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2021年シーズンレビュー 全試合振り返り YBCルヴァンカップ #grampus

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はじめに

今回は7本の予定の内7本目、最後のシーズンレビューになります。 ルヴァンカップ5試合を短評で振り返ります。

よろしければお付き合いください。

2021年ルヴァンカップの振り返り

準々決勝 第1戦 鹿島アントラーズ 〇2-0

ACL出場のため、準々決勝が初戦となりました。

結果は2-0で先勝しました。

前半早々から名古屋のペースで試合を運ぶ中、セットプレーから柿谷が先制点。

ここまでは良かったですが、前半30分過ぎから自陣ゴール前に守備ブロックを作る作戦に変更し、鹿島にひたすらセカンドボールを拾われ殴られ続ける展開に。

無失点で切り抜けましたが、守りに入る時間が早すぎ、疑問の残る采配でした。

後半は仕切り直して、少しDFラインを上げてカウンターの隙を伺う作戦に変更。

50分過ぎには名古屋はロングボールから成瀬がクロスを上げ稲垣が追加点を上げました。

2失点後に鹿島が荒木を投入し再び殴られ続ける展開になりましたが、今度は名古屋が長澤 の投入でシステムを5-4-1に変更して守り切りました。

ところどころ危ないシーンはありましたが、名古屋にとっては貴重な先勝となりました。

準々決勝 第2戦 鹿島アントラーズ 〇0-2

鹿島でのアウェイゲームも2得点、無失点で勝利し、準決勝に進出しました。

2得点以上が必要だった鹿島が永戸、荒木、和泉、上田を先発で起用し、序盤から積極的にシュートを打ってきたため、序盤の名古屋は防戦一方でした。

対して名古屋は柿谷、前田、マテウスの3トップ、木本、長澤、稲垣の3センターで選手を配置し、4-3-3で鹿島の積極的なプレッシングを回避する策を取り対抗しました。

序盤の劣勢をしのぎ切った後は、カウンターから稲垣のミドルシュートで先制点。

後半も同じくカウンターからシュヴィルツォクが押し込んで2点目を奪い鹿島の息の根を止めました。

第1戦のように自分たちの消極的な戦い方から鹿島に試合の流れを渡すことのない、危なげない勝利でした。

準決勝 第1戦 FC東京 〇3-1

前回の王者、FC東京を豊田スタジアムで迎えた1戦でしたが、3-1で名古屋が先勝しました。

難しい1戦になると思いきや、FC東京が自陣ゴール前でもたついた隙をついて柿谷が先制点、セットプレーから木本が追加点をあげ後半途中までは理想通りの展開に。

しかし、この試合の名古屋はシュヴィルツォクをベンチスタートさせ、4-2-3-1の守備重視の戦い方でしたが、FC東京の永井やディエゴ オリヴェイラなど俊足のFW陣に苦しめられました。

実際、マテウスの安直なボールロストからアダイウトンに1失点を献上してしまいました。

直後にマテウスが汚名返上の1点を取返し3-1で名古屋が勝利しましたが、アウェイゴールルールがある大会では3-1よりも2-0がより良かったことは間違いないため、第2戦に不安の残る痛恨の失点でした。

準決勝 第2戦 FC東京 ×2-1

敗れましたが、2戦合計で名古屋の決勝進出が決まりました。

前半早々から攻撃的に出てきたFC東京にセットプレーとカウンターから2失点し、アウェイゴールの差で敗退の危機に直面することになりました。

先発出場選手が読みやすいマッシモ監督と比べ、選手起用に柔軟性がありコンディションの良い選手を効果的に組み合わせる長谷川監督の術中にはまった形でした。

とても苦しい展開でしたが、吉田豊のクロスをシュヴィルツォクがシュート、こぼれ球を稲垣がポストに頭をぶつけながらも魂のヘディングシュートで1点返しました。

結果的にこの1点のアウェイゴールがFC東京との明暗を分ける形になりました。

その後はFC東京の猛攻を名古屋の守備ブロックが耐えきりました。

ハイライトを観返しても苦しい展開でハラハラする気持ちが蘇りますね。

決勝 セレッソ大阪 〇2-0

埼玉スタジアムで開催された決勝では2-0で勝利、ルヴァンカップ初優勝となりました。

前半は立ち上がりは名古屋が前田、柿谷のシュートなどで攻め込みましたが、20分以降はセレッソ大阪がボールを保持し攻められ続けましたが0-0で折り返しました。

後半開始直後に相馬が積極的に相手DFラインの裏を狙うようになり、CKをゲット。

そのCKから前田が先制点をあげました。

その直後から20分くらいは前半と同じくセレッソにひたすらボールを保持され責められ続ける展開で、名古屋ゴール裏から観ていましたが、ヒヤヒヤするシーンの連続でした。

耐えに耐えた後、カウンター攻撃からシュヴィルツォクがシュート、GKがはじいたボールを稲垣が右足で叩きつけるシュートでゴールネットを揺らし、値千金の追加点。

現地で観て以降、ハイライトで何度も観ていますが、美しい弾道のシュートでした。

その後は名古屋得意のブロック守備で耐え忍び試合終了。

3日前の天皇杯で完敗していただけに、非常に嬉しい初優勝でした。

おわりに

ここまで全7本、55試合を振り返りました。

リーグ戦、天皇杯と悪くは無いですがあと一歩という展開が続いた中で10年ぶりのタイトルを獲得できたことは意義のあることだと考えます。

マッシモ監督の采配には賛否両論あるでしょうが、少なくとも2021年の名古屋グランパスは強いチーム、魅力的なチームであったことは間違いありません。

今回の振り返りでチームの奮闘ぶりを皆さんの記憶に刻んでいただければ幸いです。

来シーズンは監督も変わり、新しいスタートとなります。

2021年のチームをベースに積み上げし、より強く魅力的なチームになることを期待したいと思います。

お読みいただき、ありがとうございました。

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