はじめに
本日は鯱の大祭典初日、J1リーグ14位のアルビレックス新潟とのホームゲームです。
アルビレックス新潟はJ2時代からの徹底したボール保持と時折見せる前線からのハイプレスは健在、前回は新潟に退場者が出たことで逆転勝利できましたが、下位とはいえ油断は出来ないチームです。
対して、名古屋は10番のマテウスカストロが海外移籍しました。前半戦に活躍したエースが抜け、リーグ後半戦はどのようなチームに変貌していくのか。変化の片鱗を見せてくれるのか。注目の一戦でもあります。この試合をプレビューします。
現在の順位
名古屋グランパスは現在3位。上位争いに食い込み続けるためには本日も勝利が欲しいところです。
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両チームの予想布陣
名古屋グランパス
本日も継続して初期配置は3-4-1-2(3ｰ4ｰ3)と予想します。
- GK：ランゲラックと予想。
- DF：藤井、中谷、河面の3バックと予想。
- MF：IHに稲垣と内田のコンビ、WBに森下、久保と予想。水曜日の天皇杯でフル出場した野上をベンチに置き、出場機会のなかった久保を右WBとして起用すると予想しました。
- FW：和泉、ユンカー、永井の3トップと予想します。森島はリーグ戦の出場選手として未登録と報道されており、本職である重廣のコンディションが不明という状況であるため、マテウスカストロの抜けたトップ下には和泉を起用すると予想します。また、前田直輝は劣勢時のジョーカーとしてベンチ入りはすると考えました。
アルビレックス新潟
初期の選手配置は4-2-3-1と予想します。新潟も水曜日にアウェイで町田と対戦しており、右SBレギュラーの新井が出場停止でもあるため、先発出場選手は変更すると予想します。
- GK：小島を起用すると予想。
- DF：トーマスデン、舞行龍ジェームズのCBコンビ、藤原、渡邊のSBと予想します。
- MF：星と高のCHコンビ、OHに小見、松田、三戸と予想します。足が速くドリブル突破が得意な両SHを筆頭に、ボール保持だけでなく攻撃面でも違いを発揮する選手が揃っています。
- FW：鈴木の1トップと予想します。
名古屋グランパスの勝ち筋
【守備面】新潟のパス回しに振り回されない、焦らない
新潟は機動力のある選手を多く配置し、前線からボールを奪いアグレッシブに戦います。そしてボールを奪えばボールを保持、カウンター攻撃だけでなく、ゆっくり攻める局面でも相手チームの選手を動かし隙を突くのが上手いチームです。小見や三戸を中心にドリブルでボールを運べる選手も多く、中2日という日程もありハイプレスをかけられる時間も長くはないでしょう。名古屋守備陣も対応に苦慮することが予想されます。
本日の試合では新潟がボールを握り名古屋の選手が自陣ゴール前で耐え忍ぶ時間帯が長くなると思われますが、焦らずに戦って欲しいと思います。
【攻撃面】ファストブレイクでDFラインの裏を突きたい
新潟はDFラインが高めの位置取りをしていることが多く、名古屋が新潟陣内でボールを奪ったらこのDFライン裏のスペースを起点に新潟ゴール前まで一気に攻め込みたいところです。
夏の補強もあり、ボール保持の局面でも攻撃面で違いを見せられたら、と欲をかきたくなる選手層にもなってきました。しかし今年の名古屋の基本の攻撃はファストブレイク。ユンカーをはじめとしたFW陣の活躍に期待したいところです。
おわりに
水曜日の天皇杯から中2日と、前節の京都戦と同じくコンディション面で難しい試合となります。新しく加入したメンバーを含め、総合力で勝ち切ってほしいと願っています。良い試合になりますように。