2016年6月11日19:00より、パロマ瑞穗スタジアム(瑞穗陸上競技場)にて2016年1stステージ第15節サガン鳥栖戦が開催されます。その試合の先発を予想します。
名古屋グランパス:4-5-1
スタメン
- GK楢崎正剛
- DF矢野貴章 大武峻 竹内彬 高橋諒
- MFイ・スンヒ(磯村亮太) 田口泰士 矢田旭(川又堅碁) 古林将太 永井謙佑
- FWシモヴィッチ
- リザーブ GK武田洋平 DFオーマン MF小川佳純 磯村亮太(森勇人) FW野田隆之介 小屋松知哉 川又堅碁(矢田旭)
怪我人・出場停止・イエロー累積
- 怪我人:田鍋陵太(膝後十字靱帯断裂)、青木亮太(半月板損傷、膝前十字靱帯断裂)、明神智和(腸腰筋損傷)、松田力(ハムストリング肉離れ)、和泉竜司(ハムストリング肉離れ)、永井謙佑(捻挫:強行出場の見込み)、明神智和(詳細不明)、イ・スンヒ(足首痛)、永井謙佑(腰痛・足首痛:強行出場の見込み)
- 出場停止:安田理大(1試合)
- イエローカードリーチ:古林将太(2枚)
今節の見どころ
- イ・スンヒが出場できるか。鳥栖の先発予想は豊田陽平と富山貴光のツインタワーとなっており、さらにそこにパスを出せる鎌田大地がいる。3枚の警戒する選手に対して、センターバックの二人では対処を仕切れず、どうしてもアンカーとしてのイ・スンヒのような厳しく守備にいける選手が必要となってくる。ホームのため、遠征組なのかどうかなどの判別もつけづらかった。もしも代役として磯村亮太が出場したならば、タイトに、ハードにディフェンスをして欲しい。
- 川又堅碁が先発に抜擢されるのか?中スポ/グランパスウォッチャーでは 川又堅碁の初先発が報じられている。(有料記事)記事のなかでも「この日の紅白戦では5日のナビスコ杯磐田戦で活躍したMF矢田がトップ下に入る従来の4−2−3−1と、川又とシモビッチの2トップとなる4−4−2を併用。」とあり、必ずしも先発とは限らない。2トップにした場合、攻撃面ではシモヴィッチの周りに運動量も豊富な川又堅碁が動き回ってマークを分散できるというメリットがあるが、永井謙佑を抱える中盤の守備ブロックは明らかに枚数不足に陥ることになる。そのトレードオフを結局どのように決断するか。逆にこの試合でうまく機能すればこれまでの名古屋の中盤の課題が解消できるのだが・・・。
サガン鳥栖:4-4-2
スタメン予想
- GK 林彰洋
- DF 藤田優人 キム・ミンヒョク 谷口博之 吉田豊
- MF チェ・ソングン 高橋義希 ペク・ソンドン(キム・ミヌ) 鎌田大地
- FW 豊田陽平 富山貴光
怪我人・出場停止
- 怪我人:キム・ミヌ(この試合からベンチ入り見込み)
- 出場停止:なし
サガン鳥栖対策のポイント
- 豊田陽平と富山貴光のツインタワー対策。 二人とも強く、そして抜け目のないプレーのできる選手です。打点も高く、その点では守備において右サイド側で矢野と大武が引き出されると、背が小さく、ヘディングの競り合いに弱い高橋諒が豊田か富山のどちらかとマッチアップしなければなりません。磐田戦でも同じような状況で安田理大がジェイにヘディングで競り負けるというシーンがありました。そのあたりのカバーリングと、勝てなくても、自由にヘディングをさせないような1:1のプレーが大事になってくると思います。
- 鎌田大地とキム・ミヌという二人のゲームメーカー対策。鎌田大地の優れたところは、広い視野とボールキープ、そして決定的な仕事のできるパスセンスです。そこにまともに当たっても単にパスでかわされるだけですので、丹念にパスコースを切って、完全なフリーにさせずにしていくしかないでしょう。そのためにはイ・スンヒが出場できると良いのですが・・・。またキム・ミヌは今日の試合から復帰ということで、時間限定の出場になる可能性が高いです。本来はムービングタイプで、サイドを起点に幅広く動き回ってゲームを作る選手です。主に対面の矢野貴章が1:1にどれだけ勝てるか、が勝負をわけると思われます。
なんとか勝ち星が欲しい。泥をすすってでも勝ち星が欲しいです。選手の頑張りに期待してます。
試合が楽しみですね!