はじめに
コンウェンですこんにちは。あっという間にラスト2節。WEST首位で最終盤を迎えてしまって僕がドキドキしても仕方ないんだがどうにも落ち着かないミニビュー&ミニプレビュー、よろしくお願いします。
第16節レビュー
第16節京都サンガF.C.戦のfootballlabのCBP関係の比較です。J平均を1とした時の各チームの値をプロットしています。
CBP:Chance Building Point「選手(またはチーム)が試合を通じてどれだけチャンス機会(≒シュート機会)を構築することができたか」というもので、詳細に興味がある方は下記リンクを確認ください。興味無い方は「なんかチームにどれだけ貢献できたかの指標」位で大丈夫です。
試合短評
なんかちょっと面白い形のグラフに。名古屋のドリブル、シュートが大きく、パスは京都が大きい形に。序盤から積極的なプレスやそこからのショートカウンターで苦しめられ、後半はラファエルエリアスとジョアンペドロを中心に攻め込まれ、多くの危ないシーンを作られました。しかしそこはシュミットダニエルを中心とした守備陣が耐え、自慢のサイドアタックとまだまだ健在新婚パワー山岸の決定力で勝ち切った。そんな試合を表しているグラフかと思います。シュートの値がデカいって素敵。
スタッツを見てもシュート、パス、クロス数、進入系スタッツは互角か京都が優勢に見える数字です。しかしゴール期待値は名古屋が倍以上高く、本当に決定的なチャンスは名古屋が多かったことが見て取れます。苦しい時間を耐えた後にいい判断でボールを運び、いいクロスをあげ、きっちりと決め切ったチームに拍手です。
名古屋 | 京都 | |||||
|---|---|---|---|---|---|---|
平均 | 率 | 数 | 項目 | 数 | 率 | 平均 |
1.444 | – | 1.393 | ゴール期待値 | 0.615 | – | 1.209 |
13.5 | 23.1% | 13 | シュート | 10 | 0.0% | 13.4 |
4.6 | – | 6 | 枠内シュート | 5 | – | 4.5 |
0.0 | – | 0 | PKによるシュート | 0 | – | 0.0 |
428.9 | 67.6% | 293 | パス | 470 | 76.6% | 381.4 |
16.4 | 26.7% | 15 | クロス | 18 | 22.2% | 14.8 |
12.7 | – | 7 | 直接FK | 12 | – | 8.3 |
1.6 | – | 1 | 間接FK | 1 | – | 2.5 |
5.4 | – | 8 | CK | 5 | – | 5.4 |
17.7 | 90.0% | 20 | スローイン | 27 | 81.5% | 28.9 |
10.3 | 61.5% | 13 | ドリブル | 5 | 80.0% | 8.4 |
19.4 | 57.1% | 21 | タックル | 14 | 64.3% | 18.0 |
24.3 | – | 27 | クリア | 23 | – | 24.9 |
1.4 | – | 1 | インターセプト | 1 | – | 1.2 |
1.6 | – | 1 | オフサイド | 1 | – | 1.9 |
0.9 | – | 1 | 警告 | 2 | – | 2.5 |
0.0 | – | 0 | 退場 | 0 | – | 0.1 |
37.1 | – | 27 | 30mライン進入 | 43 | – | 33.0 |
13.6 | – | 14 | ペナルティエリア進入 | 17 | – | 12.1 |
113 | – | 111,136m | 総移動距離 | 115,781m | – | 114.0 |
138.0 | – | 144 | スプリント | 146 | – | 157.2 |
115.8 | – | 121 | 攻撃回数 | 122 | – | 123.1 |
11.7 | – | 10.7% | チャンス構築率 | 8.2% | – | 10.9 |
51.3 | – | 44.2% | ボール保持率 | 55.8% | – | 52.6 |
シュート位置は名古屋のほうが中央、前で撃てており、シュートCBPが高いことも納得です。
時間帯別の保持率・シュートです。どの時間帯もバランスよくシュートまでもっていけています。
個人CBP
個人CBPを見ていきます。パスは上位を京都が独占。中盤の尹、米本、ジョアンペドロを中心に苦しめられました。
名古屋 | 京都 | |
|---|---|---|
1.92 | 尹 星俊 | |
1.83 | 須貝 英大 | |
1.81 | 米本 拓司 | |
1.41 | 佐藤 響 | |
1.39 | ジョアン ペドロ |
クロスは名古屋がやや優勢。両WBアシスト王中山と浅野がきっちり上位。特に先制点、浅野が右からしかけて大きく左の中山にサイドチェンジ、そして新婚へ…。美しい流れでした。京都は奥川、須貝などを中心に右サイドから多くのチャンスを作りました。浅野は2点目につながるほぼアシストなクロスも山岸へ届けており、素晴らしい活躍でした。
名古屋 | 京都 | |
|---|---|---|
中山 克広 | 1.56 | |
0.56 | 奥川 雅也 | |
浅野 雄也 | 0.52 | |
0.5 | 米本 拓司 | |
0.49 | 須貝 英大 |
ドリブルは木村が1位。仕掛ける意識は抜群です。ムキム木村└( ‘ω’)┘ 。他には高嶺徳元がランクインしております。
名古屋 | 京都 | |
|---|---|---|
木村 勇大 | 0.86 | |
0.48 | 松田 天馬 | |
0.4 | 佐藤 響 | |
高嶺 朋樹 | 0.34 | |
徳元 悠平 | 0.24 |
シュートは当然山岸。きちんと中に山岸がいるからそこをめがけて出せばいい、そんな形が自信をもってできている気がします。木村も仕掛けてからの惜しいシュートも複数あり調子◎です。甲田も機を見て積極的にシュートが撃てており素晴らしい。
名古屋 | 京都 | |
|---|---|---|
山岸 祐也 | 4.73 | |
2.63 | 本田 風智 | |
木村 勇大 | 2.44 | |
甲田 英將 | 1.3 | |
1.27 | 松田 天馬 |
奪取は藤井。鉄壁。WB浅野と中山も上位で、クロスの値とともに攻守に大活躍だった事が現れています。素晴らしい。京都はパスでも1位だった尹。いい選手です。
名古屋 | 京都 | |
|---|---|---|
藤井 陽也 | 16.44 | |
15.62 | 尹 星俊 | |
浅野 雄也 | 13.53 | |
中山 克広 | 12.94 | |
内田 宅哉 | 11.73 |
守備も藤井。頑張った。そして2位がなんとシュミットダニエル。チームを救う決定的なセーブが目立ちましたが、それ以外でもクロスやパスの処理等で大貢献。これが名古屋の「1」だ。徳元もしっかりランクイン。ミシャ式の左のCBという、タスクも多く、かつキーとなるポジションをしっかりと勤め上げてくれました。
名古屋 | 京都 | |
|---|---|---|
藤井 陽也 | 4.39 | |
シュミット ダニエル | 4.11 | |
2.24 | 鈴木 義宜 | |
2.09 | エンリケ トレヴィザン | |
徳元 悠平 | 1.89 |
というわけで、苦しい展開もありながら終わってみれば3ー0の大勝。そして首位。攻守に大奮闘の一戦となりました。ナイスゲーム。
第17節プレビュー
第17節セレッソ大阪 戦のプレビューです。
名古屋との比較データ(シーズン平均)をプロットします。

試合展望
グラフはそれぞれの特徴が出ており大きめです。C大阪はパス、ドリブルが高め、守備系は守備が高く、低い位置できっちり守ってから攻めてくる形でしょうか。一方名古屋は武器であるクロスが大きく、そのクロスからのビッグチャンスをきっちり決め切れるかがポイントとなりそうです。
Chance BuildingをみるとC大阪はシュート、被シュートともに数は少な目です。特徴的なのは被シュート成功率の値でリーグ2位、本数は撃てても簡単には決めさせてもらえなそうです。今季の名古屋の特徴であるできるだけ中央でのシュートを増やし、ゴールを割りたいところです。一方シュート成功率は低めで、ここは藤井を中心にしっかりと制限しつつ再現していきたいですね。

Team Styleです。ハイプレッシングとカウンタープレスが高い一方でブロック系はローブロックが多いという数字になっています。即時奪還を試みつつ、奪えなければローブロックへ移行してしっかりと守り切る、そんなスタイルでしょうか。攻撃は中央からが多く、CBPでも高かったパスやドリブルでの仕掛けに注意です。

個人CBP
個人CBP。攻撃は柴山が捌けて受けて打てる、そんな数字になっており注意。ゴール数が一番多いのはチアゴアンドラーデ。チーム最多の5ゴールをあげています。攻守でキーマンとなりそうなのは中盤の田中と石渡。どちらもパスと奪取の値が高く、ハイプレスからのカウンターに注意です。

最後に
というわけで、のこり暫定も取れ首位です。得失点差を考えてももう相手は気にせずひとつひとつ勝てば良いだけというところまで来ました。ここにきてけが人もでてきて心配な部分もありますがそこはチーム一丸、どの選手がでてもしっかり仕事をしてくれると思います。最後の最後まで応援していきたいとおもいます。それでは。
付録1. 日程
付録2. WEST1位確率
=== モデル: 残り対戦相手を入れた簡易ポアソン型モデル ===
[設定]
league_avg_goals_per_team_per_match = 1.271604938271605
home_advantage = 1.1
pk_win_probability = 0.5
max_goals = 10
[現在勝点 (2026-05-13終了時点)]
名古屋: 31pt (残り2試合)
神戸 : 31pt (残り2試合)
[残り試合の期待追加勝点]
名古屋: 3.3033
神戸 : 3.7675
[最終勝点条件の確率]
名古屋が神戸を勝点で上回る確率 : 33.842263%
名古屋が神戸に勝点で同点以上となる確率: 51.821587%
※ 勝点が並んだ場合、現時点の得失点差は名古屋 +10 / 神戸 +5。
得失点差まで考慮すると『同点以上』のうち多くで名古屋が順位上位となる。




