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今シーズン最高の小林裕紀を見た 2019年ルヴァンカップグループステージ第5節 ※レビューじゃないよ感想文だよ

※この記事はワイン1瓶とビール0.35リットルを飲み干した状態から書き始めています。

あなたは『残業』を知っていますか? そう、残業です。本来、仕事が終わりとなる時間の後に、溜まっていたり突発発生したりした業務を行うことです。平日夜に開催されるルヴァンカップグループステージは、社会人グランパスファミリーにとって必然的な『仕事が終わりとなる時間の後の業務』で、残業と言えるでしょう。残業ならば仕方ない。僕たちはスタジアムに行くしかないのです。

ホーム瑞穂にセレッソ大阪を迎え撃ったルヴァンカップ・グループステージ第5節は、リーグ戦に見られる『シミッチ超すげえ』『ヨネー!行けヨネー!』『キャプテン丸山もう抱いて』のような要素は見られないものの、『時々エロいコバユ―さん』とか『サッカーでは性格の悪い児玉』とか『伊藤・菅原U-20若いって良いねコンビ』とか、それはそれで見所だらけの試合でした。以下は、スタジアムに行くしかないのだが家庭の事情(妻のご機嫌伺い)を優先し、『残業』し損ねて自宅からスカパーオンデマンド観戦した僕の感想文です。どうぞご笑覧ください。

流れ

全然悪くないながらもセットプレーから2失点した前半。1失点目は仕方ないにしても2失点目は児玉は何でコーナーキックからのボールを見送ってるんや………? あとマテウスがちっともかみ合わずに空回りしてるのはなんやねん………?

そんなチームにハーフタイムで風間監督がカツ入れした!

児玉に代えてナオキ・マエダ投入(児玉、攻撃面では良さも見せていたので、最初から前半までという条件付きだったのかもしれない)。更に、後半にはマテウスがそれなりにチームに噛み合ったプレーを見せていたので、絶対に風間さんがマテウスを叱ったと邪推しています! 知らんけど! そしてジョーまで投入してゴールを追求し、追いついたと思ったら色々とアレなアレだった櫛引に代えて中谷投入。完全に勝点を取りに行った風間さんの『意外とルヴァンも勝ちあがる気だったんすね』に僕は頭がクラクラしました。てかヤッヒー、本人も言う通り負けず嫌いで、実は局所局所で勝ちを取ろうとする采配してますよね。

選手短評

短評です。画面越しに思ったことです。

武田

なんか良いセーブしてたなあ、くらいの印象しかない! すまん! だいたい実力通りというか武田はごく普通にこんくらい武田だよねって感じだった! 柿谷が柿谷ったのもきっと武田の守備位置の良さに違いない!

ハコネタカアキ
良いセーブに加えて相変わらずリスキーなパスもパシッと通してくる技術と肝の座りよう。1番後ろに武田さんが居てくれる頼もしさに感謝。

相馬

右SBはお勉強中のそうまゆうきくん。左サイドにいるときのクロスをチラつかせつつのカットインに対して、右にいる時はどうしてそうアレなのか。それこそメッシじゃないが、超絶スペシャリスト(このポジションなら世界中見渡してもオレしかいねーよ)にでもならない限り、左右両方やれないとどっかで壁にぶち当たるというか使い勝手のイマイチな選手になってしまうので、右でも頑張って修行して欲しい。

菅原

とんでもなくアンポンタンなプレーもあったが良いプレーもあり、トータルとしては良かった菅原さん。今のグランパスにおいて結局どのポジションで勝負すべきなのかよくわからないが、まあまだ若いんだからとにかく全般的に大きくなって欲しい。

Nacky a.k.a.青井 高平
概ねの時間を菅原さんじゅうはっさいで過ごす。相方とどちらが年上かわかったもんじゃない。なお、老成した見た目と時折やるポカはグランパスアカデミーの逸材の特長である模様。
シンゴビッチ
金井さん櫛引さん、菅原君のお守りをお願いします・・・。あれ?なんで菅原さんと金井さんのお守りを菅原君がしてる・・・ちょっww武田さんwww。

櫛引

☆猛☆省☆

勝点を取りに行こうという状況で中谷と代えられたことの意味を誰よりも本人が理解しているだろう。不死鳥櫛引頑張れ、超がんばれ。

金井

今日の試合においてはソツなくこなしていたという印象。守備時に N なぜ S そこにいない K かない も発動していなかった。金井がどちらかと言うとバランサー役………! おそろしいおそろしい。

杉森

右SHスタートで後半からトップに。正直、コバユからのエロパス1本を除いて、特に良い状況でボールが回ってきていなかった感もあるのだが、結局そこで決めるのかどうかが残酷なまでにモノを言うチームと監督状況なので、そこで決めきれなかったことを猛省し嫌らしく変化をつけることを学んでほしい。ちょうど良い感じに参考になりそうな性格の悪い児玉がいるから、攻撃では児玉、守備ではアーリアから盗もう!

ユーキ(K)

素晴らしいの一言。相変わらず「この試合で勝ち点取らないとヤバくね?」みたいな試合で無類の勝負根性を発揮する。ひょっとして寝てるコバユに対して毎日「今日は勝点掴まないとヤバいぞ………」と誰かが囁き続ければどんな状況でもバリバリやれるようになったりしないだろうか。そのためにはコバユの隣で寝られる関係性が必要であり、つまり(以下自主規制)

ハコネタカアキ
勝つ為に今やるべき事、出来る事。いつだって下を向かない小林さんの「らしさ」が存分に発揮されたプレーからの同点アシスト。素晴らしかったですね。渾身のガッツポーズに胸が熱くなりました。

伊藤

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試合開始当初、悪い意味でビックリするほど試合に関与していなかったのだが、「うるせー!俺はこういうパスを通す選手なんじゃ!」という叫びが聞こえてきそうな(僕の錯覚だと思います)縦パス一発通してからは攻撃のスイッチ役として頑張っていた。まだまだ粗も目立つのだけど、なんか毎試合成長を感じられて嬉しい。

Nacky a.k.a.青井 高平
「攻撃にスイッチを入れるパス」は数あれど、「自分にスイッチを入れるパス」は初めて見た。それくらい一本のいい縦パスが通る前の伊藤と後の伊藤は別人のようだった。

児玉

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リアルでは知らないがサッカーでは間違いなく性格が悪い。間違いなく性格が悪い(大事なことなので二回)。相変わらずぁゃしぃボールコントロールから変なパスやシュートを狙っていた。これ絶対に性格の悪い才能があるのでもっとトメルケールに漬けて性格の悪い才能を開花させてほしい。相手の嫌がることをやってニヤニヤしてるだろ児玉くん! 僕はそんなあなたが好きです。

Nacky a.k.a.青井 高平
Twitter上で「昨年よりも上手くなってる」というのを見て期待してたんだけど、復帰したてとは思えないほど逞しくなっていたのには驚いた。そしてとにかくプレーがエロい。映像に残ったいくつかもそうだけど、一番印象に残ったのはビルドアップの時にサイドで相手を引きつけて中のこばゆに出したインサイドキックのパス。相手が思わないような届かないコースに切り裂くような強度で。先が楽しみすぎる。

マテウス

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前半はよくわかんないウス。後半は監督に怒られたウス(知らんけど多分)。とにかく前半と後半でキャラが違いすぎ。FWと左SHというポジションの違いだったかもしれないが、ちっともプレーにポジティブに関与できてなかった前半に対して後半の優等生感はなんだったんだろうか。それができるなら毎試合風間大僧正から詰められてから試合に臨めばいいのではないだろうか。でも「まずは自分で気づけ」のヤッヒーだからそれはやらないだろう、多分!

Nacky a.k.a.青井 高平
サイドに置いたらやることが整理されて気分良くできたかな、みたいな。こういう「技術はあるけど認知と判断に難あり」タイプは日本人だとSB修行からスタートと相場が決まっているんだけど、流石にマテウスにはやらせない…よね?そうだと言って。
シンゴビッチ
後半サイドに回ってからのチョコバナナクロスが変態的だった。これはクロスだけで抱いて!って迫れる。風間さんの教えられないプレーだと思うので、時たま見せたドリブルのエゴイスティックぶりいい意味でここは風間色に染まらないでほしい。

赤﨑



前田

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見ろ! 革命が起きている! これが僕らの前田さんだー! すっかり自信を取り戻した前田さんがプレーでチームをけん引。1対1なら基本抜けるやろ的なボールの持ち方は見事。ゴールも小さく早い足の振りからぶち抜きシュートで素晴らしかったですね。リーグでスタメンかどうかはシャビエル次第なところもあるが頑張って欲しい。

ジョー

直近のJ1リーグ戦で途中交代で下がったから、ベンチ入り&途中交代あるかなって思っていたら案の定、後半途中から出場。3点は取れるチャンスがあったが、その内1点をちゃんと決めきったのは流石。何気に小林裕紀からのパスを去年からよく決めており、実はベストフレンドなのではないか疑惑がある。

中谷

クローザー業務お疲れさまでした。

風間ヤッヒー

特に、中谷投入という交代策に勝点を意識していることを感じさせられた。意外とルヴァンもやる気あったんすね………。まあ、とにかく『負けず嫌い』だそうなので、これこそが本来のヤッヒースタイルなのかもしれない。

グランパスファミリー

シンゴビッチ
1万人には届かなかったとはいえ、平日ルヴァンによくぞここまで・・・。

でも、前田直輝にゴールを決めてもらうまで”誰かなんとかしてくれ!!”感は感じてしまったぞ。そこをファミリー側から逆襲ムードを作れればアンフィールドになれると思う。でもジョーが最初の決定機のヘディングを外した時の”エ・ノッソ・ジョー!!”の後押しは背中を押そうという強い気持ちがこもっていた。

以上、だいたいそんなかんじ。

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