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2018年明治安田生命J1リーグ第20節ガンバ大阪戦レビュー 勝利で得た自信を連勝で確信に変えろ!

 

連勝、それは歓喜。

連勝、それはファンの心の栄養。

連勝、それは自信を確信に変える。

 

グランパスはジョーのハットトリックでガンバ大阪に勝利し2連勝。素晴らしい夜でしたね。現地参戦組の皆さんの

「2点目入ったときから去年のプレーオフ決勝みたいだった」

「3点目入ったときゴール裏が全員飛び跳ねてた」

等々のコメントを拝見して、DAZN観戦だった僕の胸も熱くなりました。

試合概要

試合は『グランパスのボール保持押し込み攻撃』vs『ガンバの引いた守備からのロングカウンター』という解りやすい構図で進みました。そして、大まかな流れとしては、グランパスがガンバを攻撃し続け、消耗させ、走り勝ったと断じてしまって良いかと思います。実際に、走行距離合計はグランパス112kmに対しガンバ106km。一概に、たくさん走っていれば良いというわけでもありませんが、同じ試合で6kmもの差は大き過ぎです。明らかに走れなくなっていた・足が止まっていたガンバ選手の姿を見れば、走力の差は歴然でした。走れなくなれば、いるべきところに移動できなくなり、埋めるべきスペースを埋められなくなります。コンディション100%のジョーにスペースを与える危険さをガンバだけでなく他のチームも認識したことでしょう。気持ちのいい逆転勝利でしたが、その一方、失点シーンには守備の課題が明確に表れていました。それらの課題と、良かったところを順番に見て行きましょう。

守備の課題

攻→守の切り替え:4-3-3でやる場合のアンカー(この試合では小林)脇のスペース問題
01

前節(仙台戦)前半途中から上手く回った4-3-3で試合開始。

02

相手を押し込んでいくと、例によって両サイドバックはかなり高い位置に上がり、実質2CB+小林しか後ろにいないグランパス。相手を押し込んだ状態でボールを奪われ、カウンターを仕掛けられるとどうなるでしょうか。

03

玉田も八反田も、自チームがボールを保持している中で攻撃に変化をつけられることを特徴とする選手です。守備力(体の当たりの強さ、いるべきところにいるポジショニング等)はイマイチ。相手を押し込んだ状態でボールを奪われカウンター攻撃を仕掛けられた場合、攻撃時の『超流動的フォーメーション&ポジショニング』から『守備セット時のフォーメーション・ポジショニング』への変化(攻→守の繋ぎ=ネガティブ・トランジション)も、玉田と八反田は遅い。そこをガンバの藤本に上手く使われた場面が1失点目でした。

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藤本が金井を抜いたドリブルは1試合に1回決まるかどうかの見事なプレーでしたし、玉田のスライディングによるPKの判定もかなり微妙なところでした。しかし、そもそも空いたスペースで藤本がフリーになり、金井と1対1の勝負をされていること自体が問題でしょう。たまらず風間監督は4-3-3から4-4-2へ変更しました。

4-4-2の間を突かれる問題

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4-3-3から4-4-2と変更し、アンカー+2IHから2CHとなり、『アンカー脇のスペース』は無くなったものの、それはそれとして発生する別の問題があります。

06→ 07

 

2失点目はその問題を遠藤と藤本に上手く突かれた形でした。

08

失点直前、遠藤にボールが渡った瞬間の状況です。宮原と小林が右サイドに動き、中谷、丸山と金井はゴール前に下がり、八反田と玉田は動かない。そうするとどうなるでしょうか?

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人数は揃っているのに、ゴール前にスペースが空いてしまいました。それを見逃してくれるような遠藤と藤本ではありません。

10

DFラインを押し下げられた場合に、中盤の選手が下がってこなければスペースが空きます。この失点シーンではコーナーキックからのカウンターを受けている状況でしたから、小林や宮原のポジショニングの曖昧さも問題でした。このように『DFラインが下がる』&『中盤の選手が下がらない』ことによって生じるスペースを突かれるのが、中盤に攻撃的な選手を起用する場合の4-4-2の弱点になりがちです。

11

4-4-2にしてアンカー脇のスペースを埋めたら埋めたで特に守備が堅くなったわけでもない、監督的には頭の痛い展開だったことでしょう。

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良かったところ:後半の攻撃

必殺の特攻フォーメーション

後半から玉田と八反田に代えて和泉と秋山を投入した風間監督。攻撃時のフォーメーションは、前半と比べ、より前に重心を置いた形となりました。

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秋山が左に張り出し、金井が中央に入ってきて組立に参加する。一方、和泉はどんどん前に行き攻撃に関与。グランパスの1点目も2点目も和泉のパスから生まれたゴールでした。色々なポジションを経て、とうとう攻撃で違いを作れるようになってきた和泉に今後も期待したくなりますよね。一方、守備面でも、玉田と八反田と比べ、走力と当たりの強さに優れる秋山、和泉が前から奪いに行く守備を展開し、ガンバを疲弊させていきました。

 

ジョーと前田の縦関係

典型的なフィニッシャーのジョーですが、時々ボールを触りたくなるのか、下がって組立に参加する場面もよく見かけます。今シーズンの過去のグランパスにおいては、ジョーが下がってボールに触る際には最前線に誰も選手がいないという問題が発生していました。

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ところが、ここにきて前田がジョーと絶妙の相性の良さを発揮しています。ジョーが下がれば前田が上がり、ジョーが上がれば前田が下がる。縦の補完関係の成立です。前田が相手DFラインの裏を狙うから、攻撃に奥行きが生まれ(DFラインの裏を狙えるようになるということ)、相手が下がります。下がったDFラインの前には往々にしてスペースがあるもの。相手DF前の空きスペースにいるジョーへ、小林、丸山、中谷が狙い済ましたロングボールを通す、そんな攻撃が展開されていました。

最後に

次は難敵・鹿島アントラーズを豊田スタジアムで迎え撃ちます。既にチケットは完売済。当日は大変な暑さ、混雑等、様々な困難が予想されます。それでも夢の『豊田スタジアム4万人超え』が楽しみで、そしてそんなスタジアムでグランパスを応援することが楽しみです。ここで鹿島を叩けば一気に順位アップ・残留も見えてくる。大事な大事な試合、真夏のお祭りを、現地でも、DAZN越しでも、皆さんと分かち合えることを何よりも楽しみにしています。欲しいのは勝利、ただ、それだけ。

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About The Author

ラグ
愛知産まれ名古屋在住の、趣味グランパス応援その他、本業はサラリーマンです。人からは感情的な呟きと文章のロマンチストと言われます。クロスバイク(TREK 7.4FX)でうろうろする自転車乗り。お酒大好き。痩せたい。
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