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2026-2027 J1リーグシーズンプレビューのようなもの (4) 青井高平編 ~対策へのアンサーを見たい

キャンプの最後に行った対外試合の結果でザワついたグランパスファン・サポーターの皆様、いかがお過ごしでしょうか。

ザワついている間にあれよあれよと時間が過ぎ、もう今週末には開幕、というタイミングとなりました。

だいぶ薄い見方の提案にはなりますが、自分的にはこんなとこ注目してます、というところを並べておきますので、他の皆様のプレビューの箸休めにでもお読みください。

<私の注目ポイント>ワールドカップの文脈との比較

ワールドカップはこれからのフットボールにおけるトレンドを占う見本市だと思っています。

もちろん練度という意味では、欧州上位クラブには敵いません。

ただ、Jリーグは個の力を持つ選手がどんどん海外に抜けていってしまう上方流動性の高いリーグです。

このような状況で、時間をかけて高めた練度だけを頼りに長いシーズンを戦う計画は、企画倒れに終わることが多い。それは歴史が示す通りです。

練度では欧州の上位クラブにかなわず、比較的短い期間でチームを仕上げなければならないワールドカップのチーム作りは、その意味でJリーグの参考になるところが多いと感じています。

その視点で見たとき、私が今回のワールドカップで印象に残ったのは以下の3点でした。

  1. 優勝国スペインの守備力
  2. 対策合戦がまた一つ進んだ4バック>3バックの図式
  3. 3バックで挑んだ日本代表のチームとしての出来

いずれも各種媒体やグラぽで語られているため、詳しくはそちらをお読みいただきたいのですが、特に注目したいのが、グラぽ編集長の次のツイートで示された点です。

日本代表の森保監督が率いたチームは、ベースにミシャ式を採用しています。日本代表が磨き込んでいた戦い方、押さえるべきポイントは、そのまま名古屋グランパスが押さえるべきポイントと共通しているといえます。

特に、人の立ち位置を変化させてボールを運び、攻めるときと、そこで奪われたときにどのように守りに切り替わっていたか、というところは、現状の名古屋グランパスが課題としているところです。

「日本代表はどうやっていたのか」「名古屋グランパスの選手の特性からどのような手を打つのか」というところは、重点的に見ていきたいと思っています。

一方で、このワールドカップは、3バックをベースとした可変的な戦い方への対策が数多く示された大会でもありました。

4バックをベースとするチームの躍進はそれを受けてのものであり、対策の構造は世界中に共有されたといっても過言ではないでしょう。

グラぽ編集長のコラム

の4項、「データと重なった7月25日のプレシーズンマッチ」にて語られている通り、名古屋グランパスとして相手の「再現性のある対策」への対抗策はまだ見いだし切れていないのが現状でもあります。

一方で日本代表がワールドカップの一連の試合で見せた守備はそこまで脆いものではなかったのも事実。

もちろん選手の能力も特性も違う中で全くコピーをすることは不可能ですが、日本代表の戦い方を一つのお手本として頭の中に置いたうえで、首脳陣が名古屋グランパスの選手たちに対しどのような戦い方を仕込んでいくのか、それがピッチの上で表現されていくのか、楽しみにしたいと思います。

おまけ・注目選手

上のように日本代表の戦い方を思い返していくと、戦い方の屋台骨となっていたのは献身的に上下動して攻守で貢献するWBの2人だったように思います。

消耗も厳しいこのポジションの選手たちが 90分+アルファ機能しなければ、おそらく名古屋グランパスも上位をうかがうことはできないでしょう。

その意味で、おそらくこのポジションを争うことになるであろう、中山、小屋松、和泉、甲田の4人が、どのくらいの強度と技術を見せるのか、そこに注目していくつもりです。

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