グランパスのニュースではありませんが、3月4日付けスポーツ報知で、気になる記事が掲載されています。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150304-00000018-sph-socc
記事によると、マンチェスター・シティやメルボルン・シティFC、ニューヨーク・シティFCを経営しているCFG:シティ・フットボール・グループが、完全子会社としてシティ・フットボール・ジャパン(CFJ)を設立し、本格的な活動を開始するそうです。既に横浜Fマリノスの株主にも名を連ねています。
ちなみにJリーグの資本を25%以上握るには、日本に現地法人を持っていることが条件となっていましたので、今までは少ない影響力しか横浜Fマリノスに及ぼすことはできませんでしたが、これからはその制限がなくなることになります。
また、フットボールチャンネルによると以下のようなコメントが出ているようです。
CFGのフェラン・ソリアーノCEO「CFJの設立は日産自動車株式会社や横浜マリノス株式会社だけではなく、日本のフットボールの発展に寄与し、CFGの商業機会を拡大することに繋がる」
既にCFJのディレクターとして、昨年までヴィッセル神戸の親会社だった株式会社クリムゾンフットボールクラブの利重孝夫氏が就任しているそうです。(ちなみにフットボールチャンネルは今も親会社であるかのような記事を書いていますが間違いです。)
ヴィッセル神戸の親会社だった会社から人が来て、横浜Fマリノスの株主の会社に入り、さらにCFJを母体として横浜Fマリノスへの出資を拡大しよう、ということになると、かなりきなくさい流れなんではないでしょうか?
CFGの仲介でモンバエルツ監督が指揮を執り、さらに将来を嘱望されるアデミウソンが加入しています。Jリーグのパワーバランスが大きく変わってくる可能性がありますね。これからも注意が必要です。