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[アンケート結果発表] 名古屋にみんながオススメするフォワードは?

うわ・・・グランパスのFW少なすぎ・・・??

来年のスケジュール

名古屋グランパスは2020年12月2日現在、ギリギリではありますが、3位です。

ACL出場権については過去の記事「2020年ラスト8マッチ 行けるの?ACL?天皇杯ってどうなってるの?」を読んでいただくこととして、ACL出場権を獲得できる(可能性のある)4位以内をキープできるかもしれません。

やったー!

ACLに出場したら、超過酷なスケジュールが待っている

いつもの年であれば、ACLも大変ですがびっくりするほどの負担があるわけではありません。

AFCに詳しいミネ月さん(もうみんなフォローした?)によると、ACLはCOVID-19の流行のため集中開催になる案が出てきていて、ミネ月さんもこの案が有力と考えています。

この案が実際採用されるとシーズン途中にアジアのどこかに1st legなら4月末に出て、5/5-11で3試合をこなし、帰国したら2週間の待機期間を経て、そこから練習再開してリーグに戻る、と、まず5月1ヶ月が潰れる勘定です。当然5月には最低5試合以上組まれているはずなので、それはどこかで平日に消化しなければなりません。

同じことが8月から9月に発生します。

2ヶ月分、約10試合程度を平日開催に回さなければならないのです。

それ以外に7月から8月にかけてオリンピック開催期間のリーグ中断があります。

通常の年と比べると、来年のACL出場チームには今年以上にハードなスケジュールになることが想像されます。

名古屋グランパスの求めるFW像

物理的に人数が足りないグランパスのフォワード。ゼロトップもある程度機能することは判っていますが、2列目の人材をトップに応用すると、今度は2列目の交代がいなくなってしまいます。やはり最前線を務める人材が必要になってきます。ただ、最前線の選手といっても実はいろいろなタイプの選手がいます。

グラぽ流FWの役割

異論はあると思いますが、FWの役割を大別すると以下のようになるのでは、と思っています。

  1. クロスやパスを収めてシュートする(ストライカー)
  2. クロスやパスを収めて他のアタッカーにラストパスを出す(ポストプレー)
  3. ゴールキックやロングフィードを収めて他の選手に繋ぐ(ポストプレー)
  4. プレスをかけて相手のセンターバックの自由を奪う(1st ディフェンダー)
  5. 相手の守備を剥がしてドリブルしたり、守備の穴を突いて得点に繋がるプレーをする(チャンスメーカー)
  6. プレスの方向と枚数が限定されるサイドで勝負し、振り切ってクロスを上げたり、カットインしてシュートする(チャンスメーカー)

金崎夢生は昔、6(チャンスメーカー)の選手でしたが鹿島アントラーズ時代には純粋な1(ストライカー)になり、名古屋グランパスでは1よりも2、3(ポストプレー)4(1st ディフェンダー)へと変化しつつあります。

2021年秋まで帰ってこない金崎夢生の代わりを求めるのか

阿部浩之とシャビエルの0トップシステムでは、二人とも5、6(チャンスメーカー)であるため、大分トリニータ戦では相手のハードな守備と、速い帰陣で守備の穴を作らない献身的なプレーに苦しみました。守備の穴を能動的に作るには、ポストプレーが必要だ、ということを改めて思い知らされた思いです。

ポストプレーは相手ゴールの近くや、より高いポジションでゴールに背を向けてゴールキックやロングフィードを収め、前を向いてアタッカーのシュートチャンスを作るプレーです。

また、自陣や相手ゴールから離れた位置においてのポストプレーでも味方の選手が上がっていく時間を作り、より相手ゴールに近いところまでボールを保持しながら前進させることができるという効果があります。

現代ではどのチームも守備が整備されているため、後方から丁寧にボールを繋いでいくだけでは時間が掛かりすぎ、相手の守備網が整ってしまってその網に引っかかります。闇雲にボールを蹴ってもセンターバックやキーパーに抑えられてしまいます。ボールを前進させることが本当に難しくなりました。

ポストプレーができる選手=ポストプレーヤーがいれば、前線へ多少アバウトなロングボールを入れても収めてくれて、前を向いているアタッカーに繋げます。2列目に強みのあるグランパス的には、それを活かす存在というのが必要なのです。

金崎夢生的な存在を求める、というのは1つの解です。ただ金崎夢生的な存在を求めるとしたら、金崎夢生が帰ってきたときにどうするのかという問題もあります。

代案は

  1. 興梠慎三(来年35歳)のような、よりベテランの選手を獲得して金崎夢生と併用できるようにするか
  2. もっと若い同じタイプの素材的な選手を獲得して、将来の世代交代に備えるか

のいずれかです。

2のほうが将来に備えることができるメリットがありますが、若いということは安定していないということ。リスクも高くなります。

別の付加価値はあるのか

みぎさんが指摘しているように、身体が強い・相手よりも高いというような、物理で殴れるタイプの選手というのはいまの名古屋グランパスには居ません。金崎夢生はかなり万能なストライカーではありますが、高さはあまりないからです。

そうなると、とにかく点を獲っちゃうボックスストライカー(ペナルティエリア内で勝負する、昔で言えば森山泰行のような選手)や、高さで殴れる長身ハイタワーな選手(ケネディとか)というのを候補にするという方向性もあるかもしれません。

個人的にはポストプレーに長けた選手を1人と、ボックスストライカーを1人補強できれば万全なのではないか、と思っています。

結果発表ーーーっ!

  • 1位(10票)長沢駿(仙台)・知念慶(大分(川崎))
  • 3位(9票)レオナルド(浦和)
  • 4位(8票)ディサロ燦シルヴァーノ(北九州)
  • 5位(7票)垣田裕暉(徳島(鹿島))
  • 6位(6票)一美和成(横浜FC(ガンバ))
  • 7位(5票)赤崎秀平(仙台)・伊藤翔(鹿島)・柿谷曜一朗・深堀隼平
  • 11位(4票)イスマイラ(福島)興梠慎三(浦和)他多数

長沢駿(ベガルタ仙台)

今季9ゴールを挙げている名古屋グランパスの天敵(2020年はゴールされてない)。長身によるヘディング含む空中戦に強く、献身的な守備もできる。ポストがそれほど上手ではないにしてもポストプレーも積極的にしてくれる。

30代になってなお成長している感もある素晴らしいストライカー。

ベガルタ仙台の経営が安定しないため、獲得のチャンスはあるかもしれませんが、現在キャプテンを務めている選手がそう簡単に移籍するとは思えません。

Embed from Getty Images

知念慶(大分トリニータ(川崎フロンターレ))

川崎フロンターレからのレンタルで大分トリニータに所属する知念慶選手は愛知の地元選手ということもあり、名古屋グランパスでも人気があります。身体の強さと思い切りの良いプレーでゴールもできる選手ですが、来季ACLに出場する川崎フロンターレがレンタルバックを要請するのでは・・・と考えられています。

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レオナルド(浦和レッズ)

J3、J2の得点王を獲得してきたレオナルドも今シーズンは浦和レッズ大槻毅監督の信任を得られず、1800分で11ゴール(2020/12/02現在)。出場機会を得られず、移籍もあり得るのでは?と言われていましたが、監督が交代することで、3年契約を全うする方向にあるようです。

ディサロ燦シルヴァーノ:レレ(ギラヴァンツ北九州)

イタリア人ハーフのレレ選手はギラヴァンツ北九州のエースストライカー。今シーズン15ゴールをあげており、注目を集めています。イタリア在住歴もあり、イタリア人のフィッカデンティ監督と直接コミュニケーション取れることが注目ポイントです。

身長は高くありませんがペナルティエリア内で身体の強さを活かしてボールをゴールにねじ込むボックスストライカーです。相馬勇紀選手と三菱養和の同期です。

垣田裕暉(徳島ヴォルティス(鹿島アントラーズ))

鹿島アントラーズからのレンタルで徳島ヴォルティスに所属する垣田裕暉は187cmの長身ストライカー。徳島ヴォルティスでの活躍で注目されていますが元々金沢へのレンタル中からコンスタントに10ゴール近くをあげ続けていた選手です。長身の割りにトップスピードもあり、テクニックもある。鹿島アントラーズがレンタルバックするのか、徳島ヴォルティスが獲得するのかが今後気になる選手です。

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ロマン枠

金銭的、契約的、キャリア的に来るわけないよね、という選手だけど、オススメが何人かでてきました。このあたりが来たら凄いっすよね。

アレクサンドル・ミトロヴィッチ(フラム)

ミトロヴィッチは1994年9月16日生まれの26歳。恵まれた体格を活かしたポストプレーと強引なドリブルが持ち味の「重戦車」です。体幹がしっかりしており、屈強なレベルのDFを背負ってもものともせず、巧みなボールコントロールでゴールにねじ込むことができます。

悪童とも言われる素行は気になるところですが、もし獲得できたらビックリレベルの選手です。

お値段は最低40億円から・・・

アルナウトヴィッチ(上海上港)

アルナウトヴィッチはACLで現在予選リーグを戦っている上海上港の選手ですが、ACLには外国籍選手枠のため出場していないため、インテルやブレーメン、ウェストハム時代の印象しかない人が多いかもしれません。彼も「悪童」と若い頃は言われていましたが、30歳を超えて落ち着いてきているようです。上海上港集団足球倶楽部では11試合で9ゴールをあげており、実力は間違いありません。

実はイングランド・プレミアリーグに戻りたいと発言しており、獲得することは少し難しそうです。

ビョルン・ヨンセン(蔚山現代)

ACLにも出場している蔚山現代の長身ストライカー。元ノルウェー代表。今シーズンは15試合で3ゴールと、あまり馴染めていないようで、移籍金1.5億円とも。195cmの長身ストライカーを獲得できるチャンスかも。

クリス・イコノミディス(パース・グローリー)

これもまたACLに出場しているパース・グローリーの選手。ただ前十字靱帯損傷で離脱中で出場できておりません。来季には復帰できているはずなので、もしも獲得できればウィングも最前線もできるアタッカータイプの選手です。

マンジュキッチ(無所属)

元クロアチア代表の左ウィング・センターフォワード。謎の退団により現在フリーですが実力はもう間違いないんですが、コンディションが気になります。お値段もすごそう。

トミ・ユリッチ(CSKAソフィア)

オーストラリア代表のセンターフォワード。実績は十分だし能力もありますが、くる理由がありません。

ファビオ・クアリャレッラ(サンプドリア)

https://twitter.com/RobertoGraGra/status/1331225804034908160?s=20

元イタリア代表のベテランセンターフォワード。36歳の昨年代表に招集されたことでも話題になりました。実力も間違いなし、フィッカデンティ監督と直接会話できるのはいいんですが、これから移籍を選ぶかどうか・・・?

その他の注目株

イスマイラ

外国籍枠を消費してしまうことを考えると難しさはあるものの、188cmの長身、ゴールも決められ、スピードもあるという名古屋グランパスにピッタリのFWです。まだ22歳と若く、今オフの人気株間違いなしです。

山口一真

鹿島アントラーズからレンタル中、関西大学サッカーリーグ戦ではアシスト王に輝くなど、チャンスメーカーとしての評判が高かった選手ですが、水戸ではストライカーとして覚醒。ゴールもアシストもできる心強い選手に。鹿島アントラーズへのレンタルバックはあるのでしょうか。

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深堀隼平

名古屋グランパスからのレンタル中。ずっと怪我で離脱中でしたが、秋以降に復活。ゴールを重ねています。間違いなくレンタルバックしたら戦力になりそうです。

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興梠慎三

実力は問題なし。収めることもできるし、自分でゴールをグランパスも何度も苦汁を飲まされました。浦和レッズが選手の世代交代を図っていることから、獲得の可能性はあるかもしれません。来たら間違いなく力になりますが、浦和に出しているローストチキン屋はどうなってしまうのでしょうか?!

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皆さんは誰にきて欲しいでしょうか?

About The Author

グラぽ編集長
大手コンピューターメーカーの人事部で人財育成に携わり、スピンアウト後は動態解析などの測定技術系やWebサイト構築などを主として担当する。またかつての縁で通信会社やWebメディアなどで講師として登壇することもあり。
名古屋グランパスとはJリーグ開幕前のナビスコカップからの縁。サッカーは地元市民リーグ、フットサルは地元チームで25年ほどプレーをしている。

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