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新たな左の武器山中亮輔(やまなか・りょうすけ)と小野雅史(おの・まさひと)はどんな選手なのか? #grampus

山中亮輔選手はどんな選手なのか?

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山中亮輔選手は1993年生まれ。来年31歳のベテラン選手です。柏レイソルの下部組織育ちで、2012年にトップチームに昇格すると、2年目にはA契約を勝ち取りました。

3年目はジェフユナイテッド市原・千葉に期限付き移籍、ここではじめて23試合出場と大きく出場時間を伸ばします。

その実績をもって翌年柏に復帰しますが、輪湖直樹にポジションを奪われてしまいます。

2017年に横浜F・マリノスに移籍。ここで大きくブレイクをします。翌年には32試合に出場、ほぼレギュラーを勝ち取り、4ゴールも挙げます。

この時代に日本代表にも選ばれます。こんなゴールも。

左脚の悪魔なんて言われるようになったのもこの頃でしょうか。

この活躍で浦和レッズに移籍します。しかし浦和レッズがリカルド・ロドリゲス体制に移行すると出場時間を減らし、明本考浩にポジションを奪われてしまいます。

2022年にセレッソ大阪に移籍しましたが、2023年は怪我で半分くらいしか出られませんでした。

人となりとしては金髪で上手な喋りという動画のイメージとは少し違い、律儀さも兼ね備えているようです。

「昨年末、セレッソへ移籍することが発表されてSNSに投稿したら、レッズのサポーターから4000件を超えるダイレクトメッセージが届いたんです。レッズでの3年間は難しい時期も多くて、あまり貢献できなかったという申し訳ない気持ちが強い。それなのに、とてつもない量のメッセージが届いたことがすごく嬉しくて。4日間かけて、すべての方にメッセージを返しました」
 キャリアと年齢を重ね、応援してもらえるありがたみを身に染みて理解できるようになった。若かりし日には気づけなかったことも、紆余曲折を経た今なら分かる。選手として、人間として豊かになった山中亮輔は次に何を目指すのか。

https://www.football-zone.net/archives/368263/3

4000件以上のDMに応えるなんて、なかなかできることじゃありません。(でもみんなDMとかは控えましょうね)

結構誠実な人だということがわかります。

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小野雅史(おの・まさひと)選手はどんな選手なのか?

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小野雅史選手は1996年生まれ、来年28歳の中堅選手です。

大宮アルディージャジュニアからユースまで過ごし、明治大学に進学します。明治大学では森下龍矢の1つ上、河面旺成の2つ下、和泉竜司の3つ下になります。4年生のときには背番号10を背負いました。明治大学出身者が多いのは入りやすそうですね。当時のポジションはMFの中央です。

素晴らしいパスセンスを持ち、多彩なキックの種類を持ちます。ターンもできるし守備の貢献度も高い選手です。

卒業後には大宮アルディージャに加入。大宮時代の初先発した2020年6月の千葉戦では、今名古屋グランパスにいる河面旺成とともに出場しています。最初は前線でいろんなところに使われている感じでした。

しかし2022年に左サイドバックにコンバートされるとブレイク、完全にレギュラーを奪います。

大宮在籍時にコンバートされた際には、当時の霜田正浩監督と北嶋秀朗コーチらから「日本代表を目ざせ」と言われた。小野の胸では、その言葉がいまも力強く息づいている。

「自分がどのポジションで生きていくのかを考えたときに、サイドバックでのチャレンジに可能性を感じています。大宮で教えてもらったスタッフにそう言ってもらえたので、そこは覚悟を決めて山形に来ました。サイドバックとして、これからやっていこうと思っています」

https://soccerhihyo.futabanet.jp/articles/-/97457?page=2

2023年はモンテディオ山形に移籍、ここでも活躍します。

森下龍矢とは異なり、自分でグイグイいくというよりもパス出しで攻撃の起点となり、ゲームメイクをするタイプの選手です。

今の日本代表では、中山雄太選手が同じように長短のパスでゲームメイクをできるプレーヤーですね。おそらくプレーモデルは一緒のはずです。

背番号41にこだわりがあるようですが、これは大宮アルディージャの下部組織時代に見たであろう、大宮アルディージャの先輩、現川崎フロンターレ所属の家長昭博選手にあやかっているのでしょうか。来年も41番をつけそうな気がします。

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プレイングスタイル指標から見る2人の特徴

またいつものようにFootball LABのデータを引用させていただきます。

山中亮輔選手のプレイングスタイル指標

山中亮輔のプレイングスタイル指標
山中亮輔のプレイングスタイル指標

やはりクロスとセットプレー、ロングシュートですね。やはり心配なのは守備の数値の低さです。カバーエリアも少なく、攻撃の数値との落差を感じます。ロングシュートとクロスの値は本当にヤバい。日本代表に選ばれるのもよくわかる数値です。

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小野雅史選手のプレイングスタイル指標

小野雅史のプレイングスタイル指標
小野雅史のプレイングスタイル指標

小野雅史選手のプレイングスタイル指標は、どこか突出した数値はありませんが、クロス、パス、ビルドアップ、守備、ボール奪取と偏差値50=数値7以上の値を出しているのがわかりますね。

個の力でどうにかするタイプではないので、数値はあまり高くありませんが、何試合か見た限りでは、ビルドアップやアシストの1つか2つ前のプレーが多いプレーヤーです。

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比較:森下龍矢のプレイングスタイル指標

森下龍矢のプレイングスタイル指標
森下龍矢のプレイングスタイル指標

上記の2人に比べると、森下龍矢はバランスが良いことがわかります。カバーエリアも広く、能動的にボールに絡んでいくことができる。ビルドアップや守備では小野雅史選手よりも数値は低いですがドリブルしてクロスという武器がよくわかります。

チャンスビルディングポイントの比較

チャンスビルディングポイント(CBP)は、Football-LABが作り出した選手やチームの評価指標です。

「選手が試合を通じてどれだけチャンス機会を構築することができたか」を独自のロジックにより数値化しています。

簡単に言えば「チャンスにどれだけ貢献したか?」を各ジャンルごとに評価したものですね。

山中・小野・森下のチャンスビルディングポイント比較
山中・小野・森下のチャンスビルディングポイント比較

山中亮輔選手は2023年、半分くらいしか試合出場していないので、積み上げ式のこのチャンスビルディングポイントは低い値になってしまいます。そこは注意してください。

注目して欲しいのは、小野雅史選手の値です。

プレイングスタイル指標では攻撃系の値が低めに見えたのに、攻撃で30位、パスで23位というところです。逆にドリブルは293位、シュートは429位とあまり得意ではないことがわかります。そして奪取が34位、守備も33位とかなり守れていることがわかります。

山中亮輔は半分しか出ていないのに、クロスが35位。数値を倍にしたら森下龍矢を大きく上回ります。それ以外の攻撃やパスがちょっと低めなのが気になるところですが。(倍しても森下龍矢に及ばない)

山中亮輔選手と小野雅史選手はどう使われるか?

2人とも、森下龍矢とはまったく違うタイプの選手であることがわかったと思います。

クロスとシュートに強みはあるけど、守備は得意ではない山中亮輔選手と、

攻撃・パス・守備と奪取に強みはあるけど、自分で出ていってクロスやシュートっていう森下龍矢らがやっていたプレーは得意ではない小野雅史選手

3バック継続の場合、4バックのサイドバックに比べれば守備負担は減りますが、自分で持ち上がってクロスなど、ゴールの1つ前のプレーに関与することが求められます。そうなると山中亮輔選手に分があるかもしれません。

一方でオプションとして4バックも採用するとなると、ゴールの2つ前・3つ前のプレーが得意な小野雅史選手にもチャンスが出てきそうです。

右サイドは野上結貴選手が右センターバックも、右サイドバックもできるだけに3バックと4バックを使い分けるプレーというのもこれから先は見られるようになるかもしれませんね。

いずれにせよ、いままでにいないタイプの選手をまた獲得しました。新しいチカラに期待しましょう!

About The Author

グラぽ編集長
大手コンピューターメーカーの人事部で人財育成に携わり、スピンアウト後は動態解析などの測定技術系やWebサイト構築などを主として担当する。またかつての縁で通信会社やWebメディアなどで講師として登壇することもあり。
名古屋グランパスとはJリーグ開幕前のナビスコカップからの縁。サッカーは地元市民リーグ、フットサルは地元チームで25年ほどプレーをしている。

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