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2020年J1リーグ第7節サンフレッチェ広島戦マッチプレビュー #grampus #sanfrecce

グランパスよりも勝ち点が多いのに、残り試合数も多いというガンバ大阪の背中を追って、グランパスの戦いは続きます。後ろからは勝ち点は同じで残り試合数も多いというセレッソ大阪が追いかけてきます。

勝ち続けるしかありません。その上で本当に難しいのが最後に残された連戦、サンフレッチェ戦と東京戦になります。この試合をプレビューします。

両チームの予想布陣
両チームの予想布陣

サンフレッチェ広島の状況

  • 出場停止はなし
  • 目立った怪我人もなし
  • 直近5試合を2勝2分1敗。計4失点で一度も複数失点を許していない。堅守。
  • 1トップにはレアンドロ・ペレイラがほぼ定着。自身もゴールを5試合3ゴールと絶好調
  • 左サイドは柏と東が争う。今週の練習では東が一貫して左サイドバックを務めているとのことで、東が出場する可能性高し
  • 右サイドは両サイドができる柏を予想するが茶島雄介の可能性もあり
  • 2シャドーも層が厚く、予想の浅野・森島以外にエゼキエウやドゥグラス・ヴィエイラ、永井龍が入って2トップ的に闘うこともある
  • 「荒木隼人は今季170回以上のデュエルを記録した選手の中で、同勝率がリーグベスト(67.7%:161/238回)。また、同ランキングでの2位はチームメイトの佐々木翔(63.5%:148/233回)。」鹿島アントラーズエヴェラウドも完璧に抑え込んでいた。引用元:https://www.nikkansports.com/soccer/news/202011100000275.html

サンフレッチェ広島の戦い方

サンフレッチェのここ数試合を見ていて気づいたのは、「クロスが多い」でした。

そう思って調べてみると以下のようなデータが見つかりました。

サンフレッチェは今季、オープンプレーからのクロス成功率がリーグ2位(24.5%:102/417本)。対する名古屋は10月以降、同クロス成功率がリーグベスト(26.7%:24/90本)。

サンフレッチェ広島のスタッツ
サンフレッチェ広島のスタッツ 引用元:https://www.football-lab.jp/hiro/preview/

クロスから生み出されるチャンスの数がリーグで5位というデータも出てきます。

守備ラインが成瀬竣平・中谷進之介・丸山祐市・吉田豊と、あまり高さがないグランパスとしては、ポジショニングにかなり気を遣う試合になりそうです。

3-4-3でもコンサドーレとは違う

サンフレッチェといえばミシャ・ペトロビッチ監督がかつて指揮し、森保一監督が改良し、城福浩監督に引き継がれてなお使われている伝統のフォーメーション3-4-3です(城福監督は4バックも併用していますが)。

北海道コンサドーレ札幌と違うのは、あまり大きなポジショニングの変化がないことです。

同じ3バックの左を担当している佐々木翔とコンサドーレの福森晃斗のヒートマップを比較してみましょう。

佐々木翔のヒートマップ 引用元:https://www.sofascore.com/player/sho-sasaki/224022
佐々木翔のヒートマップ 引用元:https://www.sofascore.com/player/sho-sasaki/224022
福森晃斗のヒートマップ 引用元:https://www.sofascore.com/player/akito-fukumori/147088
福森晃斗のヒートマップ 引用元:https://www.sofascore.com/player/akito-fukumori/147088

一見してわかるのが、福森晃斗に比べて佐々木翔は「最終ライン」と呼ぶに相応しいラインにもいると言うことです。このように守備タスクをしっかりと行い、ポジションの基本を守ることを大切にしているわけです。

それだけにカウンターに強い。

サイドで勝負し、シャドーが勝負できるスペースを作る

チーム全体のホットゾーンを見てみます。

サンフレッチェ広島のホットゾーン
サンフレッチェ広島のホットゾーン 引用元:https://www.football-lab.jp/hiro/preview/

サンフレッチェの敵陣では、左右サイドの色が濃いのが判ります。柏・東・茶島とサイドに強みがあるため、相手のサイドバックはだいたいそこに引っぱられます。するとセンターバックとの間が空くので、そこをシャドーが使うという、俗にミシャ式の基本である疑似5トップの攻め方は変わりません。ここは注意が必要なところです。

グランパスの状況

  • 吉田豊が腰椎骨折で全治4週間で離脱も、強行復帰
    • プレーしていてもかなり辛そうではあるが・・・
  • オ・ジェソクは筋肉系のトラブル、山﨑凌吾は膝の内側靱帯を負傷で11月中は復帰難しい状況
  • 相馬勇紀が肋骨骨折で全治3週間から10日で復帰も、無理はさせられない状況
  • リハビリ中の長谷川アーリアジャスール・渡邉柊斗も不在
    • 長谷川アーリアジャスールは練習には合流済も、筋力や心肺などがまだ戻っていない模様(サンフレッチェ戦に向けた記者会見で言及)

まだサッカーというスポーツをプロのレベルでやって大丈夫なコンディションまで戻っていない、と判断していると思っていただけたらいいです。

引用元:https://inside.nagoya-grampus.jp/inside/detail/index.php?sid=1711&cid=105

  • シャビエルが出場停止
    • 明らかに鳥栖戦、まだ怪我が治りきってない感じだったので良い休みになっているかも
  • 稲垣祥と米本拓司がイエローカードリーチ

スターティングメンバー予想

  • 米本拓司が練習に復帰しており、フィッカデンティ監督の前例からすると先発に起用するものと思われます
    • クロスを多用することが判っているサンフレッチェ相手ですので、本来なら高さに優れるシミッチの起用がベターと思われます
  • 高い確率で金崎夢生、前田直輝、マテウス、稲垣祥、マルシンコンビ、ランゲラックは先発です
    • 変える選択肢が少ないことが厳しいところです
  • 成瀬竣平と吉田豊もかなり高い確率で先発でしょう
  • ベンチには藤井陽也、宮原和也と太田宏介が入るのもかなり高い確率と思われます

サンフレッチェ広島対策

サンフレッチェ広島を長らく応援し続けている かんださんのブログ http://syukan13noblog.hatenablog.com/entry/2020/09/18/233248 にヒントがありました。

①ボールの奪いどころが定まっていないのか突然選手が飛び出してボールホルダーに食いついてしまうことがあり、その裏のスペースを使われやすい

②WBがサイドに釣り出されてもCBはカバーに行かず、DHが最終ラインに降りてカバーすることになっている

(1)については、その時点で食いついた選手を剥がしてしまうことができたら、そこで数的優位になります。(実に風間八宏的発想!)

食いついた時点で本来、遅らせることが前提なので、そこで遅らせることなくマークを剥がせればカバーリングも追いつきません。

こういうプレーができる選手がグランパスには二人居ます。巧みなドリブルで2枚くらいまでは剥がすことができてしまうマテウスと、高速ターンで相手を振り切ることができる前田直輝です。この2人に期待しましょう。

現代では当たり前のようになっている(2)は、実は名古屋グランパスもやっている守り方です。しかし、このスライドが間に合わなかった対戦相手がいました。それが川崎フロンターレです。グランパスの高速スライドが追いつかないパス回しで左右に振られ、できた隙間に三笘薫などが飛び込んでくるという・・・実に恐ろしい体験でした。ということはグランパスもこれをやっていくしかありません。中盤の5人が左右に相手を振って、隙間を作れば良いのです。こういう指揮ができるのが阿部浩之です。阿部浩之に期待しましょう。

野上結貴の対面のマテウスが鍵

堅守の3バックのなかで、一番守りでつけ込めるところがあるとすると、それは野上結貴です。彼のところで決壊させる。それがグランパスの勝ち筋です。

良い試合になりますように

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About The Author

グラぽ編集長
大手コンピューターメーカーの人事部で人財育成に携わり、スピンアウト後は動態解析などの測定技術系やWebサイト構築などを主として担当する。またかつての縁で通信会社やWebメディアなどで講師として登壇することもあり。
名古屋グランパスとはJリーグ開幕前のナビスコカップからの縁。サッカーは地元市民リーグ、フットサルは地元チームで25年ほどプレーをしている。

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