はじめに
コンウェンですこんにちは。倍井の一人ジェットコースターによる天国と地獄。それでも勝ちきった先輩方のフォローに感謝しつつ、第8節ミニレビュー&第9節ミニプレビュー、
ミッドウィークに若手が躍動し楽しかったルヴァン杯もあり記憶薄れがちですがよろしくお願いします。
第8節レビュー
第8節の名古屋とジュビロ磐田のfootballlabのCBP関係を比較してみます。J平均を1とした時の各チームの値をプロットしています。
CBP:Chance Building Point「選手(またはチーム)が試合を通じてどれだけチャンス機会(≒シュート機会)を構築することができたか」というもので、詳細に興味がある方は下記リンクを確認ください。興味無い方は「なんかチームにどれだけ貢献できたかの指標」位で大丈夫です。
試合短評
全体グラフですが、後半ずっと10人だった事を考えるとあんまり意味のない数字なのかなと思います(本記事の主旨全否定)。かなり押し込まれながら耐えに耐え抜いた感じですね。前後半で層別できたら面白そうですが残念ながらそんなデータはありません。というわけで各種個人データを見ていきます。
まずは天国。倍井プロ初ゴールおめでとう。開幕前からずっと好調を維持しているのを見ていたのでそろそろ結果が出てほしいと思ってた。プロ初ゴールが貴重な決勝点。素晴らしい。右で作って大きく左で山中の左&倍井のドリブルでアタックの形は前節からも見えていたのでようやく実を結んだかなと思います。ナイスゴール。
んで地獄。ヒーロー倍井退場により後半は攻められ続けました。得点とった勢い、動く身体、みんなで奪い繋いだボールを自分のトラップミスで失ってはいけないと言う責任感、色々あったのはとても良くわかりますが、ね。結果負けませんでしたし相手にも怪我なく良かったですがちょっと軽率でした。しっかりと反省して次のゴール期待してます。
で、後半押し込まれまくったため、守備ポイントが嫌でも貯まります。俺達の武田を筆頭に中盤以降の選手中心に総出で凌ぎきった様子が数字からも感じ取れます。先輩方お疲れ様でした。
終わってみれば被枠内シュートは1。開幕戦以外なんだかんだ複数失点のない名古屋。素晴らしいですね。
あと、データには現れませんが、終了間際のパトの持ち上がり、ハルキのコーナーでのキープなど試合を締めるための動きが見えたのも収穫かなと思います。私のイメージですが、名古屋って勝ってても自陣に押し込められてうわーうわー言いながら時間が過ぎるのを待つ展開、なんなら耐えきれずみたいな感じもあったので(失礼)、勝ち方を知る意味でも倍井の退場は良かったのではないでしょうか(良くない)。
第9節プレビュー
第9節セレッソ大阪戦のプレビューです.名古屋とC大阪のデータ(シーズン平均)をプロットしてみます。
セレッソ大阪の特徴
さすが首位と言わざるを得ない超模範的全体グラフ。優等生。安定感。
個人で警戒すべきはやはり日本代表でも絶賛ブレイク中の右SB毎熊。攻撃系ポイントではパス・ドリブルでチーム内一位、守備系ポイントである奪取と守備が2位と攻守に隙が無いどころか武器となっている恐ろしい選手です。
加えてMF田中駿汰。アンカーの選手ですがとにかく攻守によく顔を出す選手です。前述の毎熊は脅威ですが、多分C大阪の黒幕(言葉悪)は彼。試合を見てても運動量、ポジショニングともに素晴らしく、攻撃の芽を摘みつつ攻撃の起点にもなれる素晴らしい選手です。彼をいかに自由にさせないかがポイント。アンカーなので捕まえにくいポジションなのも厄介ですが、米さんでもつけて完全に消してしまいたいところです。
さらには左SB登里。パス3位奪取3位とこちらも攻守に安定感。中央田中を避ければサイド毎熊or登里。攻撃においてもどこからも展開できるというさすが首位と言わざるを得ない(2回目)陣容。田中は札幌、登里は川崎から今年獲得しており補強大成功ですね。当たり前っちゃ当たり前なんですが、中盤とサイドが攻守に安定しているチームは大崩れしませんし、応用が利きます。対策の1案として、エルゴラッソ選手名鑑の田中への質問によると「登里はああ見えて人見知り」とのことですので右WBは誰か初対面の陽キャを起用して見るのはいかがでしょう長谷川監督。
…冗談はさておき、名古屋WBには攻守で彼らを上回ってもらわなければなりません。大変だと思うが頑張ってもらいたいですね。
FWで警戒すべきはレオ・セアラ。リーグ3試合連続ゴール中で今季すでに5ゴールと絶好調。うち2点はPKですが、どちらも自身で獲得したものです。のこり3点はクロスから決めており、強力なサイドから突破されクロスを入れられないよう注意です。まだ複数失点の無い(開・・・幕戦?何それおいしいの?)名古屋DF陣に踏ん張ってもらいましょう。
最後に
恐ろしい展開ながら守り切った磐田戦、若手も試しつつきっちりと勝ち切ったルヴァン大宮戦。まだまだけが人も多い中ではありますがチーム全体の調子や雰囲気は悪くないとおもわれます。伊達に首位にはたってねぇぜ!とは言ってるかどうかはしりませんが、間違いなく強敵であるC大阪戦、しっかりと応援していきましょう。
おまけ
今週のトピックスとして、Jリーグ公式サイトのデータページがリニューアルし、かなり詳細なデータを見ることができて面白いです。年代、クラブなどでも絞り込めるので、いろいろいじってみると1時間くらいあっという間に過ぎそう