はじめに
本日はJ1リーグ8位のガンバ大阪とのホームゲームです。
両チームともに直近のリーグ戦5試合では調子は似たようなものですが、前節は名古屋は広島にアウェイ戦で勝利、ガンバ大阪は大阪ダービーに勝利し勢いに乗り始めています。今節は両チームともに上位争いについていくために勝ち点3が欲しい一戦となります。
この試合をプレビューします。
現在の順位
首位町田との勝ち点差は6。今節でリーグ戦の1/3を消化することになりますし、首位争いをしているチームは簡単に勝ち点を落としません。名古屋が順位をあげていくために今節も勝ち点3を期待したいところです。
両チームの出場停止選手
両チームともに出場停止選手はいません。
両チームの予想布陣
名古屋グランパス
前節と同じく基本布陣は3-4-2-1の布陣で変わらないでしょう。ガンバ大阪の右サイドにはウェルトンという前進する馬力と決定力がある選手がいるため、対面する名古屋の左サイドは守備に忙殺される時間も多くなると考えます。
- GK：ランゲラックと予想。
- DF：三國、ハチャンレ、河面の3バックと予想。
- MF：IHに稲垣と椎橋のコンビ、WBに中山、和泉と予想。
- FW：森島、倍井の2シャドー、CFに永井と予想。ユンカーとパトリックは後半途中から得点の欲しい場面で投入されると予想しました。
ガンバ大阪
基本布陣は4-2-3-1を継続すると予想。ネタラヴィとジェバリの2名の外国籍選手が負傷から復帰すると報道されているため、前節から若干先発選手を変更すると考えました。
- GK：一森と予想。
- DF：中谷、福岡のCBコンビ、半田、黒川の両SBと予想。
- MF：CHにネタラヴィとダワン、OHに坂本、SHにウェルトン、倉田と予想。
- FW：宇佐美の1トップと予想。
名古屋グランパスの勝ち筋
【守備面のポイント】
ウェルトン、宇佐美を擁する強力な攻撃陣に対し、全員で守備強度を高く守り切ってほしい
（コッソリ）大阪ダービーでは、宇佐美が中盤まで降りてボール奪取し、カウンターに繋げるというシーンが散見されたから、そこも注意だぞ
今シーズンのガンバ大阪は敵陣におけるボール保持もロングカウンターも強力です。DFラインからボールを保持し、相手を動かしてシュートまで持ち込める上に宇佐美、ウェルトン、坂本のように個人技でシュートまで持ち込める選手も脅威です。
名古屋は攻守においてCH2名の運動量、球際の強さを要求されます。対してガンバ大阪は中盤の真ん中に3名並ぶ選手配置。名古屋のCH2名は守備時に1人分数的不利となる状況も多くなります。踏ん張ってほしい。
名古屋は中盤での守備強度で後手を踏まないこと。今シーズンは前線からのプレスもより守備強度の高さを求められているようですし、2シャドーもCFも守備での貢献は必須です。前節の1点目、2点目のように上手くはまればシュートまで少ないパス数で迫れますし、今節も同様のシーンを多く作ることを期待したいです。
【守備面の予習】
ガンバ大阪は宇佐美、ウェルトン、坂本が絶好調で脅威です
【攻撃面のポイント】
両WBを中心にサイド攻撃から優位をとり、ファストブレイクで刺し切りたい
名古屋としてはガンバ大阪のDFラインからのパスを中盤で奪い、ファストブレイクで攻め切る展開が多くなることが理想です。
ガンバ大阪はボールを奪われた後の自陣ゴール前までの戻りも速いチームであり、中谷を中心としたCBコンビはDFラインも自陣ゴール前までズルズル下げませんし、マークにつけばボールを受けた選手を簡単に前に向かせません。名古屋としてはサイド攻撃からガンバDFラインの裏のスペースを崩したいところです。
空中戦の強さではパトリック、DFライン裏のスペースを突くスピードの優位性で永井、ユンカーなど戦況に応じてFWを順次投入し、ガンバ大阪の守備陣に90分間脅威を与え続けることでゴールを奪いきりたい。
【攻撃面の予習】
前節は3得点ともボール奪取から攻め切ることで得点できました。今節も継続を。
おわりに
今節もキッズワンダーランドということでイベントが盛りだくさんです。
森島のインタビューにもありますが、来週は水曜日にもリーグ戦が組まれており、中3日、中2日の連戦となります。
上位争いに踏みとどまるために勝ち点を積み続ける必要がありますし、それぞれの場所で名古屋グランパスを後押ししましょう。
良い試合になりますように。