グラぽ

名古屋グランパスについて語り合うページ

メニュー

ようこそ夏の移籍バトル。でもホントにそれでいいの?

2020年6月25日時点からこんにちは。

僕たち国内サッカーファンがJリーグの再開を今か今かと待って早数カ月になります。ようやく今週末から再開するJリーグ、数週間前から各クラブの練習試合等も始まり、僕が日々暇つぶしをしているtwitterのタイムライン上でもなんとなくサッカーの話題が増えてきた……つまり、元に戻ってきたように感じられます。

皆さんもそう感じているんじゃないでしょうか。イイですよねこの雰囲気。スポーツ観戦は僕たちを非日常に誘ってくれる。楽しい非日常よ、早く来てください。
Embed from Getty Images

話さずにはいられないニュース

ところで、サッカーファンが思わず話題にせずにはいられないニュースってありますよね。そうです『自分の推しクラブに関する移籍話』です。

Jリーグ再開を前にグランパスファンを絶賛ざわつかせているのが、ガンバ大阪のオ・ジェソクへ獲得オファーしたとのニュース。まだJリーグ再開してないのに夏の移籍バトルがいきなり開幕しちゃったよ!

オ・ジェソクと言えば両サイドのSB、WBができる、走力とフィジカルと何よりも人柄が売りの『走って戦える選手』。いかにもマッシモ・フィッカデンティ監督の好みのタイプっぽいですよね。

報道によると移籍金無しで獲得できるそうなので、補充または補強としては大森さんグッジョブ! という感じなんですけど、本当に手放しで喜んでいいのでしょうか。そもそも獲得に至ったことへ問題が無かったでしょうか。

名古屋グランパスの編成に問題なかった?

あったと思うんですよ、編成の問題。考えるために選手を一覧にしてみましょう。なお年齢での括りには根拠はありませんし選手の個人差も大きいですが、概ね一般的にこんな感じと言われていると思います。

ポジション・役割 20歳以下

(数年後にスタメンに定着して欲しい)

21~25歳

(肉体的にピークに差し掛かる)

26~30歳

(肉体・精神的に全盛期)

31歳以上

(パフォーマンスが徐々に低下)

ゴールキーパー 三井 渋谷 ランゲラック

武田

センターバック 藤井

吉田晃

中谷 丸山

千葉

右サイドバック 成瀬 宮原 オ・ジェソク?
左サイドバック 秋山 吉田豊 太田
セントラルミッドフィールダー 渡邉

(秋山)

米本

シミッチ

稲垣

(アーリア)
右サイドアタッカー 石田 前田

青木

シャビエル
左サイドアタッカー 相馬

マテウス

トップ下・セカンドトップ 阿部

(シャビエル)

センターフォワード 山﨑 アーリア

金崎

この一覧から読み取れることは次のとおりです。

  • 現状、ユース卒で主力に定着した選手が0人
  • 高卒・大卒でも主力に定着したと言えるのは相馬くらい(スタメンではない)
  • グランパスは選手を育てるというよりも他所である程度育った選手を獲得し組み合わせて闘うクラブ
  • そういう選手は獲得時点での年齢が高めで、どうしても獲得後数年以内にパフォーマンスが低下しがち

何が問題なのか

結論を言ってしまえばトップチームの一貫性の無さです。

グランパスユースは2019に猛烈な強さを発揮していたのが記憶に新しいところですが、過去にも強かった時代がありましたし、それなりにトップチームへ選手を昇格させてきています。

トップに上がってから選手が怪我をしてしまったり、伸び悩んだりということもありますが、普通はこれだけの数の選手がトップに上がっていたら一人か二人は主力として定着しているものです。

ユースに限らずとも、高卒・大卒選手だって普通はもうちょっと主力になるものです。

どうして有望だったはずの新人たちが主力となれないのか? その理由の一つがトップチームの一貫性の無さだと思われます。

一貫性の無さがどこに影響するのか

ズバリ選手の評価ポイントです。

ユース卒や高卒大卒の選手は、その時点でトップチームから見て戦力になる可能性が高いと評価されたからこそトップチームへ加入したはずです。

ところが、監督やスタッフが変わるたびにチームの方向性がまるっと変わってしまうクラブではどうでしょうか? 方向性が変われば好評価されるポイントも当然変わりますよね。

直近でも、風間八宏のチームとマッシモ・フィッカデンティのチームとでは監督の評価するポイントは明らかに違います。

風間さんは何よりもボールスキルを評価していましたが、マッシモはそれよりも規律を守る人間性や、多少規律を守らなくても許容できるくらいのフィジカルを重視しているであろうことが試合から伝わってきます。

そのどちらが良いか悪いかということは、ここで論点に取り上げません。

クラブの方向性が変わることによって、ある時点で高評価された選手が、加入後の変わったクラブの方向性にまるで合わない。そんなことが高確率で発生してしまうことこそが問題なのです。

クラブの体制が編成に悪影響を及ぼす

良いと評価して集めた選手が、監督代わったら良くないと評価されて主力になれない(そして、放出)。そんなことでは、監督を代えるたびに選手を大幅に入れ替えなければ(=つまりお金をかけなければ)ならなくなります。

そしてユース生や高校生・大学生にとっても、

「今は高評価されていても、あのクラブで数年後に自分がどう評価されているのかわからない」

そんなことを思わせるかもしれないような体制のクラブに加入しようと思えるでしょうか? 他のクラブからオファーがあったらそちらを選んでしまうのではないでしょうか?

極論すると、そんなクラブ体制では『他で干された等の曰く付き』や『お金』でしか選手を獲得できなくなる可能性があると思われます。そう、ほんの数年前のグランパスのように!

オ・ジェソク

彼には何の罪もありません。人柄最高、走れて強くて両サイドできる。

ええ、とても良い戦力になるでしょう。でも思ってしまうのです。怪我が長引いているらしい宮原和也は致し方ないのかもしれませんが、今年サイドバックの位置で奮闘している成瀬竣平の立ち位置はどうなってしまうのか。

まだ成瀬が力不足という評価ならば、補強も仕方ないのかもしれません。ですが成瀬の目標になる、学ぶことの多い、彼の延長線上にあるような選手であるべきなのではないでしょうか。

しかし彼らとオ・ジェソクではまるで方向性が異なるのではないかと。

気付けばかつてのグランパスが悪い意味で再び姿を現してしまったのではないかと。

最後に クラブとしての今年の指針

クラブの体制や選手編成的にはそんな感じで大いに疑問符を浮かべざるを得ません。

しかし、とにかく今年勝つための補強ならば致し方ないものとして個人的には許容します。いや、むしろ今年勝てなかったら許されないのかもしれません。

ただ、今年のために将来を捨ててしまうことのないように願って、本稿を終わりとします。

最高の週末を待ってる。

よろしければシェアしてください

ads

コメントを残す(ログインしなくてもコメントできます)

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください

Share / Subscribe
Facebook Likes
Tweets
Hatena Bookmarks
Pocket
Evernote
Feedly
Send to LINE