はじめに
コンウェンですこんにちは。ついに首位。暫定だけどついに首位。前節のターンオーバーの結果も含め全員でもぎ取った勝ち点3は何よりも尊いミニビュー&ミニプレビュー、よろしくお願いします。
第15節レビュー
第15節ガンバ大阪戦のfootballlabのCBP関係の比較です。J平均を1とした時の各チームの値をプロットしています。
CBP:Chance Building Point「選手(またはチーム)が試合を通じてどれだけチャンス機会(≒シュート機会)を構築することができたか」というもので、詳細に興味がある方は下記リンクを確認ください。興味無い方は「なんかチームにどれだけ貢献できたかの指標」位で大丈夫です。
試合短評
早い時間に稲垣の美しいミドルで先制後、前半中に木村のヘッドで突き放し終始優勢に試合を進めることができましたが、グラフ的には意外とガンバが大きい。最終盤の押し込まれも効いているのか攻撃系はすべてG大阪が上回っています。とはいえ名古屋のグラフが小さいわけではなく、パス、ドリブル、シュートなどはきっちりリーグ平均は上回っていますし、奪取はガンバ大阪、リーグ平均ともに上回っており、高めの位置での守備が機能していた事が伺えます。
スタッツでは全体グラフと違い名古屋がゴール期待値1.732、G大阪0.865とほぼ結果通りの数字。シュート数はほぼ変わらないものの、木村のポスト直撃ヘッドなど得点の匂いのするプレーは名古屋のほうが多かった印象です。早くト〇タグループは名古屋の攻撃の時だけ内側にボールをはじいてくれるゴールポストを開発してください。前節ターンオーバーでもぎ取った体力はスプリント回数に現れています。総走行距離はほぼ変わらないもののスプリント回数で上回っておりお互い過密日程の中走り勝っていた結果となっています。
名古屋 | G大阪 | |||||
|---|---|---|---|---|---|---|
平均 | 率 | 数 | 項目 | 数 | 率 | 平均 |
1.447 | – | 1.732 | ゴール期待値 | 0.865 | – | 1.462 |
13.5 | 13.3% | 15 | シュート | 12 | 8.3% | 13.2 |
4.5 | – | 6 | 枠内シュート | 6 | – | 5.3 |
0.0 | – | 0 | PKによるシュート | 0 | – | 0.1 |
438.0 | 75.9% | 382 | パス | 539 | 82.7% | 467.4 |
16.5 | 18.8% | 16 | クロス | 11 | 36.4% | 13.0 |
13.1 | – | 10 | 直接FK | 8 | – | 12.6 |
1.6 | – | 0 | 間接FK | 1 | – | 1.6 |
5.2 | – | 3 | CK | 4 | – | 4.5 |
17.5 | 88.9% | 18 | スローイン | 25 | 84.0% | 24.7 |
10.1 | 77.8% | 9 | ドリブル | 13 | 53.8% | 12.3 |
19.3 | 75.0% | 20 | タックル | 8 | 62.5% | 16.6 |
24.1 | – | 23 | クリア | 19 | – | 23.8 |
1.4 | – | 0 | インターセプト | 0 | – | 1.8 |
1.7 | – | 1 | オフサイド | 0 | – | 1.8 |
0.8 | – | 0 | 警告 | 2 | – | 1.3 |
0.0 | – | 0 | 退場 | 0 | – | 0.1 |
37.7 | – | 38 | 30mライン進入 | 44 | – | 39.5 |
13.6 | – | 18 | ペナルティエリア進入 | 13 | – | 14.2 |
113 | – | 114,194m | 総移動距離 | 114,120m | – | 113.0 |
137.6 | – | 165 | スプリント | 147 | – | 123.6 |
115.5 | – | 99 | 攻撃回数 | 111 | – | 122.8 |
11.7 | – | 15.2% | チャンス構築率 | 10.8% | – | 10.7 |
51.7 | – | 43.7% | ボール保持率 | 56.3% | – | 55.9 |
シュート位置も名古屋のほうが中央前目で本数を撃てています。
時間帯別の保持率・シュートです。名古屋のほうが各時間帯バランスよくシュートが撃てています。最後の最後に失点してしまいましたが、終盤だいぶシュートをまとめて打たれてますね。ここは要改善点。とはいえバタバタ必死で掻き出して耐える感じではなくわりと落ち着いて試合は支配できていたようには見えましたが。
個人CBP
個人CBPを見ていきます。パスはG大阪が高く、初瀬と山本が上位でした。名古屋は森島不在により中2日での連続スタメンとなった徳元がチーム1位と奮闘。原もランクインしてミシャ式攻撃の起点となる両サイドCBがきっちり仕事をこなしました。
名古屋 | G大阪 | |
|---|---|---|
2.65 | 初瀬 亮 | |
2.12 | 山本 天翔 | |
1.36 | 池谷 銀姿郎 | |
徳元 悠平 | 1.36 | |
原 輝綺 | 1.29 |
クロスはG大阪食野が1位。名古屋はこちらもパスと同じく原、徳元の両CBがランクイン。原は木村の得点を美しいクロスでアシスト。素晴らしいキックでした。
名古屋 | G大阪 | |
|---|---|---|
1.02 | 食野 亮太郎 | |
原 輝綺 | 0.58 | |
0.58 | 山下 諒也 | |
徳元 悠平 | 0.51 | |
浅野 雄也 | 0.49 |
ドリブルもG大阪が全体1位で奥抜。要所でいい運びを見せていました。名古屋は両WBの浅野、中山、甲田が上位。CBから組み立てWBが仕掛ける、サイドを起点とした攻撃的な振る舞いが完成しつつあります。
名古屋 | G大阪 | |
|---|---|---|
0.82 | 奥抜 侃志 | |
浅野 雄也 | 0.52 | |
0.49 | 食野 亮太郎 | |
中山 克広 | 0.43 | |
甲田 英將 | 0.4 |
シュート全体1位は最後に得点を決めた美藤。最後に詰められちゃって悔しい。名古屋はヘッドはあまり…とどこかで聞いた気がするがそんなことはなかった絶好調木村が1位。ムキム木村└( ‘ω’)┘ 。浅野も上位で調子の良さをキープ。稲垣はもう語る必要もないナイスミドル。あれだけ力の入ってないように見えるモーションであの威力とコース、すごいね(語っちゃった)。
名古屋 | G大阪 | |
|---|---|---|
3.97 | 美藤 倫 | |
木村 勇大 | 2.63 | |
浅野 雄也 | 2.49 | |
1.26 | 山本 天翔 | |
稲垣 祥 | 1.24 |
奪取はゴールも上げたG大阪MF美藤が全体1位。名古屋1位は本職ボランチ出場の高嶺CBでも別格だがボランチでも別格の仕事をやってのける高嶺。なんて漢だ。徳元もランクインし、高嶺の代わり(という表現もなんかしっくりこないが)を攻守に存分に務めてくれました。そして木村が3位と前線での守備もばっちりです。ムキム木村└( ‘ω’)┘ 。
名古屋 | G大阪 | |
|---|---|---|
21.03 | 美藤 倫 | |
16.26 | 山本 天翔 | |
高嶺 朋樹 | 15.97 | |
徳元 悠平 | 15.51 | |
木村 勇大 | 13.27 |
守備はG大阪中谷が全体1位。さすがにだいぶ防がれました。名古屋はここでも徳元がランクインしており本当に素晴らしい。藤井もきっちりランクインして貢献しております。
名古屋 | G大阪 | |
|---|---|---|
3.62 | 中谷 進之介 | |
2.46 | 池谷 銀姿郎 | |
2.27 | 三浦 弦太 | |
徳元 悠平 | 2.25 | |
藤井 陽也 | 2.06 |
というわけで、長距離移動で中2日という本来ならヘロヘロで迎える可能性のあった試合を、監督の勇気とメンバーの頑張りで見事に乗り切りついに暫定ながら首位。中でも連続出場で働ききった徳元を今試合のコンウェン的MVPとしてレビューを締めくくりたいと思います。いや全員MVPなんだけど。
第16節プレビュー
第16節京都サンガF.C. 戦のプレビューです。
名古屋との比較データ(シーズン平均)をプロットします。
試合展望
クロス以外はG大阪のほうが大きい難敵です。ドリブルシュートが高く守備では奪取が高いかなり厄介な相手となりそうです。グラフ全体では名古屋が大き目で、しっかりと攻め切って勝つ展開を期待します。一方シュートは京都のほうが高く、後述のとおり外国籍選手中心にシュートを多く打って来ることが予想され、注意が必要です。また、奪取も高く、カウンターに注意。
Chance Buildingをみるとシュートが全体4位と多い一方、成功率は低め。ある程度打ってくるのは覚悟でいい形で打たれないようにコースなどを制限していく事が大事です。逆に被シュートも多く撃ち合いの展開になる可能性もあります。しっかり枠に。
Team Styleです。ハイ&ミドルプレッシングもしくはミドルブロックからのカウンターに注意。フィジカルコンタクト、ラインブレイクランも高く、フィジカルで負けて奪われてそのまま裏抜けなどやられないようにしっかりとボールを握って戦いたいものです。セットプレーも注意。
個人CBP
個人CBPを見てみます。危険なのは一見してマルコトゥーリオ。ほぼすべての数字がチーム1位。…でしたがケガの影響?でおそらく欠場。とはいえジョアンペドロ、ラファエルエリアスといった強力な外国籍選手が多数在籍しており、特にカウンターでの一撃に注意が必要です。守備は鈴木が全体1位でここをどう剥がすかがポイントとなりそうです。
最後に
というわけで、暫定ながら首位です。何回でもいいます。あっという間に残り試合3と最終盤。ここまできたら全員で勝ち獲れ輝く星を。最後まで応援していきたいと思います。
付録1. 日程
付録2. 優勝確率
=== モデル: 残り対戦相手を入れた簡易ポアソン型モデル ===
[現在勝点 (2026-05-06終了時点)]
名古屋: 28pt (残り3試合)
神戸 : 28pt (残り4試合)[残り試合の期待追加勝点]
名古屋: 5.1835
神戸 : 8.2440[最終勝点条件の確率]
名古屋が神戸を勝点で上回る確率 : 14.055795%
名古屋が神戸に勝点で同点以上となる確率: 22.292133%








