや相馬勇紀は、守備に回るだけでなく、荒木遼太郎の戻りよりも速くサイドを攻略して欲しい。

センターバックを釣り出せ

アントラーズの右サイドは小泉慶・広瀬陸斗、左サイドは杉岡大暉・永戸勝也とターンオーバーというわけでもなく、決めかねているのではないだろうか。両サイドが定まっていないことは、1試合平均1点を超える失点数に繋がっていると思われる。(4試合6失点:1試合平均1.5点)

サイドとの連携が熟成されないと、どこまで任せることができるか、センターバックは見切ることができない。ついポジションを空けてしまう可能性が出てくる。

そこにトップ下や逆サイドの選手が詰めることができれば、かなりの大チャンスになるはずだ。

レオ・シルバならばそういったスペースも抜け目なくフォローしてくれたはずだった。(実際昨年のカシマスタジアムでのグランパス戦でも1点もののチャンスをレオ・シルバによって防がれてしまっていた)しかし、今年のレオ・シルバはCOVID-19感染の影響で少しコンディションを落としている。

サイドで仕掛けてセンターバックを釣り出し、空いたスペースにクロスを入れてFWやトップ下、逆サイドの選手が詰める。これを狙いたい。

良い試合になりますように。

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About The Author

グラぽ編集長
大手コンピューターメーカーの人事部で人財育成に携わり、スピンアウト後は動態解析などの測定技術系やWebサイト構築などを主として担当する。またかつての縁で通信会社やWebメディアなどで講師として登壇することもあり。
名古屋グランパスとはJリーグ開幕前のナビスコカップからの縁。サッカーは地元市民リーグ、フットサルは地元チームで25年ほどプレーをしている。

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