はじめに
本日は鯱の大祭典2試合目、J1リーグ5位の鹿島アントラーズとのホームゲームです。
鹿島はシーズン序盤数試合は不調でしたが、従来の球際の強さをベースに調子を取り戻し、上位争いに加わっています。
名古屋グランパスの監督や選手のコメントからも本日の試合に対しての強い意気込みが伝わってきます。
この試合をプレビューします。
順位表
名古屋は現在3位。昨日の試合で1位2位の両チームが勝利したため、名古屋も勝ち点3を積みたいところです。
両チームの予想布陣
名古屋グランパス
本日の初期配置は3-4-1-2(3-4-3)と予想します。注目はやはり先発が予想される森島の名古屋グランパスでのデビューでしょう。
- GK：ランゲラックと予想。
- DF：藤井、中谷、河面の3バックと予想。
- MF：IHに稲垣と内田のコンビ、WBに森下、野上と予想。
- FW：森島、ユンカー、永井の3トップと予想します。
鹿島アントラーズ
初期の選手配置は4-4-2と予想します。前節も勝利しているため、先発選手はほぼ変更なしと予想しました。
- GK：早川を起用すると予想。
- DF：関川、植田のCBコンビ、須貝、安西のSBと予想。
- MF：樋口と佐野のCHコンビ、SHに樋口と仲間と予想。
- FW：鈴木、垣田の2トップと予想します。
名古屋グランパスの勝ち筋
【守備面】セットプレーを含めた球際の強度が高い鹿島、競り負けた際のリスクマネジメントは重要
鹿島は伝統的に球際の強度、カウンター攻撃の鋭さが特徴ですが、今シーズンも特にCB、CFの競り合い時の強さは健在です。身体をぶつけるような競り合いでは守備強度の高い名古屋守備陣でも苦戦すると思われます。
また、セットプレーでもその長所を押し出して高い得点力を誇っており、Football Labのデータにおいても得点パターンの35％がセットプレーからと示されています。
名古屋も前回の対戦ではセットプレーから失点を喫しており、要注意です。
名古屋としては前回の敗戦を生かし、競り負けた際のリスクマネジメントも含め粘り強く戦って欲しいところです。
【攻撃面】DFラインの高さが低い相手に対し、ファストブレイク以外の手も見せられるか
鹿島は守備時に自陣ゴール前でコンパクトな守備ブロックを作りますが、球際の強さがあり、単純なクロスボールではシュートチャンスは作れません。名古屋としては得意とするファストブレイク、自陣ゴール前でボールを奪ったら鹿島ゴール前まで一気に攻め込みたいところですが、シーズンも後半戦ですし、鹿島としても守備面での対策は練ってくるでしょう。
前節の新潟戦ではパスワークとドリブル突破で相手を崩し切り得点しました。
ファストブレイク一辺倒ではない攻撃面でのパターン、特にボール保持の際に鹿島の守備陣を揺さぶるパスワークなど、攻撃の手数をどれだけ見せられるか。初先発と予想されている森島を中心に、名古屋グランパスの攻撃陣の奮起に期待しています。
おわりに
本日は雨天が予想されていますが、チケットも多く売れているようです。
試合前のイベントも多く予定されていますので、早めにスタジアムに来場される方は雨対策や熱中症対策を万全にして頂き楽しんで頂けたらと思います。
良い試合になりますように。