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名古屋グランパスについて語り合うページ

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痛い敗戦 #やわらかめコラム #喋る机

編集者:完敗でしたね。(0-2)

デスク:そうだったな。最初にラッシュをかけて、あとは引いてカウンターに徹するというやり方がハマった。

編集者:ガンバ大阪はサンフレッチェ広島戦と同じゲームプランだったと思いますが、なにが結果を分けたのでしょう?

デスク:今回はメンバー選考が適切な感じになった分、厄介だった。この戦術に合ったメンバーを選ぶことができていた。セントラルMFとセンターバックのスターティングメンバーの変更されたメンバーに隙がなかった。一度外されたダワン、クォン・ギョンウォンを復帰させ、若くて機動力のある黒川を起用してきた。

編集者:1週間でだいぶ洗練されましたね。

デスク:もともと才能のある選手は揃っている。今回ガンバの取ってきた戦術は約束事をいくつか用意すれば比較的容易に実現できるものだ。

編集者:序盤パトリック・レアンドロ ペレイラへのロングボールというよりも地上戦に人数をかけてきていましたね。

デスク:そこがまずスカウティングと異なる部分だったんだろうな。特にこの日はファン・アラーノが素晴らしかった。ゴールを決めた2人がどうとかいうよりも、彼のパフォーマンスにやられたと言っていいと思う。

編集者:丸山祐市と中谷進之介のところを狙っているように見えました。

デスク:単純な放り込みをしても、「風神」藤井陽也に跳ね返されてしまう。だとしたらその両脇を狙うのは当然だ。

編集者:失点シーンは中谷進之介が左サイドまで出て行ってファン・アラーノのパスを止められませんでした。

デスク:バランスを崩した形だな。おそらくファン・アラーノをフリーにさせないということが約束だったと思うのだが、その結果レオ・シルバと丸山祐市のポジションが曖昧になってしまったところを突かれた失点だった。そもそも2点ともゴールキックからの速攻で仕留めるという形にやられている。普通にやっていたらグランパスはバランスは崩さないし、失点しない。そこに事故を起こさせる工夫をしてきたということだ。

編集者:その後も飲水タイムまで危険なシーンが続きます。

デスク:1点目で混乱していたこともあるが、藤井陽也に対してはハイボールではなく地上戦で、というところも徹底していたな。

編集者:飲水タイム後はなぜグランパスが盛り返せたのでしょう?

デスク:1つはガンバ大阪が名古屋グランパスのカウンター対策で、ゴール前にスペースを作らせない位置にDF4人、MF4人のブロックを敷いたこと。そうなると遠距離のカウンターを簡単に許すほどグランパスの守備は甘くない。

編集者:1つは、ということはまだありますか?

デスク:もう1つは(特に高尾-相馬勇紀のサイドでは)ガンバ大阪がペナルティーエリア幅で構えていることが多かったので、サイドは比較的空いていたからだ。

編集者:相馬勇紀のクロスは目立ちましたものね。でも反対側(森下龍矢サイド)はどうでした?

デスク:森下龍矢のサイドは黒川がケアすることが多かった。以前のゆってぃさんのレビューでも述べた、複数人が絡んでサイドを崩す形が名古屋の武器だった。しかしいつもなら重廣卓也や稲垣祥がサポートにいくところを、食野のポジショニングで邪魔して森下龍矢を孤立させられていたところがイヤらしかったな。それでも森下龍矢もいいクロスを何本も入れていた。頑張っていた。

編集者:グランパスは結局両サイドからクロス、が基本ですものね。

デスク:ただ、ペナルティーエリア幅に8人の相手がいると、単純にクロスを入れるだけでは無理がある。

編集者:クリアされるシーンも多かったですよね。

デスク:サイドをいくら攻略しても、中をあれだけ締められていては重廣卓也や永井謙佑は生きない。スペースがないからな。

編集者:必死でサイドチェンジをしてDFラインにスキマを産み出そうとしている意図はわかりました。

デスク:なかなかそれに釣られてくれなかったな。外から外へ振っても、中はあまり動かなかった。

編集者:どうしてでしょうか?

デスク:先制点を獲っていたので、ガンバ大阪はムリする必要がなかった。バランスを崩してまでグランパスのボールを奪う必要はない。グランパスはミスが多かったので、耐えていればだいたいマイボールになるからだ。こういう状況のとき、それを打ち破るのはだいたいマテウス・カストロの一撃だったのだが…

編集者:前半7分のダワンとの接触のときから様子がおかしかったですね。いつもなら絶対狙うだろう、っていう位置のFKを狙わなかったり。

デスク:64分に交代してしまったが、長期離脱もありえそうだ。

編集者:マテウス・カストロの交代から少しトーンダウンしてしまいました。

デスク:マテウス・カストロありきのチーム編成だったからな。それは致し方ない。

編集者:2失点目は…

デスク:完全に攻めに意識が行って、カウンターへの対処が甘くなってしまった。が、あれは決めたほうを褒めるべき。ああいうのが決まってしまうのが今日の試合の流れだった。

編集者:残り試合、どうなるでしょうか?

デスク:マテウス・カストロの位置に誰を入れるか、だな。

編集者:ありえそうな形というと、重廣・永井・仙頭というのは既に試された組み合わせですが。

デスク:吉田豊が復帰してきている。吉田豊か内田宅哉を左サイドに入れて、相馬勇紀を日本代表のときと同じシャドーの位置に入れるというのもありかもしれない。

編集者:その場合の組み合わせはどうなるでしょうか。

デスク:前線の機動力を担保していた重廣卓也もいいが、ボールがより収まりやすい仙頭啓矢を組み合わせるというのもいいかもしれない。

編集者:はたしてどんな感じになりますか。次の試合が重要になりそうですね。

デスク:サポーターはみんな、それぞれの場所で、それぞれ可能な方法で、できるだけ応援しよう。

About The Author

グラぽ編集長
大手コンピューターメーカーの人事部で人財育成に携わり、スピンアウト後は動態解析などの測定技術系やWebサイト構築などを主として担当する。またかつての縁で通信会社やWebメディアなどで講師として登壇することもあり。
名古屋グランパスとはJリーグ開幕前のナビスコカップからの縁。サッカーは地元市民リーグ、フットサルは地元チームで25年ほどプレーをしている。

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