明けましておめでとうございます。忙しい週末がとうとう始まりましたね。今年は東京オリンピック絡みの変則日程で、J1リーグに先駆けてルヴァンカップが先に開幕しました。
新しい姿は見られたのか?
去年のシーズン終了後コメントだったり、今年のキャンプ等々のコメントだったり、マッシモ・フィッカデンティ監督からは
『2019年のマッシモ・グランパスの試合内容と結果はファミリーから不満に思われても当然だった』
『2020年にはもっと別のサッカーをファミリーに見せる』
そんな意味・意図のコメントが出ていたように思います。
去年と比べてみよう
僕の独断と偏見では、去年のマッシモ・グランパスを大雑把に言い表すと次の3点でした。
- できれば前(=自分たちのゴールから遠く)でボールを奪いたい
- でも、なかなか前で奪えないので、4‐4‐2ブロックで自陣撤退守備
- 攻撃はロングカウンターかセットプレーか前田頼み
その3点で見てみると、この試合はどんな状況だったでしょうか。
この試合のグランパス
開始15分くらいまでビックリするほど押し込まれまくっていたんですけど、そこからは盛り返して、試合全体を通してはまあ互角だったと言って良いのではないかと。
まあ、なんとか前でボールを奪おうとしていたのは見ていてわかりました。
まあ、うん、繰り返しですが、前からボール奪いたいんだろうなーってのはよくわかったんですよ。実際に奪えていたかはともかくとして。奪えなければ4-4-2化して自陣撤退………は去年と同じでした。
攻撃では、基本的には両サイド(マテウス・相馬)に早くボールを届けてサイドで前進しチャンスを生もうとの狙いだったのではないでしょうか。
ポイントポイントで顔を出しては攻撃にアクセントを加えていた阿部も光りましたが………攻撃はまずサイドアタッカー個の力次第。今年のグランパスの攻撃が上手くいくかどうかはマテウス、前田、相馬と青木次第と思われます。あくまでも現状では。
実際に、グランパスの得点は、相馬が得たフリーキックをマテウスが直接沈めたというものでした。フリーキック自体は素晴らしくて、何の文句も無いですけど、それは去年のマッシモ・グランパスと違うかと言われると………うーん?
どうなるか見てみよう
この試合だけ見て肯定的な評価をするのも否定的な評価をするのも時期尚早だと考えます。ただし、この試合では『去年とは違う姿』は見られなかったと思っています。何をもって去年と違うと評するのかも難しいところですが、個人的には『遅攻時のボール保持』と『前でボールを奪えなかった場合の守備の仕方』に注目かなーと。
最後に、勝ちって良いですよね
なんとも煮え切らないレビューをブツブツ書いてきましたが、何はともあれ勝利を喜びたい。僕たちファミリーが良い気持ちで一週間を過ごすためには、やっぱり勝利って結果が重要です。
2020年も、頑張って、欲しい(なんとか一桁順位キープでお願いします)。