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タイトルを欲した理由 #grampus

No.1なファミリーの皆様

御無沙汰しております。コバヤシです。

ルヴァンカップ優勝の余韻を、思う存分に味わわれていらっしゃいますでしょうか。

グラぽ編集長の御厚意に甘えさせていただきまして、筆者も現地で優勝の瞬間を目の当たりにすることが出来ました!

この場を御借りして、改めて御礼を申し上げます。

欲しかったタイトルを手に入れられて、筆者も喜びに浸っております。

この気持ちを記録しておく為、拙文ではありますがグラぽに寄稿させていただきます。

決戦前日まで

久し振りの大一番

筆者が名古屋グランパスの「勝てば天国 負ければ地獄」という試合を見るのは、恐らく3度目となります。

1度目は、2017年12月3日のJ1昇格プレーオフ決勝 アビスパ福岡戦。

風間監督の下で攻撃的なサッカーを展開し、なんとか1年でJ1の舞台に戻ることが出来ました。

どうやら筆者は、バックスタンドから応援していたみたいです。

試合を見に行った記憶はあったのですが、詳細には覚えていないものですねw

2度目は、2018年12月1日のJ1第34節 湘南ベルマーレ戦。

グランパスの試合結果だけでなく、他クラブの結果次第でJ2降格が決まってしまうという状況でした。

仕事の都合上DAZN観戦しか出来なかった記憶が……

現地で応援できない筆者に何か出来ることはないかと、勤務地周辺で必勝祈願が出来るところを探しました。

東京タワーのふもとに、増上寺という徳川家の菩提寺があります。

そこが勝負事に良いと聞いた筆者は試合前日(金曜日)の始業前にタクシーで乗り込み、必勝祈願の参詣と勝守を授かったのを覚えております。

今回は、それ以来の大一番。

久し振りに緊張感が襲ってきました!

グラぽ編集長の呼び掛け

試合前々日の10月28日、出先でTwitterを開いていたら次のツイートが流れてきました。

多くのファミリーが呼び掛けに応え、どんどん #GrampusNo1 に熱い気持ちのこもった投稿が。

https://twitter.com/hashtag/GrampusNo1

それを見て、これだけ多くのファミリーが一つの思いになるのは素晴らしいと感動が止まりませんでした。

前日の天皇杯でルヴァンカップ決勝と同じ相手のセレッソ大阪に完敗しており、落ち込んでいるファミリーも少なくないと勝手に思っておりましたが心配無用でしたね!

クラブレジェンドのNEVER GIVE UPの精神が、ファミリーまで根付いています。

今更ながら筆者の#GrampusNo1

筆者自身がNo.1と聞いて想像するものは安直ですが、やはり富士山です笑

世界遺産登録の理由でもありますが古くから富士山は信仰の対象となっており、富士山そのものに大きなパワーが宿っていると考えられています。

新幹線で通過する際に見える富士山ですら雄大さを感じますが、もっと近くで見ると雄大さだけでなく美しさや神秘も感じます。

 ⇒こちら筆者個人の感想です

10月28日~29日、筆者は呑気に富士五湖へ旅行に行っておりました。

河口湖のほとりに河口浅間神社という神社があるのですが、そちらの本宮から車で山道を10分弱。

上掲の写真の場所、富士山遙拝所 天空の鳥居が姿を現します。

そこで富士山を御神体として崇め、参拝してきました。

個人的なものもいくつか祈らせていただいたのですが、グランパスファミリーと一緒にNo.1になりたいとNo.1の富士山に強く願って参りました。

今更ながら #GrampusNo1 ~

決戦当日

豊橋駅~東京駅

筆者は現在、三河地方に住んでおります。

新幹線移動の拠点は豊橋駅になるのですが、朝早くから多くのファミリーがいて驚きました!

グラぽ編集長との集合時間が11時。

遅れるわけにいかないから早めに出ようと思って6時59分のひかりに乗車したのですが、駅の改札あたりから赤いユニフォーム姿が!!

その様な御姿を拝見し、筆者も気合が入ります。

またユニフォーム以外でもグランパスの移動用アウターを着てらっしゃる方が思ったより多く、こういう時に皆さん着用されるのかと勉強になりました。

今後、筆者がスタジアムへ足を運ぶ際の装いは考えないとなぁ……

乗車した新幹線が東京駅に滑り込み、ホームへ降りて一息つこうと駅構内へ向かうと、グランパスだけでなくセレッソのアパレルを着ていらっしゃる方も多々いらっしゃいました。

中立地開催の決勝戦、誇りを持って遠征されているのは素敵ですね!

東京駅~埼玉スタジアム2○○2

東京都心のオフィスに3年間勤務していましたが、埼玉方面が目的地になることは筆者の人生で初めてのことでした。

事前に拝読したグラぽ編集長の記事で、最寄り駅である浦和美園駅までのルートは完璧です!

王子駅で地下鉄に乗り換えると、乗客の9割以上がルヴァンカップを見に行かれると思われる状況でした。

コロナ禍でなければ皆様は決戦に向け色々と会話に花を咲かせながら向かっていたんだろうと思い、少し悲しさを覚えました。

Jリーグでは応援に関して、一部規制緩和するとの報道が出ております。

少しずつですが、日常が戻りつつありますね。

浦和美園駅から埼玉スタジアム2○○2までは平坦な道のりながらも、非常に距離がありました。

豊田市駅から豊田スタジアムまででも、またナゴヤドーム前矢田駅からナゴヤドーム(バンテリンドームナゴヤ)まででも遠いと思っている筆者。

初めての道ということもあり、到着までに体力を随分と奪われました……笑

当日の天気は秋晴れでしたが気温はそこまで下がらず、日向を歩いていると汗ばむ程の陽気。

サッカー日和ではありましたが、普段から運動していないと太陽を恨みたくもなります。

集合時間まで30分強の時間があったので、スタジアム周辺を見学しておりました。

グッズ売り場など覗いてみようと思っていたら、真横にグレースーツが似合うダンディーな男性が!

小西社長に御目に掛かれたので、つい写真を御願いしてしまいました。

お腹が出てるの、しっかりバレましたねw

セレッソサポーターからは、スーツの男性と多くの名古屋サポーターが撮影していることを不思議がる視線を頂戴しました。

貴社代表も有名人ですが、グランパスの代表もサポーターから愛されてるんですよ~

撮影後、上着を脱いでユニフォームを着ておけば良かったと後悔……

次に御目に掛かることあればユニフォーム姿で御願いしたい!!

グラぽ編集長と合流

11時頃にグラぽ編集長たちと合流させていただいたのですが、グラぽ編集長以外の顔と名前が一致せず……

どなたがどなたか把握できていれば聞いてみたい話とかあったのですが、恥ずかしながら筆者がコミュ障を発揮したので次回に持ち越しです。

マッシモT軍団集合の現場に立ち会うなど、なかなか貴重な経験が出来ました。

かえるさんと観戦

今回、先日グラぽデビューしたかえるさんと一緒に観戦することになりました。

かえるさんは筆者より一回りほど若く、とても立派な好青年でした笑

今回の席はメインスタンド、ピッチ上のセンターライン延長線上くらいにあり、通路を挟んで隣が南側座席(セレッソ側)ということもあり非常に戦況を把握しやすいところでした。

熱く赤いゴール裏

名古屋スタメン

後半キックオフ前の円陣

試合は読者諸賢、御存知の通り。

前田の先制点、稲垣のダメ押し点、優勝決定時、それぞれ盛り上がりました!

一緒に応援していたかえるさんだけでなく、一人で来られていた隣の御婦人や前後のグループの方など多くのファミリーと一緒に喜べて本当に素敵な空間でした!

歓喜の瞬間

我々をファミリーと定義したクラブ。

最初は個人的に違和感があったのですが、クラブリリースでも我々をファミリーと呼び、またメディアインタビューでも風間監督が照れながらも我々をファミリーと呼び、それが完全に定着して心地良さも感じております。

名は体を表すとは良く言ったもので、サポーター・ファンと一般的な括りであった頃より、間違いなく一体感は醸造されたのではないでしょうか。

ファミリーの一体感が、タイトル奪取を後押ししたと信じたいですね。

優勝の喜び(後日譚)

スポーツ新聞の買い周り

筆者は以前の寄稿で少しだけ触れたとおり以前は野球を一生懸命に見ており、特に落合博満監督時代の中日ドラゴンズが大好きでした。

 ⇒この辺の話は今月中旬頃に寄稿予定です

落合監督がドラゴンズを率いている8年間の間に、日本一1回・リーグ優勝4回・2位からの日本シリーズ進出1回と、非常に多くの好成績を残してきました。

リーグ優勝やクライマックスシリーズ制覇や日本一など、ドラゴンズが全スポーツ新聞の1面を飾る日は、通学前にコンビニに寄ってスポーツ新聞全紙を買い周ったものです。

そんな落合監督の退任後ドラゴンズは一気に弱くなり、ここ10年ほど優勝から遠ざかっています。

グランパスも暫くタイトルから遠ざかっていることもあり、タイトルを取ったらスポーツ新聞を買いまわるという行為自体が筆者自身の意識から完全に消えていました。

ルヴァンカップ優勝翌日、タイムラインにファミリーの皆様が購入された中日スポーツやスポーツ報知などの写真が!

出掛けるついでにコンビニをはしごしましたが、売り切れている店舗が……

グランパスへの関心の高さを伺うことが出来て、とても喜ばしく思いました。

なんとか各紙、買いまわることが出来て安堵してます笑

試合中継の見返し

フジテレビ系列で全国中継されていたルヴァンカップ決勝、録画予約をして筆者は現地へ向かいました。

なかなか忙しく見返すことが出来ていませんが、明日あたり時間を取って見返したいと思っております。

結果が分かっていますが、やはりゴールシーンや優勝決定時には興奮するんでしょうね笑

優勝記念グッズ注文

WEB SHOPにて、ルヴァンカップ優勝記念のグッズの受注が開始しております。

本日(11/2)第2弾の商品も発表されており、ますます物欲を刺激されております!

受注期間は来週月曜8日いっぱいまでなので、是非とも御見逃しの無いよう御買い求めくださいませ~

 ⇒特設サイトはこちら

タイトルを振り返る

御存知だと思いますが、ここで超簡単に過去のタイトルを振り返りたいと思います。

1つめの星

第75回天皇杯全日本サッカー選手権大会の優勝です。

大会期間は1995年12月~1996年元日と、少し昔の話になってきました。

 ⇒当時筆者は4歳なので流石に記憶にございません

後に英プレミアリーグのアーセナルで一時代を築いた名将アーセン・ベンゲルの下で、クラブ初の戴冠でした。

2つめの星

第79回天皇杯全日本サッカー選手権大会の優勝です。

大会期間は1999年11月~2000年元日と、まだ少し昔の話に感じます。

この頃になると、なんとなくの記憶が残っております。

決勝でのピクシーのゴールは今でも何故か強い記憶として残ってますね!

3つめの星

2010年Jリーグディビジョン1での優勝です。

ピクシーを監督に迎え、圧倒的な強さでリーグを制しましたね。

11年前になりますので、筆者と同年代の方ですと強い記憶に残っているシーズンではないでしょうか。

それぞれの星を筆者の主観で語りますと

1つめの星はベンゲル監督のイメージ、2つめの星はピクシーのイメージ、3つめの星は監督ピクシーとナラさんのイメージです。

それぞれの星に強烈な個性があったと考えております。

4つめの星

今回のルヴァンカップ優勝ですが、過去の戴冠と比べて強烈な個性は無かったかと個人的に考えております。

これは個性が無いから悪いといった評価ではなく、属人的なチームではなく組織的に戦えていたと評価できると考えております。

怪我による長期離脱の選手が出たりするなど、決して想定通りにシーズンを進められたとは思っていないでしょう。

それでも、こうしてルヴァンカップを制覇できたのは、様々な障壁から逃げずに対峙し、ひとつひとつ乗り越えた結晶だと筆者は思います。

とても苦しみ抜いて掴み取った栄誉、誇らしいです。

タイトルを欲した理由

当然タイトルは欲しいもの

先述の通り、筆者はグランパスにタイトルをと神頼みをしました。

他のファミリーの方も、もしかしたら神社等に御参拝されたり、また御自身で祈られたり縁起を担がれたりされたのではないでしょうか。

そこまでして誰もが欲したタイトルですが、どうしてタイトルを欲しましたか?

今年のメンバーに強い思い入れがあって、そのメンバーで実績を残して欲しかったから?

目の前に取れるタイトルがある以上、全力で取りに行くのが勝負の世界だから?

オリジナル10として、まだ取れていないタイトルがあるのはプライドが許さないから?

風間体制からマッシモ体制に切り替えた以上、何が何でも結果が欲しいから?

問い掛けた筆者が申し上げるのも何なんですが、どんな理由でも良いと思っております。

正解も不正解も無いです。

ただファミリーが皆「タイトルが欲しい」と思っていることが、非常に大事だと考えます。

目指すものが一致していなければ、組織は纏まっていないと言い切れます。

名古屋グランパスに関わる全ての人が、同じ目標を持ち(目を揃え)突き進むことが出来ているからこそ、それがタイトルに手が届く一因であったのでしょう。

これからも結果を出し続けるために

本稿のタイトルでもある、タイトルを欲した理由。

強い名古屋グランパスでいて欲しいから

これを、私の回答とさせていただきたいです。

タイトルを取ることで、得られるものは沢山あると思います。

喜び、思い出、成長要素……

どれも簡単に得られるものではありません。

私がタイトルを取ることで得られる最も貴重なものは、共通した成功体験だと考えております。

働かれていらっしゃる方、特にマネジメント経験者の方なら間違いなく同意していただけることだと思うのですが、人が育つ最大の要因は成功体験です。

これを個人ではなく組織を育てることにフォーカスすると、ただの成功体験ではなく共通した成功体験が必要ではないでしょうか。

タイトルを取るということは、クラブの歴史に実績を残すことです。

これは大きな大きな共通した成功体験であることは、誰も否定できないと考えます。

今後も名古屋グランパスが結果を出し続けるため、今のクラブに足りていないものの一つは間違いなく共通した成功体験であったと思います。

来季に向け、この貴重な財産がクラブを大きく前に進めることを信じております。

因みにですが、私が考える次なる課題は再現性と別手段での実績創出です。

ここが達成できれば、アジアでのメガクラブという立ち位置は確保できると期待してます。

アリストテレスとエビングハウス

「カタルシス」という言葉があります。

アリストテレスが用いた以降に頻繁に使われる様になった言葉ですが、簡単に言いますと浄化という意味の言葉です。

誰しも辛い経験や思い出はあるかと存じますが、それはいつか必ず風化されます。

忘却曲線を御存知でしょうか。

人間の記憶は時と共に忘却していくことを示す曲線グラフですが、エビングハウスのものが有名です。

楽しい記憶も残念ながら忘却曲線に完全に抗うことが出来ず、いつの日か必ず色褪せていきます。

これからも名古屋グランパスの、長い旅路は続きます。

想定通りに進むことは、想定外に進むことより圧倒的に少ないでしょう。

楽しい時より辛い時の方が長いことは、当然と言えます。

ただ今後の我々ファミリーは、そんな辛い時にユニフォームに刻まれる4つめの星を見ることが出来るのです。

様々な障壁を乗り越え掴んだ4つめの星、その星が忘却曲線に必死に抗うべく、何度も何度も共通した成功体験を思い出させます。

それが名古屋グランパスの次の1歩に必ず繋がると、いつまでも筆者は信じ続けます。

優勝、万歳!

About The Author

KobayashiMikio
M.Kobayashi
通信業界を経て、Rの血を引く某人材系企業で様々な職務に携わる。現在は経営についての知識や知見を増やそうと、必死にもがいてます。
趣味はディズニー・旅行・カメラなど……
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