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2020年J1リーグ第24節ベガルタ仙台戦マッチプレビュー #grampus #vegalta

2020年J1リーグ第24節ベガルタ仙台戦マッチプレビュー #grampus #vegalta

3位との勝ち点差は5のままですが、3連敗は避けたい。ベガルタ仙台中5日に対して、グランパス中2日と圧倒的に不利な条件が揃っていますが、本当に勝ちたい試合。その試合をプレビューします。

両チームの予想布陣
両チームの予想布陣

ベガルタ仙台の状況

  • 出場停止はなし
  • 勝ち点13で現在最下位
  • 13試合連続未勝利(4分9敗)
  • 直近20試合でもわずか1勝(6分13敗)
  • イサック・クエンカが復帰、まだ本調子ではないが徐々にコンディションをあげてきている
    • サガン鳥栖で務めることの多かった道渕諒平のポジションに入るのではと予想
  • 中盤の要松下佳貴が復帰

ベガルタ仙台の戦い方

  • 基本的にボール非保持
  • サイドからの攻撃が基本
    • ヒートマップ(横浜FC戦)がよく表している
横浜FC戦ヒートマップ 引用元:https://www.football-lab.jp/send/report/?year=2020&month=10&date=14
横浜FC戦ヒートマップ 引用元:https://www.football-lab.jp/send/report/?year=2020&month=10&date=14

仙台戦術藩のブログをいくつか見て、浦和レッズ戦と横浜FC戦の試合も見た結果を総合すると、相手のはめ込み方にサイドハーフの高さによって2パターンがあると言う。

  1. 失点をしない守備をするため、サイドハーフも引いて相手の勢いに耐えきる
  2. 前から奪う守備をするため、サイドハーフは高い位置を取り、相手を誘導するような動きをする

パターン1の場合は引いたところをマテウスや前田直輝のドリブル、マテウスや成瀬竣平のクロスで殴り続けるしかない。実際浦和レッズ戦では殴られ続けていた印象がある。

パターン2の場合は、サイドハーフがコースを消して、相手のバックパスを誘導する。センターバックに戻った時点でハイプレスをかけるというもの。ここで奪われると高い確率で失点してしまう。逆に高い位置に張りだした両サイドハーフやフォローにきた相手を剥がすことができれば一挙にチャンスになる。

グランパスの状況

  • 吉田豊が腰椎骨折で全治4週間で離脱
  • シャビエルが肉離れで全治3週間で離脱
  • 相馬勇紀が肋骨骨折で全治3週間で離脱
  • リハビリ中の長谷川アーリアジャスール・渡邉柊斗も不在
  • ベンチ外だった青木亮太が大宮アルディージャにレンタル移籍
  • 中2日なので、本来なら大幅なターンオーバーが必要
  • 出場停止はなし
  • 稲垣祥と米本拓司がイエローカードリーチ

スターティングメンバー予想

  • 高い確率で前田直輝、マテウス、稲垣祥、マルシンコンビ、ランゲラックは先発です
  • マリノス戦で先発を避けた成瀬竣平とオ・ジェソクもかなり高い確率で先発でしょう
  • ベンチには藤井陽也、宮原和也と太田宏介が入るのもかなり高い確率と思われます
  • 逆にベンチに割って入る選手が挙がらないことが心配

Optaファクトの気になるデータ

引用元: https://www.nikkansports.com/soccer/news/202010230000322.html

  • 名古屋は仙台戦直近5試合でわずか1勝(1分3敗)。また、ホームでの今カード直近8試合でもわずか1勝(2分5敗)と、極端に相性が悪い。
  • 名古屋は現在、今季チーム初となる2試合連続複数失点を喫して、初の連敗中。この2試合では1試合平均19本の被シュートを記録(計38本)。無失点を続けていたそれ以前の1試合平均被シュート数は6本だった(計18本)。完全に受けに回った状態だと、なすすべがない。
  • 名古屋は今季、先制点を挙げたホーム戦で全勝(6試合)。ラグさんの言うとおり。先制点がカギを握る
  • 仙台は、今季先制点を喫した試合で1度も勝利を挙げていない(13試合:3分10敗)。
  • 仙台は今季、決定率がリーグワースト(7.7%)。同チームは昨季も同項目がリーグワースト3位だった(8.2%)。守備の立て直しのきっかけになるか?
  • 前田直輝は名古屋が仙台戦で挙げた直近4得点のすべてに直接関与(1得点、3アシスト)。出場した同クラブとの対戦直近6試合のうち、4試合で得点もしくはアシストを記録している(2得点、3アシスト)。前田直輝に期待!

今度こそターンオーバーはあるのか?

インサイド・グランパスでの前日記者会見でフィッカデンティ監督は以下のように述べています。

ー準備期間が限られている中で練習をしていると思います。練習では回復がメインになってくると思いますが、相手の対策や分析もできているのでしょうか?

明日、どういった形で選手たちをグラウンドに送り出すか。使えるものは全部使わなければいけないと思います。昨日は移動で半日を使ってしまい、移動の疲れもあった中でトレーニングをやりました。昨日はリカバリーの日にして、今日のメニューは今の体の状態で、明日の試合でなるべくキレのあるいい動きをできるように、という方向性のトレーニングをしました。こういう日程でもプレーしなければいけないので、普通なら出ない力をどれだけ引き出せるか。そういった選手個々のメンタル面の準備や、チームとしての雰囲気作りにもかなり重点を置いて、この2日間は選手たちと一緒に過ごしました。

引用元:https://inside.nagoya-grampus.jp/inside/detail/index.php?sid=1679&cid=105

使えるものは全部使う、という表現が気になります。中2日連続の試合になるので、今度こそメンバーの入れ替えがあるかもしれません。既にターンオーバーをしてあるサイドバックは元に戻すだけと考えられますが、それ以外のところは入れ替えが発生するかもしれません。フィジカル、疲労物質の状況次第では先発の入れ替えも現実的にあり、ひょっとすると2種登録選手の登用も今回はあるかもしれません。

ベガルタ仙台対策

ボールを持たせて、高い位置へのプレスを誘い、プレスを剥がしてカウンターで仕留めよう

ベガルタ仙台の戦い方でも述べたように、ボール保持気味にさせるとサイドハーフが高い位置を取ってくる可能性が高い。相手のセントラルMFまで引きつけて、一挙に剥がすことができれば高確率で良いカウンターができるはず。

シマオ・マテに工夫のないクロスを送らない

今季開幕戦でもやられたのがシマオ・マテの高さ。単純なクロスを上げても弾き返されるだけ。助走のつけられないようなカウンターの局面でのクロスはともかく、相手がセットできるような局面でのクロスは避ける。

シマオ・マテの裏を狙おう

前への強さ、横からのクロスへの強さを誇るシマオ・マテですが、カウンターには弱いようです。浦和レッズ戦でもレオナルドにいいようにやられていました。

シマオ・マテの裏を狙ってしまえば最強DFも攻略可能です。

良い試合になりますように

About The Author

グラぽ編集長
大手コンピューターメーカーの人事部で人財育成に携わり、スピンアウト後は動態解析などの測定技術系やWebサイト構築などを主として担当する。またかつての縁で通信会社やWebメディアなどで講師として登壇することもあり。
名古屋グランパスとはJリーグ開幕前のナビスコカップからの縁。サッカーは地元市民リーグ、フットサルは地元チームで25年ほどプレーをしている。

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