サッカーのデータを分析している「OPTA」。プレミアリーグやブンデスリーガなどヨーロッパのデータを見ることはできたのですが、ついにJリーグのデータも開放してくれました。
例えばこのデータ
名古屋グランパスは左端です。
- 1回の攻撃で繋がれるパスの数が横軸
- 攻撃の速度が縦軸
ある意味、少ないパスで少し速めの攻撃をしている、ということが見えてきます。
「ちょこっとファストなブレイク」ができているというのがこのデータから見える部分でしょうか。
恐ろしいデータ
サイトを見ていると恐ろしいデータを見つけました。
- 青が名古屋グランパスが支配をしていたゾーン
- 赤は横浜FCが支配をしていたゾーン、
- グレーは拮抗していたゾーン
第1節のフィールドのなかで、どちらが支配をしていたのかを示すデータです。
名古屋グランパスは、ボールを保持してじっくり攻めるチームではありません。とはいえ、自陣のかなり低い位置しか支配できていなかったことになります。
支配できた場所は?
支配できた場所はPA内と左サイドPA脇、相手の両コーナー脇です。これ、誰がいたところでしょうか?
答えはこの図で。
試合中ずうっと相手DFラインと駆け引きをしていたユンカーにゾーンの支配を求めるのは酷ですが、せめて自陣に支配する青がもっと欲しいところ。稲垣祥、内田宅哉がうまくキープできなかったことはどうにかしたいところですね。
うまく改善できますように。
この記事内のデータはすべてOPTAから引用しています