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2020年ラスト8マッチ 行けるの?ACL?天皇杯ってどうなってるの?

川崎フロンターレが勝ち点を68に伸ばし、名古屋グランパスとは勝ち点20差になりました。次節北海道コンサドーレ札幌戦で川崎フロンターレが勝利し、名古屋グランパスがサガン鳥栖に敗れると、グランパスの最大勝ち点は69、川崎フロンターレの勝ち点が71になり、優勝がなくなります。悔しいですが、それが現実です。

上位チームの残り試合数と最大勝ち点
上位チームの残り試合数と最大勝ち点

既に5位以下は優勝がなくなりました。2位とも17差、優勝はもう間もなく決まるでしょう。そうなるとどこに目標を置くかが問題になります。

グランパスが置くべき目標

1位との差は大きいのですが、鹿島アントラーズ戦の勝利で3位に入ることができました。これはAsia Champions League(ACL)の出場圏内です。

ここからの目標は以下の2つのいずれかになるでしょう

  1. 2位以内に入って天皇杯出場、優勝を狙う
  2. ACL出場を狙う

もちろん2位以内が望ましいのですが、2位のガンバ大阪とグランパスの直接対決が終わっており、ガンバ大阪のほうが残り試合数が多いため、自力2位以内は一旦消滅しています。

1試合1試合を大切に戦いながら2位以内のチャンスを狙い、ACL出場を狙うというのが現実的でしょう。

2020年の天皇杯はどうなってるの?

通常の天皇杯であれば、Jクラブすべてのチームが参加可能ですが、今年はCOVID-19対策で過密日程になっているため、以下のようになっています。

2020年天皇杯の開催イメージ
2020年天皇杯の開催イメージ ※組み合わせは実際には抽選で決定されます

2020年11月2日現在、都道府県代表チーム+シードのHonda FCでトーナメントが行われており、3回戦が一部を除いて終了し、ベスト8が見えてきたところです。4回戦、5回戦で2チームまで絞り込まれ、J2、J3の優勝チームが加えた4チームで準々決勝として行われます。

準々決勝勝者2チームにJ1の優勝チームと2位チームが加わり、再び4チームで準決勝が行われます。その勝者が元旦決勝を戦うことになります。

 

繰り返しになりますが、名古屋グランパスが天皇杯に出場するには、J1リーグで2位以内になるしかありません。

ただ、出場できればわずか2試合勝つだけでタイトルを勝ち取ることができます。

各都道府県代表が天皇杯を制する可能性は十分にある

6チーム中、2チームが都道府県代表orHonda FCということで、アマチュアの可能性が高いチームが天皇杯を制するということになれば、Jリーグ発足以来はじめてのことになります。

都道府県代表チームが3回、ジャイアントキリングを繰り返すだけで発生します。

ACL出場枠の整理

前回の記事「 2020年ラスト9マッチ ~ゴチャゴチャ日程の行く末は?」では、無敵状態とも言える川崎フロンターレが天皇杯も制して、2冠を達成してしまうのでは?だからJ1リーグ戦で4位以内に入ればいいんじゃない?と書きました。

すると「正確じゃない」とAFCにちょっと詳しいミネ月さん @_mineja が条件を詳しくまとめてくれました。

 

ミネ月さんがまとめてくれている通り、まず日本に許されているACLの出場枠は3+1。

ACLの出場枠
ACLの出場枠

ミネ月さんによると、日本はRank2以内になるということで、Direct Slot=ACL本戦へのストレート出場枠は3枠得ることができます。天皇杯優勝チームとJ1優勝チーム、J1 2位チームはストレートに出場できることになります。

Indirect Slot=間接的な出場枠は、ACL出場枠を争うプレーオフへの出場権を得られるというものです。通常ですと、1枠得ることができます。その1枠はJ1 3位チームに割り当てられます。

2020年、鹿島アントラーズは、ACL出場枠を争うプレーオフに敗れてACL本戦に出場できませんでした。今年ACL出場チームが3なのはそういうわけです。

日本はずっとRank4以内をキープしてきているので2+2、または3+1の形式でした。ところが変化が起きています。

J1リーグ優勝チーム、2位チームが天皇杯優勝すると

この場合、ストレート出場枠3のうち、重複が発生することになります。天皇杯優勝とストレート枠のチームが被った場合のみ、「通常は」J1 4位チームが割り当てられます。

1/2の確率でこの重複は発生する可能性があるので、J1 4位にもチャンスはあります。

しかし! ミネ月さんによるとそうとも言えないケースがあるというのです。

ACL優勝チーム枠ができた

3.6 The ACL and ACC titleholders from the preceding Sporting Season shall be entitled to an indirect slot for the succeeding ACL Sporting Season even if they do not qualify by sporting criteria as set out in Article 9.1.

https://www.the-afc.com/documents/entry-manual-for-afc-club-competitions-2021-edition

(前シーズンのACL、ACCの優勝チームは、第9.1条に規定されたスポーツ基準によらずとも、次のACLスポーツシーズンの間接的な出場枠(上記のIndirect Slot)を得ることができる)

ACLに出場しているFC東京、ヴィッセル神戸、横浜F・マリノスはACLで優勝することで来年の出場枠を獲得できます。※まだ自力で3位以内を獲得できる可能性も残っています。

ただし、この場合、間接的な出場枠(Indirect Slot)はACL優勝チームに割り当てられます。

3.8.1. it shall replace the lowest seeded club from its Member Association (cf. Article 9.1) in case its Member Association is ranked between 1st and 6th in the ACL Regional Ranking;

(ACL地域ランキングで1位から6位の間にランクされている場合は、その国の最下位シードクラブ(第9.1条参照=)と入れ替わる。)

J1チーム以外が天皇杯優勝すると

J2、J3のチームの場合は、そのままACL出場枠を割り当てられます。

各都道府県代表チームの場合、ACLクラブライセンスを持たないため、J1クラブに振りかえられます。

※ AFCチャンピオンズリーグ出場権について

Jクラブ(AFCクラブライセンス取得クラブ)が優勝したら、AFCチャンピオンズリーグ出場権を獲得します。

上記以外のチームが優勝した場合は、AFCクラブライセンス未取得のため、J1クラブに振り替えられます

この振り替え方法というのがまだ発表されていません。

可能性としてあるのが以下の2つと考えます。

  1. 別のカップ戦(ルヴァンカップ)優勝者に割り当てられる
  2. J1のストレート枠が3位までに拡張される

ミネ月さんはマレーシアの事例を挙げて、ルヴァンカップ勝者になるのでは?と予想をしているようです。 

※この部分は私のミスリードで、ミネ月さんによると2)J1のストレート枠が拡張される、で確定だそうです。ただし、天皇杯がなんらかの理由で中止になったときのみ1)別のカップ戦優勝者に割り当てられる だそうです。

ミネ月さんのブログでは以下のように解釈しています。

 

9.1.2. winner of the domestic cup;

今までは、「winner of the national knock-out cup;」でしたが、今回から少しソフトな表現に変わりました。

基本的には天皇杯優勝クラブです。今年の天皇杯は新型コロナの影響もあり、J1からは一位二位、つまりJ1からはACLストレートイン枠を確保したクラブのみ参加ということになります。

ですので、J1のどちらかが優勝した場合はストレートインが被りますので枠の繰り上がりがあります。(ここは少々めんどくさい新規要素があるので下記参照)

エントリーマニュアルには、「国内に複数のカップ戦が存在する場合はどのカップ戦勝者をAFCの大会に送り込むのか各協会が指定する」とあります。今まで通り、JFAは日本選手権である天皇杯を指定しています。

仮に、ですが、何らかのトラブルで天皇杯が中止になった場合、JFAが「ナビスコ(わかってる)勝者」を日本のカップ戦勝者(AFCはナショナルチャンピオンと呼びますかっこいいよね)として指名することも「規約上可能」です。指名しないことも可能です。

(※マレーシアは全国選手権であるFA杯が中止になったため、スーパーリーグ(1部)とプレミアリーグ(2部)上位によるいわゆるリーグカップのマレーシア杯勝者をAFCカップに派遣することを決定、AFCもこれを承認しています)

引用元:http://jalanjalansepakbola.net/2021acl/2021acl_20201101

FC東京・柏・横浜F・マリノス・神戸がACL出場権を得る可能性はまだ残っている

上記で説明したように、ルヴァンカップの勝者(FC東京 or 柏レイソル)、ACL出場チーム(FC東京、横浜F・マリノス、ヴィッセル神戸)にもまだACL出場権の獲得の可能性は残されています。

  • ACLで優勝する
  • ルヴァンカップで優勝して、Honda FC or 都道府県代表チームが天皇杯を優勝するのを応援する
  • 天皇杯がなんらかの理由で成立しない場合、ルヴァンカップの勝者にカップ戦勝者として割り当てられることを祈る

(柏レイソルの場合は可能性は限りなくゼロに近くなりますが)これらのチームが出場権を取ると名古屋グランパスがACL出場枠を割り当てられる可能性は低くなってしまいますが、ハードルは高ければ高い方が、越えられたときに気持ちがいいものです。

是非これらのチームも優勝を目指していただきたいと思います。

グランパスのこれから

グランパスにとってはまだまだ3位の座は安泰ではありません。あっというまに4位まで落ちる可能性があります。

今後の試合間隔一覧
今後の試合間隔一覧

最後の中2日のゲームになります。実はサガン鳥栖は中8日で休養十分。運動量で圧倒できるチームなだけに、怖さがあります。

平均試合間隔と中2日、中3日のゲーム数
平均試合間隔と中2日、中3日のゲーム数

11月3日が勝負です。ACL出場枠を争うセレッソとガンバが直接対決

勝負の11月前半戦
勝負の11月前半戦

鹿島アントラーズは中2日で、中5日の横浜F・マリノスとの対戦。ACL出場枠争いをする上位6チームのうち、FC東京は休みですが、グランパス以外は直接対決。結果によってはグランパスが2位の可能性もある状態です。だからこそ、サガン鳥栖に勝ちたいところです。

精一杯応援しましょう。

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ミネ月さん @_mineja 、口調はぶっきらぼうですが、実際にはすごく優しいナイスガイです。メディアの人間もあまり知らないような詳しいことを知っていたりするので、是非皆さんでフォローしましょう!

 

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About The Author

グラぽ編集長
大手コンピューターメーカーの人事部で人財育成に携わり、スピンアウト後は動態解析などの測定技術系やWebサイト構築などを主として担当する。またかつての縁で通信会社やWebメディアなどで講師として登壇することもあり。
名古屋グランパスとはJリーグ開幕前のナビスコカップからの縁。サッカーは地元市民リーグ、フットサルは地元チームで25年ほどプレーをしている。

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