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#ルヴァンカップ プライムステージ決勝 優勝レポート #grampus #cerezo

編集A:デスクは昨日現地だったんですね。

デスク:そうだな。昨日は早くに自宅に帰ったのだが、優勝の美酒に酔いすぎてしまった。本格的なレビューはゆってぃさんか誰かが書いてくれると思うので、気がついた点をつらつらと書いていくぞ。

スターティングメンバー

名古屋グランパス・セレッソ大阪のスターティングメンバー
名古屋グランパス・セレッソ大阪のスターティングメンバー

編集A:セレッソはだいたい予想した通りで、先発を9人入れ替えてきました。

デスク:グランパスもだいたい予想した通りで、ラグさんの予想的中だったな。

名古屋グランパスのスターティングメンバーから見た狙い

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編集A:温存してきた前田直輝の先発は予想通りですね。

デスク:柿谷曜一朗も先発で、フィッカデンティの信頼はかなりあついな。

編集A:驚きは、控えにセンターバックを置かなかったことです。

デスク:得点をもぎ取ることが一番必要で、そのためのメンバーを揃えたということだろうな。一番の驚きはこのリザーブのメンバーだったな。

セレッソ大阪のスターティングメンバーから見た狙い

編集A:ターンオーバーですね。

デスク:よくも悪くもある。水曜日の大勝の経験はこの日のメンバーに受け継がれない。まったく0からのスタートになる。

編集A:よく休めているので、後半勝負っていうところはあるかもしれませんね。

前半

編集A:前半立て続けにチャンスを作りました。

デスク:マテウスのクロスを柿谷曜一朗がトラップしてオーバーヘッドのシーンが一番印象に残るだろうか。

編集A:あのシーンでは、横にフリーの相馬勇紀に、トラップ後落としたら得点の可能性が高かったのでは、と思いましたが。

デスク:そうだろうが、オフサイドも怖い。瞬間の判断で撃ちきってしまおうと考えたんだろうな。まだストライカーとしての本能は枯れていないということだろう。

編集A:相変わらずセレッソ大阪は、幅を広く使ってサイドで勝負というシーンが目立ちました。

デスク:坂元達裕のサイドでゲームを作って、空いたスペースである丸橋祐介のサイドを使う、という感じだったな。

編集A:各所で、斜めに差し込むパスが有効でしたね。

デスク:何度もやられた!と思った瞬間があったが、今日は中谷進之介と宮原和也の2人の守備が秀逸だった。

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編集A:セレッソ大阪としては、なんでこれで点獲れないの?って思うくらいチャンスは作ってましたね。

デスク:決定機になる前に潰していたということだ。その代償としてCKとFKはとても多かったな。

編集A:前回対戦ではCKでやられていたので、そこが怖かったです。

デスク:まずは前半を0点で乗り切るぞ、という気迫の感じられる守備だった。

後半

編集A:後半、セレッソ大阪は山田寛人に代えて清武弘嗣を入れます。

デスク:前回対戦時、清武弘嗣が縦横無尽に動いてチャンスを作りまくっていたので、そこに賭けようという狙いだろうな。ただし、前線が1枚減ったことが大きかった。DFラインへのプレッシャーが確実に減った影響は確実にあったからだ。

編集A:そのせいか、グランパスの攻撃陣が息を吹き返しました。そして後半開始後すぐの得点です。

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デスク:そこまではCKは相馬勇紀が蹴るときも、ショートでマテウスが蹴ることが多かった。しかしCKの前にマテウスが一言相馬勇紀にかけた。あれが直接狙え、という指示だったんだろうな。

編集A:ニアで触ったボールに前田直輝が身体ごと押し込むようなヘディングシュートでした。

デスク:気持ちのこもったゴールだったな。

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編集A:そのあと15分くらいが、ドン引きタイムでした。

デスク:ヴィッセル神戸戦を彷彿とさせる攻められっぱなしだった。しかしこの試合ではヤクブ・シュヴィルツォクを入れるというカードが残っていた。

編集A:明らかに変わりましたよね。そこまではとにかく蹴り出すだけで、小倉政権下でよく見た、無限回収されて攻められ続けるというシーンが展開されていました。でもクバは収まる。

デスク:ラグさんが現地で言っていたが「クバはもう、日本のDFならこうすれば背負えるっていうのを掴んだ」という評価に頷くしかなかった。

編集A:そしてクバのカウンターからの稲垣祥のゴールです。

デスク:こぼれ球を押し込むというのは稲垣祥の得点パターンだな。素晴らしかった。

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編集A:その後は大久保嘉人の投入もあって、攻められましたが乗り切りました。

デスク:現地ではアディショナルタイムの時間がわからないので、永遠の時間に感じたぞ。

編集A:そして歓喜の瞬間です。

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デスク:本当に良かったな。途中出場の選手が本当にみんな良かった。

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まとめ

編集A:それではまとめをお願いします。

デスク:前回対戦がセレッソ大阪の作戦勝ちだとすると、今回は山田寛人を下げた交代が勝負の分かれ目、セレッソ大阪の失敗だったのかもしれない。グランパスはよくもわるくもやることは変わらない。気合いと根性で猛攻を凌ぎきった。一番良かったのは、安易に5バックに逃げなかったこと。それも勝因の1つだと思う。

編集A:今回は途中出場の選手が全員素晴らしかったですね。

デスク:グランパスは交代選手も当たった。齋藤学は名古屋グランパス移籍後で1番の出来だったのではないだろうか。やっとCOVID-19罹患の影響を脱したんだな。途中出場の森下龍矢も難しい局面でよく頑張った。フィッカデンティ采配ズバリ、と言えるだろう。

編集A:木本恭生の負傷が心配です。

デスク:中2日はこれで終わりだが、中3日で柏レイソルが待っているからな。これ以上の離脱は勘弁して欲しい。

編集A:浮かれるのは昨日だけにして、切り替えて欲しいですね。

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この試合のGood!

  • 前田直輝の復調。カウンターを完璧にこなしていた。
  • キム・ミンテと中谷進之介の獅子奮迅。よくあの攻撃を0点で抑えきった
  • マテウスが集中して守備に戻っていたこと
  • 宮原和也が地味に丸橋祐介を苦しめていた。
  • ヤクブ・シュヴィルツォクと齋藤学のカウンター。

この試合のMore!

  • 先制後、引きすぎてサンドバッグ状態になっていたこと。

次も良い試合になりますように

About The Author

グラぽ編集長
大手コンピューターメーカーの人事部で人財育成に携わり、スピンアウト後は動態解析などの測定技術系やWebサイト構築などを主として担当する。またかつての縁で通信会社やWebメディアなどで講師として登壇することもあり。
名古屋グランパスとはJリーグ開幕前のナビスコカップからの縁。サッカーは地元市民リーグ、フットサルは地元チームで25年ほどプレーをしている。

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