3月3日付け赤鯱新報、3月4日付け中スポ/グランパスウォッチャーの双方が、レアンドロ・ドミンゲス選手が全体練習に復帰したことを報じています。
[中スポ無料公開分]: http://www.chunichi.co.jp/chuspo/article/grampus/news/201503/CK2015030402000109.html本日の練習レポートを掲載しました。全体練習にレアンドロが復帰!右サイドバック候補は竹内がリードも結論は明日、明後日へ。レアンドロ&川又選手のコメントも⇒ http://t.co/kAAdcOv5kn #grampus #グランパス pic.twitter.com/GjLyKv9R0B
— 赤鯱新報 編集部 (@akasyachitargma) March 3, 2015
中スポでは、80%までのコンディション、と報じており、かなりポジティブな書き方ですが、赤鯱新報では西野監督の談話も引用して、慎重な姿勢を見せています。
ヒザに頻繁に水がたまる状況というのは半月板の損傷時によくある症状です。
半月板は、大腿骨と下腿骨の間にある軟骨の板で、膝の軟骨を守る働きがありますが、サッカーのような激しい動きで痛めてしまうことがあります。半月板を損傷すると、膝を動かすとき にカクンという感じと共に痛みが出たり(クリック)、膝が曲がらなくなる伸びなくなる(ロッキング)、歩いていて急に膝が落ちる(膝くずれ)、膝に水がた まる(関節水腫)などという症状が出ます。このような症状が出れば検査が必要になり、半月板の損傷がわかれば手術が必要になります。
半月板損傷の場合、手術をすれば最低三ヶ月の離脱は確定的ですし、そもそも軟骨を守る組織がなくなるので、その後に大きな影響がでてきます。選手生命も短くなります。それを思って手術を回避したのでしょうが、関節水腫も膝には良い状態ではなく、行くも戻るも難しい状態ということなのでしょう。
このあたりは本人と医療担当の話し合いで決めているはずですが、いずれにしても難しい状態ですので、少しでも良い判断をして欲しいですね。
一つだけハッキリしているのは、手術をしなくても今シーズン、こういった2週間程度の離脱は、何度も繰り返すだろう、ということです。