
お題箱からのネタです。
グランパスの最大勝ち点は37、それに対してヴィッセル神戸の最大勝ち点は40です。1勝足りません。
あー、あの試合とあの試合で・・・なんて振り返りたくなりますが、そういうことはいまさら言っても仕方ないことなので言いません。
グランパスファミリーとしては、残り3試合でできるだけ結果を残してもらうしかないです。
まず、勝ち点だけでみると、残り試合は3か4試合(神戸と京都のみ)、それでグランパスを上回れるのは福岡以外のチームということになります。
なーんだ、まだ決まっているのは9位以上か、って思わないでください。よーくみてください。黄色で塗ってるところは直接対決。つまり、どっちかしか勝つことはないんです。
結論から言うと「名古屋が残り3試合を全部負けて勝点28のまま止まったとしても、他チーム同士の直接対戦があるため、名古屋を勝点で上回るチームを6つ同時には発生しません」
まず、名古屋を勝点で上回れる候補
名古屋は現在勝点28。
残り全敗なら最終勝点28です。
| チーム | 現在勝点 | 最大勝ち点 | 勝点29以上に必要な勝点 |
|---|---|---|---|
| 神戸 | 28 | 40 | +1 |
| ガンバ | 25 | 31 | +4 |
| 清水 | 22 | 31 | +7 |
| セレッソ | 22 | 31 | +7 |
| 広島 | 21 | 30 | +8 |
| 京都 | 20 | 32 | +9 |
| 岡山 | 20 | 29 | +9 |
名古屋グランパスは得失点差が良いので、それを明示的に上回るには勝ち点で上回る必要があるだろう、と考えると勝ち点29を取られる可能性があるのは上記チームということになります。
V・ファーレン長崎の場合(勝ち点差9・得失点差差分13)
長崎との勝ち点差は9。残り3試合ですので長崎3連勝+名古屋3連敗、かつ、13点の得失点差を埋める必要があります。現実的には抜かれない可能性が高いと思います。
ファジアーノ岡山の場合(勝ち点差8・得失点差差分12)
岡山はちょっと特殊で、岡山の残り対戦相手は、ヴィッセル神戸、清水エスパルス、セレッソ大阪です。
このチームはすべて上位候補になります。つまり、岡山が頑張ると必然的にこの3チームが落ちることになります。この3チームが勝ち続けたら岡山が落ちるし、そうじゃない場合は上位3チームのどこかが脱落します。
神戸に勝ってくれるのが一番ありがたいんですけどね!
京都サンガFCの場合(勝ち点差8・得失点差差分7)※残4試合
京都サンガは神戸とならんで4試合残り試合(名古屋グランパス、ヴィッセル神戸、サンフレッチェ広島、V・ファーレン長崎)があります。そのため、名古屋グランパスとの勝ち点差は7ですが、十分に逆転のチャンスはあります。3勝以上をあげれば勝ち点29以上を達成できます。
名古屋グランパス・ヴィッセル神戸との直接対決があるため、ほぼそれ次第といって良いでしょう。
ヴィッセル神戸キラー(名古屋グランパスキラーでもある)のマルコ・トゥーリオが欠場しているのが気になりますが、ラファエル・エリアスが復帰しているので名古屋グランパスもヴィッセル神戸もやられる可能性が高いという、まさに「台風の目」になる可能性のあるチームです。
サンフレッチェ広島の場合(勝ち点差7・得失点差差分6)
サンフレッチェの対戦相手は、ガンバ大阪・京都サンガFC・名古屋グランパスです。どれも上位争いの相手ですが、得失点差6を上回ることができなければ勝ち点28では足りず、勝ち点29に達するには2勝1PK勝ち以上が必要で、サンフレッチェがその成績をあげれば必然的にガンバ・サンガは1位争いから脱落です。
セレッソ大阪の場合(勝ち点差6・得失点差差分7)
セレッソの対戦相手はV・ファーレン長崎、名古屋グランパス、ファジアーノ岡山です。得失点差差分を考えると現実的には最低でも2勝1PK負け(7点)が必要です。セレッソがその成績を取れば、長崎・名古屋・岡山は1位争いから脱落です。
清水エスパルスの場合(勝ち点差6・得失点差差分6)
エスパルスの対戦相手はアビスパ福岡、ファジアーノ岡山、ガンバ大阪です。勝ち点差6ですが、得失点差差分が6あるため、実質2勝1PKが必要です。エスパルスがその成績をあげた場合は、岡山・ガンバは1位争いが難しくなりそうです。
ガンバ大阪の場合(勝ち点差3・得失点差差分3)※残2試合
残り試合はサンフレッチェ広島と清水エスパルス。2試合なのが痛く、しかも両方とも上位争いの相手です。ガンバに負けたチームは脱落です。
1勝1敗でも勝ち点は並べますが、現時点で得失点差があるので、得点が必要になりそうです。
ヴィッセル神戸の場合(勝ち点差0・得失点差差分0)※残4試合
残り試合はファジアーノ岡山・京都サンガF.C.・V・ファーレン長崎・アビスパ福岡です。上位直接対決はありませんが、岡山戦のあと中2日で京都戦、中3日で長崎戦と、かなりタフなスケジュールです。ネガティブな要素としてはそれくらいでしょうか。
ヴィッセル神戸は名古屋グランパスが全勝しても勝ち点10を積み重ねれば文句なしでWEST地域リーグラウンド1位です。ヴィッセル神戸が勝利すると、対戦相手の4チームはすべて脱落です。(京都は3勝1敗でまだ可能性ありますが薄くなります)
ポイントは「岡山」と「清水・セレッソ」の関係
岡山が勝点29以上になるには、現在20なので残り3試合で+9が必要です。
つまり、残り3試合を全部90分勝ちする必要があります。
つまり岡山が勝点29以上になるには、清水とセレッソに勝たなければいけません。
でも清水とセレッソも、勝点29以上になるには現在22から「+7」が必要です。
岡山に負けると、残り2試合で取れる最大は+6なので、勝点28止まりになります。
つまり、岡山が名古屋を上回る展開にすると、清水とセレッソは名古屋を上回れない。という関係になります。
この時点で、岡山を含めて6チームが名古屋を上回るのはかなり難しくなります。
では岡山を外して、残り6チーム全てが上回れるか
岡山を外すと、名古屋を上回る6チーム候補はこうです。
神戸、ガンバ、清水、セレッソ、広島、京都
一見できそうですが、ここでも直接対戦が邪魔をします。
特に問題になるのが、
- ガンバ vs 広島
- 清水 vs ガンバ
- 京都 vs 広島
の絡みです。
清水は勝点22なので、名古屋を上回るには+7が必要です。
清水の残りは、
- 福岡
- 岡山
- ガンバ
です。
福岡と岡山に勝っても+6。
だから清水が勝点29以上になるには、ガンバ戦で最低でも勝点1が必要です。
すると、清水 vs ガンバで清水が勝点を取るぶん、ガンバが取れる勝点は減ります。
一方、ガンバは勝点25なので、名古屋を上回るには+4が必要です。
ガンバの残りは、
- 広島
- 清水
だけです。
清水戦で満額を取れないなら、ガンバは広島戦でも勝点を取らないと勝点29以上に届きません。
すると今度は、広島が困ります。
広島は勝点21なので、名古屋を上回るには+8が必要です。
広島の残りは、
- ガンバ
- 京都
- 名古屋
です。
名古屋に勝っても+3。
ガンバ戦で勝点を削られると、京都戦で取り返す必要があります。
でも、1試合で取れる勝点は最大3です。
ガンバにも勝点を渡し、京都にも関係する中で、広島が勝ち点29まで届く組み合わせはかなり薄くなります。(確定しているのは「ガンバ・清水・広島の3チームが全員同時に勝ち点29に到達することは物理的に不可能」です。)
結論
単純に各チームの最大勝点だけを見ると、
神戸も、ガンバも、清水も、セレッソも、広島も、京都も、岡山も、名古屋を上回れる可能性がある
ように見えます。
でも実際には、今後の日程で直接対戦があります。
- 岡山が上がるには、清水・セレッソを倒す必要がある
- 清水が上がるには、ガンバから勝点を取る必要がある
- ガンバが上がるには、広島から勝点を取る必要がある
- 広島が上がるには、京都戦含めて全勝で大量に勝点を取る必要がある
というふうに、誰かが勝点を取ると、別の誰かの上振れが潰れる構造になっています。
なので、確定できるのは現時点では6位以内ということになります。
※ ちなみに名古屋グランパスが2026年5月10日の京都サンガF.C.戦に勝利すると、勝ち点31となり、自動的にライバルは神戸・ガンバ・清水・セレッソに絞られます。ただガンバ対清水があるため、4位以内が確定します

