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グランパスの「Bプラン」で勝てたことに意味があるんですよ #やわらかめコラム #grampus L0326

忍者「どうも忍者です」

忍者

記者「どうも記者です」

記者

忍「勝ったでござるー(∩´∀`)∩」

記「まずは本当に勝てて良かった」

忍「自分たちのサッカーをしてくるチームには強い、それが我らが名古屋グランパスでござるよニンニン

記「そんなこと言うとまた怒られますよ!

忍「要するに『原則としてはAプランで戦う』横綱相撲のような相手の場合、対策を打ちやすいということでござる

記「勿論、横綱相手に下手な対策なんてやっても無効化されちゃうからこそ横綱は横綱でいられるわけで

忍「原則Aプランでやれる自信のあるチームには素直に尊敬でござる

記「グランパスも前監督、前々監督時代では原則どころかAプランしかないチームでしたね

忍「当時は『究極のパーになればチョキ相手でも勝てるようになる!』という境地を目指していたものでござるが

記「長谷川健太監督の下で、ある意味『普通』の、ちゃんと相手のサッカーに対策していきましょう、そのために複数の戦い方ができるようになりましょう、そんなチームを目指しているグランパスです

忍「そういう文脈では価値ある勝利となったこの試合

記「順番に振り返っていきましょう

清水エスパルス・名古屋グランパスのスターティングメンバー・ベンチ
清水エスパルス・名古屋グランパスのスターティングメンバー・ベンチ
ポジション名清水エスパルス名古屋グランパス
GK(ゴールキーパー)ピサノアレクサンドレ幸冬堀尾
CB(センターバック)高橋・宇野原・三國(みくに)ケネディエブス・佐藤
SB(サイドバック)北爪・山原
WB(ウイングバック)内田・徳元
CMF(セントラルMF・ボランチ・センター)弓場・マテウス ブエノ椎橋・稲垣
IH(インサイドハーフ)・シャドー・トップ下和泉
SH(サイドハーフ)・WG(ウイング)松崎・カピシャーバ
FW(フォワード)北川永井・マテウスカストロ
各チームのポジション名と選手名

忍「スタメンについて、やれるところはターンオーバーしようぜという雰囲気で徳元と内田にイキイキ原、さらに佐藤が出てきたでござるな

記「あとは堀尾ことピサノアレクサンドレ君ですね。監督の試合後インタビューによると今朝にダンが無理になったそうで」

忍「右膝?に痛みが出たということで、長引きはしないだろうがダンはお大事に

記「試合展開的にはどうだったでしょうか

忍「先方は事前の予想どおりにミドルゾーンでブロックを組んで奪ったら高速コンビネーションで縦に速く攻めたい感じで、前プレとかはなかったでござるな」

記「対するグランパスはハイプレスをやりませんでしたね」

忍「先方はじっくり保持ではなくて実は速攻型なので、ボールを取り上げるよりも構えて守って攻め返す方が合理的と判断したんでござろう」

記「体力的な問題もあったでしょうしね。2試合連続で後半に完全にガス欠していたのに前プレはちょっと怖いです」

忍「そういうわけで、グランパスの守備ゾーンに入ってきたらマンツーマンで絶対に潰して奪ったら永井か和泉のランニングへボールを届ける狙いで試合は進行」

記「前半の前半あたりはかなり押し込まれる展開で、ちょっとこれ大丈夫かなとも思いました」

忍「ただ、崩されていたわけではなかった、というのも事実でござる」

記「そして永井と和泉のランニングがジワジワ効いてきた、と」

忍「それだけではないでござるけども。要するに先方の守備ゾーンで前向きに当たってくる選手を、手段はどうあれ剥がせてしまえばPA付近まで進めるという構造だったので」

記「危なっかしい場面もありましたが、なんとか」

忍「先制点はまさに話題の『再現性』で、つまり稲垣が相手PAに顔を出してそこにボールを届けるという」

記「あのヘディング、本職ストライカー顔負け感がありましたね。スーパーゴールでした」

忍「ポイントは先方の守備でござる。ダゾーン解説の林さんも何度も言及していたのだが、ミラー構造じゃないのでどうしても曖昧なところが出来てしまい、それに対して特に対策はしてこなかった、ということでござる」

記「ゾーンに入ってきた相手を捕まえに行けば良いじゃんと言うのは簡単ですが、特に和泉が明らかに意図的な中間ポジションを取っていたので、難しさはあったでしょうね」

用語解説:「中間ポジション」とは、サッカーにおいて 相手選手の間に立つポジショニング のことを指します。特に攻撃時に重要で、守備側の選手同士の間に位置することで、パスを受けやすくなり、相手の守備を崩すきっかけを作ることができます。

中間ポジションのメリット

  1. フリーでボールを受けやすい
    相手のマークが曖昧になり、プレッシャーを受けずにボールを受けられる可能性が高まります。
  2. ゴール方向を向きやすい
    相手の守備ラインの間でボールを受けることで、ターンして前を向きやすくなり、ドリブルやパスの選択肢が広がります。
  3. 守備の基準を狂わせる
    守備側は誰がマークするべきか迷いやすくなり、対応が遅れることで攻撃側が有利になります。

忍「結果としては、ミドルゾーンさえ突破できればなんか割と押し込めたでござる

記「2点目は幸運もありましたね」

忍「前節のクロスバー祭りのお返しでござろう」

こうやって不運があれば幸運もある、と収束するものです

記「3点目が一番スッキリ爽快感がありましたね」

忍「堀尾のチャラいパス出しから、割とギリギリのプレーもあったのだが、右サイドでひたすら剥がせて前進できてロングロングカウンター発動」

記「山岸のコントロールがちょっともたついたように見えたのでどうなることやらと思ったら、走り込んでいた椎橋に拍手」

※編集長は記者さんは風間八宏か!って思いました「止まってない」

忍「0-3となってからは明らかに計画的塩漬け展開とし、見ていて久しぶりに、安心感含めた眠気を感じた試合でござった」

記「完勝と言っていいでしょう。ナイスゲームでした」

この試合の良かったところ

  • 堀尾、自分の足元への自信がバリ漲っててこれはすごいなと思いましたね(ダイレクトでパスをビシビシ通したり普通にキックフェイントで剥がすのは助かる)。単純な足元ならダンより実は上手いのでは? なお足を滑らせたシーンについてはちょっと三好ヶ丘の第二駐車場で話合いを……
  • 稲垣の「謎の得点力」大爆発。和泉も良かったよ。
  • 山ピースマンが復調しつつあるようで何よりです。
  • 影のMVPは文句無しに椎橋。てか稲垣と椎橋が涼しい顔してフル出場してるのは本当におかしい。
  • 佐TOYOTA、おそまつなプレーもあったのですが、あのシュートブロックだけでも拍手を送る価値あり。グッドプレーでした。あと左側でも問題なくプレーできるのはやっぱ助かる。
  • 内田すげえよ。内田がいるから助かってるよホントに。

ちなみにこれまでのハイプレス・ショートカウンター以外のプランは、
・試みたけど粉砕されたガンバ戦とか、
・戦術変更に沈んだアントラーズ戦とか・・・
あんまりうまくいってなかった。そのプランで勝利を掴めたことが重要だと思う

しかも苦手となっていた4231を攻略できたことも大きな意味がある

この試合の(´ε`;)ウーン…

  • もっとやれるでしょ! という期待感を込めて、カストロがんばれ超がんばれ。

最後に

忍「ちなみに次の岡山さんは『相手の良さを消してくるチーム』だったりする」

記「こっちが消すのか相手に消されるのか、はたまたこっちのAプランで押し通すのか、どうなることやら、ですね」

忍「岡山さん、2017年のJ2開幕戦で瑞穂で戦ったなあ、という気付けば8年前の思い出

※21年にも戦ってるようです

記「8年ぶりの戦いか……

忍「初昇格チーム相手には伝統的にやらかすグランパスなので不安もあるでござるけど、どうか良い試合になりますように

記「遠征してこられる岡山ファン・サポーターの皆様には、豊田スタジアムの凄さを是非とも満喫していただければと思っております

忍「おあとがよろしいようで」

記「それではまた次の記事でお会いいたしましょう」

忍「ニンニン🥷🥷🥷」

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