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2024年J1リーグ第6節 北海道コンサドーレ札幌戦ミニレビュー&第7節アビスパ戦ミニプレビュー #グランパス #コンサドーレ #アビスパ福岡

はじめに

コンウェンですこんにちは。ミッドウィークの試合ということもあり、ある程度スタメン選手を入れ替えて望んだ1戦。結果ちょっとずつ噛み合わない感じのヤキモキする試合展開ではありましたがなんとか逆転勝利で勝率5割に戻すことができました。がんばった。日本ではミッドウィークって表現サッカー以外であんまり聞かないよね、なんて余計な事を考えながら、第6節ミニレビュー&第7節ミニプレビューよろしくお願いします。

第6節レビュー

それでは第 6節の名古屋と北海道コンサドーレ札幌のfootballlabのCBP関係を比較してみます。J平均を1とした時の各チームの値をプロットしています。

1.名古屋グランパス・北海道コンサドーレ札幌のチャンスビルディングポイント比較
1.名古屋グランパス・北海道コンサドーレ札幌のチャンスビルディングポイント比較

CBP:Chance Building Point「選手(またはチーム)が試合を通じてどれだけチャンス機会(≒シュート機会)を構築することができたか」というもので、詳細に興味がある方は下記リンクを確認ください。興味無い方は「なんかチームにどれだけ貢献できたかの指標」位で大丈夫です。

試合短評

全体グラフを見ると大体私の印象通りのグラフかなぁという感じです。パスとドリブルでゴール前に迫ってくる札幌にだいぶ押し込まれてながらも決定的なシュートを打たれなかったおかげでなんとか1失点にとどまった。個人ポイントを見てもそんな感じ。パスもドリブルもボッコボコです(2節連続2回目)。小林祐希はキープも前進もしっかりとできており上手かったですね。名古屋の攻撃視点でいうと倍井が前線で頑張ってポイントを稼いでいます。開幕からずっと好調で素晴らしい。一方でWBも攻撃能力がウリの山中というところもあってもうちょっと守備に戻っていただいても…という感じもなきにしもあらず。

2.【名古屋第6節】パスポイント個人データ
2.【名古屋第6節】パスポイント個人データ

3.【名古屋第6節】ドリブルポイント個人データ
3.【名古屋第6節】ドリブルポイント個人データ

4.【名古屋第6節】クロスポイント個人データ
4.【名古屋第6節】クロスポイント個人データ

その分中盤で椎橋が頑張ってくれていました。目立たない地味な役回りかもだけどちゃんと数字に出ているぞ。また、三國は試合ごとに目に見えて成長していますね。すっかり守備の要です。ミクニムソウ(©ソウソウさん@guri_gura2010)。パスポイントの図にもマークしたように攻撃参加も◎。ただあと少しキック精度というかKYP(キック優しさポイント)が上がれば満点です(小声)。

5.【名古屋第6節】奪取ポイント個人データ
5.【名古屋第6節】奪取ポイント個人データ

倍井と山中の話が良い例ですが、個性(武器)の強い選手たちが集まっている分、組み合わせや使い方で噛み合わせや生き方が変わってくるなぁと感じました。攻撃で生きなければいけない個性が守備に回らざるを得なければ苦しくなる。ただ3人目の動きで回るようにもなるし、上手く噛み合えば永井の足✕河面のキックの様に一発で盤面をひっくり返す事すら出来る。そんな無数の組み合わせを更に相手チームの狙いと噛み合う様に組み立てなければ勝利へは近づけない。サッカーって面白いですね。

第7節プレビュー

それでは第7節アビスパ福岡戦のプレビューです.名古屋と福岡のデータ(シーズン平均)をプロットしてみます。

6.名古屋グランパス・アビスパ福岡のチャンスビルディングポイント比較
6.名古屋グランパス・アビスパ福岡のチャンスビルディングポイント比較

福岡攻撃

ここまで尖ったグラフのチームと当たってきたから余計思うのかもですが、全体グラフでは大きく突出した数字は無しです。ただシュートポイントはJ平均より高く、注意が必要です。そこでキープレイヤーは2試合連続得点中のシャハブ・ザヘディ。イラン代表のCFで高さ速さ技術パワーすべてに高水準の万能型FWの様です。そして天敵ラッシュ2回戦ウェリントン。説明は不要だと思いますが高くて強い、やられている印象がものすごく強い選手です。「やられたくないなら味方にすればいいじゃない」と獲得直前だったとの報道もありましたが、やっぱり獲得出来ていれば…とならないように頑張ってもらいましょう。おそらくザヘディスタメン、交代で終盤ウェリントンと一瞬たりとも気の抜けない試合になるでしょう。得点パターンもクロスからが多く中でズドン!とやられないように。

7.【福岡第6節終了時点】得点パターン
7.【福岡第6節終了時点】得点パターン

また、福岡はボール支配率がリーグで最も低く、こちらがボールを持つ時間が増えそうです。持たされて、失って、ザヘディ(ウェリントン)!みたいなことがないよう、ボールは友達、慎重に闘ってもらいたいですね。

8.【24シーズン第6節終了時点】ボール保持率
8.【24シーズン第6節終了時点】ボール保持率

福岡守備

福岡のフォーメーションは3-4-2-1が基本と思われます.守備時は名古屋3CBに対して前の3枚が、中盤4枚がそれぞれ名古屋のダブルボランチとWBを見ることになり、マンツーマンで当たることができる嚙み合わせになってくると思います。各所で1対1で勝つことが求められる展開で当たられるとどうにもバタバタボールを失うシーンが見受けられる名古屋ですが、前の選手がシッカリと出口を作ってあげる事が必要です。全員が怖がらずに顔を出し、ボールをもらいに行ってほしいです。

また、失点パターンはクロスからが多く、積極的に上げていってもよいかもしれません。

9.【福岡第6節終了時点】失点パターン
9.【福岡第6節終了時点】失点パターン

最後に

3連勝でついに勝率5割、順位も一桁に回復。とりあえず一息…つくことなくさらに上を目指して選手は頑張っていると思います。これまでのボール保持して押し込むの大好きなチームとの対戦からおそらく展開は一変しますが、上を目指すにはいろんなパターンで勝てるようになってもらわなければなりません。次も勝つよ!!

福岡戦のキーマン三國ケネディエブス
福岡戦のキーマン三國ケネディエブス

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