グラぽ

名古屋グランパスについて語り合うページ

メニュー

2024年J1リーグ第12節サンフレッチェ広島ミニレビュー&第13節ガンバ大阪戦ミニプレビュー #grampus #グランパス #sanfrecce #ガンバ大阪

はじめに

コンウェンですこんにちは。最後の最後でようこそ最高のGW。そしてさようならGW。お仕事&学業頑張っていきましょう。GWなんて関係ねぇ方は変わらずお疲れ様でございます。というわけでバチコーンやったった第12節ミニレビュー&第13節ミニプレビュー、よろしくお願いします。

第12節レビュー

第12節の名古屋とサンフレッチェ広島のfootballlabのCBP関係を比較してみます。J平均を1とした時の各チームの値をプロットしています。

0.名古屋グランパス・サンフレッチェ広島のチャンスビルディングポイント比較
0.名古屋グランパス・サンフレッチェ広島のチャンスビルディングポイント比較

CBP:Chance Building Point「選手(またはチーム)が試合を通じてどれだけチャンス機会(≒シュート機会)を構築することができたか」というもので、詳細に興味がある方は下記リンクを確認ください。興味無い方は「なんかチームにどれだけ貢献できたかの指標」位で大丈夫です。

大黒柱になりつつある三國ケネディエブス
大黒柱になりつつある三國ケネディエブス

試合短評

全体グラフもしっかりとバチコーンやっ…てないですね(前言撤回)。試合は司のプレス→バックパスにパトのプレスによりGKからボールを奪取、開始2分で先制。更に18分パトの頑張り→司のクロス→ストライカー稲垣のヘッドで突き放すという元広島祭り。恩返し弾は本当にあったんだ!監督は嘘つきじゃなかった!

コレで目が覚めたというか元々別に寝てなかった広島はここからさらなる猛攻。その結果は飛び出た前評判通りのシュートポイントグラフが物語っています。

ただ、こういう押し込まれる展開はある意味名古屋の真骨頂。いい意味で派手なハチャンレ三國と、いい意味で派手さのない河面の鉄壁3CBを中心に、ゴールライン上でのブロックでチームを救った内田、神ミッチら全員で守りました。

1.【第12節】守備CBP個人データ
1.【第12節】守備CBP個人データ

結果的には追いつかれてしまいましたが、なかなか止めるのも難しいスーパーゴールなので無かった事にします。…というのは冗談ですがこぼれ球のスーパーミドルはどうすればいいんでしょうね。大きなクリア徹底とか1人つけるとか…?決めた越道は左サイドからの突破も強力で良い選手でした。膝を痛めてしまったようですが大事ないといいですね。ドリブルポイントには倍井はきちんと顔出してますがちょっと判断が悪いシーンが見られましたね。ユンカーも戻り少し功を焦っているのかもしれませんが、実力に申し分ないことはもうわかってますし、得点という結果もすでに残しているわけで、もう少し落ち着いてプレーの幅が増えればいいなと思います。

2.【第12節】ドリブルCBP個人データ
2.【第12節】ドリブルCBP個人データ

2−2での同点は流石に狙い通りではないでしょうが、終盤まで最低でも同点と言う監督の目論見(私の推定)をフレッシュなメンバーで達成したところでアタッカー陣をガンガン投入。中山パパも良かったですが、やはり注目は待望のキャスパーユンカーの帰還。ユンカーはボールが収まる、というか時間空間を作るのが抜群に上手いですね。ボールの置き方、体の使い方で前で余裕を作ってくれます。そこから椎橋の縦フライパスが生まれ、永井の抜け出し→ユンカーと挟み込みO.G誘発→スタッフと喜ぶパトちゃんで勝負あり。監督もしてやったりでしょう。なお、公式記録上はO.Gですが、佐々木が触らなければユンカーが叩き込んでいたハズなのでコンウェン記録上はアレは椎橋アシストで永井とユンカーの反動蹴速迅砲によるゴールとなります。色んな意味で異論は認めない。

【参考)反動蹴速迅砲】

ちなみに、全体グラフでは負けていますが、実は個人で見るとシュートポイント全体1,2位はパト&稲垣。そういう意味ではチーム全体ポイントでは負けていても局所的には内容でも勝っていたといえます(だいぶ強引)。当たり前ですがビッグチャンスを決めきるって大事ですね。

3.【第12節】シュートCBP個人データ
3.【第12節】シュートCBP個人データ

ということである意味予想外、ある意味予定通りの見事な勝利でした。印象的だった2点リードした直後のハチャンレのスタンド煽り、狭義には相手ファールに対する抗議行動なのかもですが、有利な試合展開でも緩まず、一丸となって闘おうと言う意思を感じました。その後順風満帆とは行きませんでしたが結果的にはその通り全員での勝利、勝点3をもぎ取ることが出来ました。現地の皆さん満員のアウェイをひっくり返すナイス応援お疲れ様でした。

広島戦素晴らしい守備を見せた河面旺成
広島戦素晴らしい守備を見せた河面旺成

第13節プレビュー

第13節ガンバ大阪戦のプレビューです.名古屋とガンバ大阪のデータ(シーズン平均)をプロットします。

4.名古屋グランパス・ガンバ大阪のチャンスビルディングポイント比較
4.名古屋グランパス・ガンバ大阪のチャンスビルディングポイント比較

ガンバ大阪の特徴

な、なんでみんなウチより強そうなの(魂の叫び)。飛び抜けたドリブルをはじめ全てが高水準のグラフの強敵です(決まり文句)。

その攻撃力で注意すべきはまずはウェルトン。ウェルトンはフィジカルとスピードを生かしたドリブラーで、カットインからのシュートも強烈で、彼を誰で抑えるのか注目です。主戦場は左ウイングとなりますが右もできるため、長谷川監督がどう読んで選手を配置してくるのか注目です。そして忘れてはいけないというか忘れるわけがないのが宇佐美です。チーム内の攻撃系BCPがすべて上位(赤文字は1位)。彼の攻撃センスは説明不要でしょう。チームゴールランキング2位の坂本も決定力は高く、注意が必要です。

5.【G大阪12節終了時】個人CBP
5.【G大阪12節終了時】個人CBP

個の力のある攻撃面も恐ろしいのですがG大阪は守備面でも優れており、被シュート数はリーグ13位と高い数字ではないものの、被ゴール3位、被シュート成功率2位と、シュートは打たれるもののゴールを割られていないチームとなります。被ゴール期待値も低く抑えられており、十分な体勢、いい位置でなかなかシュートを撃たせてもらえないかもしれません。

6.【G大阪12節終了時】チームChance Bulldingデータ
6.【G大阪12節終了時】チームChance Bulldingデータ
7.【G大阪12節終了時】被ゴール期待値と被ゴール
7.【G大阪12節終了時】被ゴール期待値と被ゴール

守備の要は中谷。ファイター系のCBですので特に地上戦では当たり負けしないようにしてもらいたいと思います。またCBの相方はもうひとりの要であった三浦が怪我で離脱中のため、サイドバックでの出場が多かった福岡になると思われます。バランスの良い選手ですが、このあたりの変化をうまくつけるかがポイントとなりそうです。

8.【G大阪12節終了時】守備ポイント
8.【G大阪12節終了時】守備ポイント

最後に

ハラハラドキドキしながらなんとかもぎ取った最高のGW。一息つく間もなく連戦が続きますが、今年の選手層✕監督のプランニングなら、様々な色を出しながら臨機応変に戦ってくれるのではないかと思います。上を目指すならポロポロ取りこぼすわけにはいきません。引き続き応援していきましょう。そろそろ現地行きたいなぁ(独り言)。

Leave A Reply

*

CAPTCHA


このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください

Share / Subscribe
Facebook Likes
Tweets
Hatena Bookmarks
Pocket
Evernote
Feedly
Send to LINE