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「これで胸を張ってプロになったと言えます」小屋松知哉選手、復帰初戦でJ初ゴール!

3月7日の2015年J1ファーストステージ第1節で、小屋松知哉選手がJ初先発で初ゴールを挙げました。

http://soccer.yahoo.co.jp/jleague/video/player/30278

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150308-00000019-spnannex-socc

先制されてからわずか1分後の前半33分、竹内彬選手のロングパスを永井謙佑選手がダイレクトで落とすと、そこに絶妙なタイミングで走り込んだのは、トップ下に入った19歳の小屋松知哉選手でした。右足ダイレクトで合わせてゴールを決めます。

ここで少し、小屋松知哉選手について語ってみましょう。

試合開始直後も、ノヴァコビッチ選手の落としにグランパスユース出身の酒井選手を一瞬の加速で振り切ってシュートまで持ち込むなど、ボールを呼び込む動きなどは優れており、今後の活躍が期待されます。また、おそらく意識していたものと思いますが、ノヴァコビッチ選手の1トップに対して、永井謙佑選手と小屋松知哉選手の2人が衛星のように動き、クロスやロングフィードの落としをうまく使っていたことです。永井謙佑選手に対するスルーパスという攻め手ばかりだった昨年に比べて、違った攻め方ができるようになりそうです。

一番驚いたのは、前十字靱帯断裂を経験していれば普通もう少しスピードが落ちるものなのに、酒井をぶっちぎってシュートまで持ち込むことができていたことです。この点に関しては医療の進歩を感じました。青木亮太選手の怪我も、これなら思ったより影響はないかもしれません。

もう一つ取り上げたいのがこの試合から導入された「トラッキングシステム」の結果です。

FB000

これを見ていると、小屋松知哉選手は迎えた2つの決定機共に素晴らしいスピードで相手を振り切ってのゴールなのですが、最高速はそうでもなく、またスプリントの割合も低いのです。グランパス最高速は永井選手の33.4km/h、牟田、ダニルソン、本多らも32km/h代です。小屋松知哉選手は31.4km、これで何故振り切れるのでしょうか?

おそらく、その答は加速力です。普通、100m走などで最高速に達するまでにはある程度の時間がかかります。小屋松知哉選手は最高速に達するまでの時間が短いから、ディフェンダーを振り切れるのではないでしょうか。小屋松知哉選手はグランパスのいい武器になるのではないでしょうか。(ちなみに永井謙佑選手は加速力も最高速も両方優れています。そこはバケモノですね。)

一つ心配なのは、昨日の試合でも当たり負けをするシーンが多くみられたことです。靱帯は再発も多い怪我です。そこだけはしっかりと気をつけて・・・・!

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