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2024年J1リーグ第30節FC東京戦ミニレビュー&第29節アルビレックス新潟戦ミニプレビュー #grampus #グランパス #fctokyo #アルビレックス新潟 K0053

はじめに

コンウェンですこんにちは。なかなかに衝撃的な敗戦を食らってしまいました。新潟戦プレビューは間違い探しレベルだけどちゃんと情報は更新してます第30節ミニレビュー&第29節ミニプレビュー、よろしくお願いします。

第30節レビュー

第30節の名古屋とFC東京のfootballlabのCBP関係の比較です。J平均を1とした時の各チームの値をプロットしています。

1.名古屋グランパス・FC東京のチャンスビルディングポイント比較
1.名古屋グランパス・FC東京のチャンスビルディングポイント比較

CBP:Chance Building Point「選手(またはチーム)が試合を通じてどれだけチャンス機会(≒シュート機会)を構築することができたか」というもので、詳細に興味がある方は下記リンクを確認ください。興味無い方は「なんかチームにどれだけ貢献できたかの指標」位で大丈夫です。

試合短評

うーん、名古屋のグラフをそのまま倍大きくしたような形のグラフで敗戦。プレビューでグラフ傾向似てるかななんて書いたら最もイヤな感じでその通りの結果を突きつけられました。

中盤の高、小泉ペアを警戒していたらまさかの右SB小泉。スタートのポジションとしては多分初めて?の奇策にきれいにハマってしまいました。小泉をケアするため、名古屋の武器となるはずだった左サイド山中は押し下げられ、更に小泉は高、東と連携し、臨機応変に中盤でボールをさばくことで名古屋のプレスはチグハグに。結果仲川に前向きにボールを持たれ失点。あとは記憶にございません()。

決定率28%叩き出されたらどうしようもないですね。他にもクロス50%、タックル80%と東京の大事なプレーの成功率が軒並み高く、混乱を収められなかった様子が見えます。終始そんな感じではありましたが、終盤に和泉中山倍井あたりの途中出場勢が気を吐いてチャンスを作っていたのは好材料だと思います。次に期待。

2.【第30節】スタッツ抜粋
2.【第30節】スタッツ抜粋

個人CBP

個人データを見てみます。攻撃CBPでは大活躍だった仲川が1位。あれだけの能力のある選手に前向いてプレーさせたらキツイですね。2失点目も河面のヘッドでのクリアの甘さ起点とはいえ、そこにしっかり反応してチャンスを作る能力は流石でした。名古屋では途中出場ながら和泉が1位。パス、クロスでポイントを稼いでいました。どこのポジションをやっても安定感のあるプレーは素敵です。

3.【第30節】攻撃CBP個人データ
3.【第30節】攻撃CBP個人データ

奪取・守備CBP名古屋1位は共に野上。展開に合わせで右WB、右CB両方そつなくこなしてくれました。便利で(言い方)頼れる漢です。奪取全体1位には東。やはりこのように中盤が奪取ポイントを稼げない&稼がれると押し込まれ辛い展開になってしまいますね。

4.【第30節】奪取CBP個人データ
4.【第30節】奪取CBP個人データ
5.【第30節】守備CBP個人データ
5.【第30節】守備CBP個人データ

あとよかったと思うのは倍井。最近出番も減ってどうかなという感じもありましたが、途中出場ながらドリブル・クロスCBPで上位。やみくもに突っ込んで奪われるシーンは減り、確実に持ち上がりチャンスを創出してくれました。

6.【第30節】ドリブルCBP個人データ
6.【第30節】ドリブルCBP個人データ
7.【第30節】クロスCBP個人データ
7.【第30節】クロスCBP個人データ

というわけで、相手の策にきれいに噛み合ってしまった名古屋でした。外から見て言うほど簡単でないのは承知の上ですが、混乱が起きた時、上手く行かない時、早めにピッチレベルで修正、意思統一出来るといいですね…。まぁ次だ次。

この日短い出場時間のなかで気を吐いた倍井謙(写真は浦和戦のもの)
この日短い出場時間のなかで気を吐いた倍井謙(写真は浦和戦のもの)

第29節プレビュー

第29節アルビレックス新潟戦のプレビューです。名古屋と新潟のデータ(シーズン平均)をプロットします。

8.名古屋グランパス・アルビレックス新潟のチャンスビルディングポイント比較
8.名古屋グランパス・アルビレックス新潟のチャンスビルディングポイント比較

下は、先回対戦第18節のグラフです

9.【第3節】CBP比較
9.【第3節】CBP比較

試合展望

新潟は攻撃系がデカいグラフのチームです。保持率はリーグ1位、パスCBPがリーグ2位とボールを保持し、パスをつないで攻撃を組み立ててくるチームです。TeamStyleをみてみると、自陣敵陣ともにポゼッションが高く、一方AGI(攻撃時どれだけ相手ゴールに近づけたかの指標)は20位と、じっくりボールをもってチャンスを伺ってくるチームであることが読み取れます。相手の保持率が高いゲームというと、広島や湘南のようにボールをもってガンガン攻め込んでくるイメージが強いですが、少し傾向が違うようです。焦れることなく、またボールを回される中で守備バランスが崩れることの無い様、辛抱強く守備ブロックを構築できるかがカギとなるかもしれません。

また、ハイプレッシング、カウンタープレスの値も高く、辛抱して奪ったボールを即時奪回されないようにきっちりマイボールにすることも大事なポイントとなりそうです。

10.【新潟30節終了時】Team Style
10.【新潟30節終了時】Team Style
11-1.【新潟30節終了時】AGI/KAGI
11-1.【新潟30節終了時】AGI/KAGI
11-2.AGIとKAGIの説明
11-2.AGIとKAGIの説明

個人CBP

個人CBPを見るとキーマンは中盤の秋山、攻撃、パス、奪取CBPがチーム1位と、絶対に自由にさせたくない選手です。先日第一子誕生とのことで(おめでとうございます)、精神的にも良い状態で名古屋戦に臨んでくるのではと思われます。同様に攻守に怖いのは右サイドバックの藤原。守備/奪取CBPが高いうえにパスCBPも高く、注意が必要な選手です。エースストライカーは谷口。今シーズンすでに10ゴールと抜群の得点力をもっています。守備を見るとCBの舞行龍ジェームズが怪我とのことで守備能力の高いトーマスデンとコンビを組むのが誰となるか注目ですが、どちらにしろ得点力が物足りない名古屋にとっては強敵となります。前節フルで出場したユンカーか、好調を維持するパトリック、俺たちの永井、誰が出るかはわかりませんが、負けずに攻め込んでもらいたいものです。

12.【新潟30節終了時】個人CBP
12.【新潟30節終了時】個人CBP

最後に

悔しい悔しい敗戦となってしまいました。まぁこれもサッカー、なってしまったものはしょうがない。過密日程ですのでまずはしっかりと体と頭を休めつつ、悪かった所は改善し、良かったところを次へ繋げて、強敵(全チームですけどね)新潟との1戦に臨んでもらいたいと思います。それでは。

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