はじめに
本日は、湘南ベルマーレとのアウェイゲームです。
長谷川監督も重要な一戦と位置付けており「私も選手も、この試合の重要性はわかっているつもりです。上のチームからしたらプレッシャーの掛かる試合になると思います。ただ、今までもそういうゲームをしてきているので、今までと同様にアグレッシブに闘っていきたいと思っています」とコメントしています。
この試合をプレビューします。
両チームの予想布陣
両チームの出場停止情報などを踏まえ、先発を予想しました。
①湘南ベルマーレ
湘南は3-1-4-2の布陣と予想しています。
- GK:谷と予想。
- DF:3バックは杉岡、大岩、舘のトリオと予想。
- MF:アンカーは米本が名古屋からのレンタル移籍で出場不可のため田中と予想。両WBは高橋と石原、IHは茨田と池田と予想します。
- FW:町野と瀬川の2トップと予想します。ウェリントンの投入があるのであれば、両チームの疲労が出てくる後半途中からと考えます。
②名古屋グランパス
名古屋は3-1-4-2と予想しています。
- GK:ランゲラックと予想。
- DF:3バックは中谷、藤井、丸山と予想。
- MF:アンカーはレオシルバ、IHに稲垣、仙頭と予想。森下が出場停止の為、右WBに相馬、左WBに河面と予想します。右WBに石田、左WBに相馬のコンビになる可能性もありますが、FWの負傷者が多い現状では石田をベンチに置き戦況に応じて起用するのではと考えました。
- FW:カストロと柿谷のコンビと予想します。
名古屋グランパスの勝ち筋
①ショートカウンターに移行させない
【京都サンガF.C.×湘南ベルマーレ|ハイライト】明治安田生命J1リーグ 第18節 | 2022シーズン|Jリーグ
名古屋も湘南もショート/ロングカウンターを武器にしているという意味では良く似たチームです。名古屋がファストブレイクで前線からプレスで相手のパスコースを限定しボールを奪う、湘南は前線からフルコートマンツーマンのような形でプレスを仕掛けボールを奪う、と手段は若干異なりますが、選手配置と運動量で数的優位の攻撃局面を作る発想は両チーム共に似ています。
また、前回対戦時と違うのが、最近の湘南はFWの町野が高い決定率でフィニッシャーとして活躍している点です。
町野修斗 2022 選手データ | データによってサッカーはもっと輝く | Football LAB
カウンター攻撃でもセットプレーでも決定力があるため、シュートチャンスを多く与えると脅威になります。
【湘南ベルマーレ×FC東京|ハイライト】明治安田生命J1リーグ 第17節 | 2022シーズン|Jリーグ
名古屋はボール保持の時のパス回しで簡単にパスカットされない、DFラインの裏を取られない位置取りとカバーリングが必要になります。気温が暑い中での試合にはなりますが、集中力を切らさず無失点で切り抜けて欲しいところです。
②サイド攻撃からシュートやセットプレーを狙いたい
今シーズンの名古屋はサイド攻撃、ロングカウンター、セットプレーを特徴としており、この試合でも名古屋の長所を如何に発揮するかが勝敗の行方を左右します。
名古屋は森下が出場停止という苦しい状況ではありますが、湘南ベルマーレの今シーズンの失点の内、クロスからの失点は30%を占めているため、積極的にサイド攻撃を狙いシュートやCKなどのセットプレーに結びつけたいところです。
リーグサマリー:2022 J1 失点パターン | データによってサッカーはもっと輝く | Football LAB
おわりに
名古屋は直近のリーグ戦3試合で勝点1しかあげられていませんが、巻き返しを図るには負けられません。
現地観戦される方もそうでない方も、それぞれの場所で応援しましょう。
良い試合になりますように。