写真提供:🐼 @sakupnd96 さん
39.7、39.1、39.9、39.7、39.8…
最高気温が連日40℃に迫る名古屋のヤバい夏、いかがお過ごしでしょうか。
「名古屋グランパス大好き、ユースはもっと好き」トヨスポ第2の草むしりはお任せください、ソウソウです、よろしくお願いします。
毎年恒例、夏の風物詩といえば「クラ選(日本クラブユースサッカー選手権)」だったわけですが、さすがのクラ選も酷暑の影響を避けられず、安全な大会環境を確保するため、今年から年末開催へと移行しました。
俺たちの熱い夏よ…
それでもここ最近の名古屋のユース事情は、かなりいい感じの盛り上がりをみせております。
年々、ユースチームを応援してくださる方々が増え、それと同時にゴール裏の若返りなども進み、AチームのみならずBチームへのサポートにも活気があふれるという、名古屋の夏とは真逆のとても心地よい風が吹いております。
ユース未経験のあなたもぜひ一度、この心地よい風を肌で感じてみてはいかがでしょうか?
そして、グランパス界隈の大きなニュースと言えば、パロマ瑞穂スタジアム(新瑞穂)が新装オープンとなりました。
シーズンチケット保有者による血で血を洗う激しい席取り合戦が繰り広げられたのも遠い昔のことのようです。
そんな私もシーチケ民のハシクレです。
私はバックスタンド上層階、前方の通路側という良席確保に成功しました。(良席GETだぜ)
※ユースの公式戦と被った際にはお値打ち価格でリセールいたしますので何卒よろしくお願いいたします。🙇
新瑞穂でもユースっ子たちを陰ながら(上層階から)応援しています。がんばれユースっ子!
名古屋グランパスU-18 オディケチソン太地選手、白男川羚斗選手、恒吉良真選手 トップチーム昇格内定
さてさて、2026年7月23日(木)10時、名古屋グランパス公式より嬉しいお知らせが届きました。(最高気温39.9℃の日でした)
引用元:名古屋グランパス公式
名古屋グランパスのアカデミーから今年は3選手がトップチームへの昇格内定をつかみ取りました。素晴らしいですね!!
トップチームへの昇格時期は2027年2月とのことですが、今夏より新設されたU-21Jリーグでは主力メンバーとしての出場が期待されています。先輩たちに気後れすることなくガンガンアピールしていただきたいですね。
今回昇格内定をつかみ取った3選手については、私が熱くご紹介させていただきます。
彼らのキャラクターや、どういったポテンシャルを秘めた選手たちなのかを印象的なエピソードに躍動感たっぷりの写真を添えてご紹介してまいりますので、皆さまどうぞお付き合いください。
オディケ チソン太地 選手
- オディケ チソン太地(おでぃけ ちそんたいち)
- 身長192cm/体重78kg
- 東京都板橋区出身。小学生時代には岐阜県瑞穂市で過ごし、愛称は「オディ」。
- JFAアカデミー福島U-15 EAST→名古屋グランパスU-18
恵まれた長身と抜群の跳躍力を武器に、空中戦では無類の強さを誇るディフェンダーです。
大型DF特有の重たさは微塵もなく、広い守備エリアを自慢の俊足で楽々とカバー。スピードと瞬発力を兼ね備えたセンターバックです。
現在、名古屋U-18の選手構成は、名古屋U-15からの昇格組が大半を占めており、現在の3年生に限れば、14人中12人が名古屋U-15からの昇格組です。
オディケ選手の前所属はJFAアカデミー福島U-15 EAST。数少ない外部からの加入組です。
中学時代にはU-15、U-16の年代別日本代表にも選ばれ、国際大会でのプレー実績もあります。
JFAアカデミー福島U-15といえば、1学年先輩の森壮一朗選手が所属していたクラブとして記憶に新しいところですが、森選手はWEST出身なので、オディケ選手と直接の接点があったかは不明です。
不慣れな環境下での1年目
オディケ選手の1年時は、3バックの右CBが主戦場でした。
特に高校1年の春先は、右も左も分からず、まだチームメイトとの関係も十分に築けていない中で、 Bチームが闘うプリンスリーグ東海という「魔境」のような世界に放り込まれ、本来の実力が発揮できずに藻掻いていました。
七転び八起き、いやそれこそ七転八倒を繰り返し、それを乗り越えて強く、逞しく、ひと回りも二回りも大きくなったのだと感じます。
名古屋U-15から昇格した選手たちは気心が知れており、息の合ったボール回しで試合を進められる一方で、外部から加入したばかりの当時は、周囲との連係やコミュニケーションに苦労しているように、私には見えました。プレーにもどこか迷いが感じられました。
当時はまだまだ身体の線も細く、プレー判断も曖昧で、心のどこかに不安を抱えていたのかもしれません。

そんな当時の姿を思い返してみると、まさかここまで逞しく立派に成長を遂げるものかと心底驚かされます。
若者には無限の可能性があって、それを間近で感じられるユースは本当に凄い世界だなと、実感させられたのがオディケ選手でした。
オディケ選手を支えた 名古屋アカデミーの執念
オディケ選手は決して諦めなかったですし、何度でも立ち上がってファイティングポーズを取り続けたからこそ今があるのだと思います。
そして、オディケ選手本人の頑張りは勿論のことですが、三木隆司監督を中心とした名古屋アカデミーのチームスタッフによるサポートなくして今のオディケ選手は無かったとも断言できます。
「何としても、オディケチソン太地をプロで通用する選手に育てる」。アカデミースタッフの取り組みからは、そんな強い覚悟を感じました。 オディケ選手の努力と、成長を信じて支え続けたアカデミースタッフの熱意。その両方が実を結んだ結果が、今回の昇格内定なのだと思います。
1年時にはまだまだ細かった身体の線も、今では見違えるほどに太く逞しくなりました。
2年時には戦略的パートナーシップを結んでいるASローマへの短期留学に参加。課題と向き合い、武器を磨き、たくさんの刺激を肌で感じ、飛躍への礎を築きました。
最終学年を迎えた今シーズンは、副キャプテンとして、DFラインの中央に立ち、チームを統率。プレミアリーグでの出場時間は現時点でのチーム最長、まさに大黒柱として君臨しています。
名古屋のファン・ダイクとなれ
今年は攻撃への意識も常に高く持っています。
セットプレーでは当然のようにターゲットとなり、ゴール前でひときわ大きな存在感を放ちます。
相手のマーカーが潰しに来ようが、そんなものは関係ありません。「来るなら来い」と言わんばかりで頼もしい限りです。
記念すべきプレミア初ゴールとなった渾身のヘディング弾をご覧ください。
オディケ選手のゴール以外にも見所満載のダイジェスト動画となっております。
- CK白男川選手→オディケ選手GOAL!!
- 竹内悠三選手→白男川選手→八色隼人選手GOAL!!
- 白男川選手PK GOAL!!
※オディケ選手の豪快なヘディング弾にゴール裏からは「名古屋のファン・ダイクだ」と、感嘆のため息が漏れました。
プレーぶりは常に冷静沈着、飄々と淡々と。
現役時代にDFとしてプレーした三木監督の下で、ディフェンダーとしての基本をみっちりと磨いてきました。守備には安定感があり、対人プレーでも力強さを発揮します。
プロとしての課題はまだまだたくさんあると思いますが、真摯に課題と向き合えるのがオディケ選手のいいところです。
これからも失敗を恐れることなくチャレンジし続けてほしいです。
そして、ガンガン自分を出して、もっともっとデカくなり、いずれ世界に挑戦できるような選手に成長してもらいたいなと願っています。
白男川 羚斗 選手
- 白男川羚斗(しらおがわ れくと)
- 身長176cm/体重74kg
- 愛知県刈谷市出身
- 名古屋グランパスU-15→名古屋グランパスU-18
世代屈指、破壊力抜群の左足が最大の武器。例えるならば「キャノン砲」ズドン。
U-18でのポジションは左WB。
左WBから右WBへのダイナミックなサイドチェンジで一気に局面を打開できる選手です。
先日行われたコンサドーレ札幌とのプレシーズンマッチでも逆サイドへの大きな展開を軽々と決めてみせました。
スペクタクルかつ、スケールの大きなプレーで私たちYB(熱烈なユースサポーター)のハートを鷲掴みにします。
1年生の頃は、オディケ選手と同様、プリンス東海で徹底的に揉まれる日々を過ごしました。
体力が限界を超えてもなお、顔を真っ赤にしながら、左サイドで上下動を繰り返す姿がとても印象的でした。
白男川選手は、左足が特別に注目されがちですが、その左足を最大限に活かすためには自分でボールを運ぶ推進力や、ブレない体幹、身体を支える頑丈な筋力が必要不可欠です。
プリンス東海での経験が血となり肉となって今の白男川羚斗を作り上げているのだと感じます。
また、今年のU-18には高さのあるポイントゲッターが不在です。
そのためサイド攻撃のパターンやクロスボールの精度には特にこだわってトレーニングを重ねていると伝わってきています。
※自慢の左足ではない、右足での豪快ゴラッソ。
※中京大学との練習試合で振り抜いた一撃。
U-17日本代表で覚醒
今年の5月にはU17アジアカップへと臨むU-17日本代表に選出されました。
年代別日本代表については、U-15のとき以来実に3年ぶりとなる待望の選出となりました。
このU17アジアカップという国際大会で、日々取り組んできたトレーニングの成果が花開きます。
初戦、2戦目と出番は無かった白男川選手。
久々の代表招集ということもあってか、大会序盤は控えからのスタートでしたが、それでも決して準備を怠ることはありませんでした。
3戦目は待望のスタメンフル出場。
そこで自慢の左足が唸りを上げ3得点を演出。
準々決勝では再び3得点に絡む活躍です。
準決勝では、日本が1点を追う後半16分から途中出場。 日本に流れを呼び戻し、瀕死の日本を救ったと言っても過言ではないほどの活躍をみせてくれました。
U17アジアカップが始まる前までは当初は序列の後ろからスタートした白男川選手が、 自分の力で重い扉をこじ開け、「戦術・白男川羚斗」と称されるほどに唯一無二の存在であることを証明した瞬間でした。
このAFC U17アジアカップで見事優勝を果たし、 11月に開幕するFIFA U-17ワールドカップへと挑みます。
私が抱く白男川選手のイメージはロベルト・カルロス🇧🇷です。
ロベカルのような豪快な左足で世界に衝撃を与えてほしいと期待してますし、レクトならできると信じています。
恒吉 良真 選手
- 恒吉良真(つねよし りょうま)
- 身長174cm/体重68kg
- 愛知県日進市出身
- グランパスみよしスクール→名古屋グランパスU-12→名古屋グランパスU-15→名古屋グランパスU-18
4歳の頃からグランパスのスクールに通い、U-12、U-15、U-18とグランパスのアカデミーで育った恒吉選手。
ピッチ外ではいつもニコニコ、人懐っこく愛くるしい笑顔を振りまく人気者です。
しかし、ひとたびピッチに立つとオオカミのように鋭い目付きに豹変します。
このギャップも彼の魅力です。
右のシャドーを主戦場としているアタッカーで攻撃が大好きです。
選手交代などのチーム事情に合わせて、ポジションチェンジが利く器用さも持ち合わせています。
とにかく負けず嫌いで、その性格がプレーの随所に表れるのが特長です。 狭いところを全く苦にせず、ゴールに向かって仕掛けるドリブルや、食らいついたら離れない粘り強くしつこい守備で相手を掻き回します。
ボールを止める、収める、はずす、運ぶ、蹴るといった基礎動作のレベルがとても高く、WBやトップ下でも高いレベルでプレーできることから、中村直志フットボールダイレクターは「和泉竜司選手のようになり得る」とコメントされています。
確かに和泉選手っぽさというのはとても分かりやすい表現だなと思います。
私個人の印象としては、シャドーの位置からギャップを作りに降りてくる動きや、上背はありませんが身体をぶつけて前を向くことができる選手なので、木村勇大選手をお手本にすればとても素晴らしいアタッカーになれるのではと滅茶苦茶期待しています。
恒吉選手で特に印象に残っているプレー映像がこちらです、ご覧ください。
昨夏(2025年)のクラ選U-18 準々決勝でアシストを決めたときのプレーです。
・神戸間那選手→八色真人選手→恒吉良真選手→小島蒼斗選手GOAL!!
八色選手からの美しい縦パスといい、恒吉選手のトラップからのドリブル&ラストパスといい、何度でも見返したくなる美技の連続です。大西先輩を「おとり」に使うとか、なかなかいい根性をしていると思います。笑
U-17日本代表での躍動
今年5月、U17アジアカップでの記念すべきゴール映像もしっかり見つけてきました!(サムネ最高!)
No.18白男川選手からの鋭いクロスに反応し、体ごとゴールに飛び込むNo.15恒吉選手、魂を感じますね。
映像:AFC Asian Cup公式(AFC動画は埋め込みができないのでリンクを参照してください)
日本の3得点すべてに白男川選手が絡んでいるのでそちらも必見です。
U-17日本代表での試練
残念なことに、このU17アジアカップで右足を負傷。手術が必要なほどの大怪我を負ってしまいました。
最終学年ということで、ここまで3年間、あるいは6年間と苦楽をともにしてきた仲間たちとサッカーができない苦しさ、悔しさを思うと言葉になりません。
それでも今はしっかり前を向いていると伝わってきています。がんばれ良真!
恒吉選手については、INSIDE GRAMPUSで白男川選手とオディケ選手が愛情たっぷりに語ってくれていますので、ぜひそちらもご覧いただきたいなと思います。
また、恒吉選手もオディケ選手と同様にASローマへの短期留学を経て大きく成長した選手の一人です。
グランパスは、ASローマに加えて、昨夏にはエバートンFCとも戦略的パートナーシップを結び、アカデミー間のさらなる相互交流が期待されています。
このような海外クラブとの交流が、選手や指導者の成長につながり、名古屋のアカデミーで学びたいと考える選手を増やすきっかけにもなることを願っています。
プロの世界は言うまでもなく非常に厳しい世界です。
苦しいときは三人で助け合い乗り越えていってほしいなと思います。
そして今このときも、グランパスのエンブレムに誇りを持ち、夢と希望を抱いて研鑽を積んでいる、そんなアカデミー生たちにとっての希望の光となってほしいです。
オディ、羚斗、良真、トップチームへの昇格内定、本当におめでとうございます!!
最後に、3選手のアカデミーチャントで本稿を締めくくりたいと思います。
オディケチソン太地選手
「さぁ立ちはだかれ オディケチソン太地 漲るその力を 解き放て」
白男川羚斗選手
「全身全力 さぁ突き抜けろ 狙え撃ち抜け GO白男川羚斗」
恒吉良真選手
「ゴールを目指して 闘志貫け 飛び出せ振り抜け 恒吉良真」
付記:オディケチソン太地・白男川羚斗両選手(+竹内悠三選手・深谷朔共選手も)2種登録が発表されました!











