はじめに
コンウェンですこんにちは。勝ちました…勝ちました!これでリーグ戦は連勝&久しぶりの複数得点となりました。日程は相変わらず厳しいが行くぜリーグ3連勝なレビュー&プレビューよろしくお願いします。
第10節レビュー
第10節柏レイソル戦のFootball LABのCBP関係の比較です。J平均を1とした時の各チームの値をプロットしています。
CBP:Chance Building Point「選手(またはチーム)が試合を通じてどれだけチャンス機会(≒シュート機会)を構築することができたか」というもので、詳細に興味がある方は下記リンクを確認ください。興味無い方は「なんかチームにどれだけ貢献できたかの指標」位で大丈夫です。
試合短評
なんか思ってたんと違うグラフ(笑)。3-1という結果に対して攻撃系のCBPはほぼ柏が圧倒。特にボールの持てる藤尾、久保、小泉らには積極的に仕掛けられ、ドリブルの数値はとても大きくなっています。しかし一方の名古屋は守備系CBPで大きく上回りこれが勝敗を分けました。保持時に前に人数をかけることで攻撃的な形が注目されがちですが、真骨頂は高めのミドルブロックで柏のビルドアップを阻害してのショートカウンター。お互いが前で奪いたい意識の中相手を上回り、めぐってきたビッグチャンスをきっちりと沈め、逆にピンチはしっかり防ぎ切り守備ポイントが高いという快勝となりました。
スタッツを見てみます。ゴール期待値こそ名古屋がやや上回るものの、シュートは柏が多く(枠内は同数)、パス数や進入系スタッツ、ボール保持率でも柏が高くさすがといったところでした。いやー、よく闘いきってくれました。
| 柏 | 名古屋 | |||||
|---|---|---|---|---|---|---|
| 平均 | 率 | 数 | 項目 | 数 | 率 | 平均 |
| 1.512 | – | 0.904 | ゴール期待値 | 1.297 | – | 1.363 |
| 15.3 | 7.1% | 14 | シュート | 8 | 37.5% | 12.4 |
| 5.7 | – | 3 | 枠内シュート | 3 | – | 3.7 |
| 0.0 | – | 0 | PKによるシュート | 0 | – | 0.1 |
| 613.4 | 79.6% | 628 | パス | 441 | 75.7% | 534.3 |
| 16.2 | 15.8% | 19 | クロス | 8 | 37.5% | 16.5 |
| 8.9 | – | 10 | 直接FK | 11 | – | 15.1 |
| 1.3 | – | 1 | 間接FK | 1 | – | 1.0 |
| 5.7 | – | 7 | CK | 2 | – | 5.0 |
| 20.1 | 96.8% | 31 | スローイン | 14 | 92.9% | 16.2 |
| 14.8 | 50.0% | 20 | ドリブル | 7 | 28.6% | 9.1 |
| 14.4 | 54.5% | 11 | タックル | 13 | 46.2% | 15.5 |
| 22.1 | – | 13 | クリア | 30 | – | 21.6 |
| 1.3 | – | 2 | インターセプト | 3 | – | 1.3 |
| 1.6 | – | 1 | オフサイド | 1 | – | 1.7 |
| 1.2 | – | 2 | 警告 | 0 | – | 1.2 |
| 0.0 | – | 0 | 退場 | 0 | – | 0.0 |
| 55.1 | – | 51 | 30mライン進入 | 27 | – | 47.2 |
| 20.4 | – | 23 | ペナルティエリア進入 | 7 | – | 14.1 |
| 120 | – | 126,393m | 総移動距離 | 122,276m | – | 112.0 |
| 111.3 | – | 130 | スプリント | 145 | – | 124.5 |
| 109.5 | – | 127 | 攻撃回数 | 110 | – | 110.0 |
| 14.0 | – | 11.0% | チャンス構築率 | 7.3% | – | 11.3 |
| 57.5 | – | 59% | ボール保持率 | 41% | – | 54.1 |
シュート位置は名古屋がいい感じ。本数は少ないもののしっかり中央ボックス内が中心。一方の柏はボックス外が多く、自由には打たせない守備ができていたことがうかがえます。
時間帯別の保持率・シュートです。名古屋は満遍なくですがやや少なめ、ただしチャンスをしっかりしとめきり、それぞれいい時間帯でゴールが奪えました。一方柏は多い時間帯に固め打ち気味。良くしのぎ切りました。
個人CBP
個人CBPを見ていきます。パスは総数も多かった柏がベスト5総なめ。小泉や中川中心にチャンスを作られました。ちなみに5位に入れませんでしたが、名古屋は全体6位に和泉でした。
| 柏 | 名古屋 | |
|---|---|---|
| 小泉 佳穂 | 2.74 | |
| 中川 敦瑛 | 2.58 | |
| 杉岡 大暉 | 2.02 | |
| 久保 藤次郎 | 1.95 | |
| 小西 雄大 | 1.33 |
クロスは永井。超速カウンターから、また最前線でのプレスからの木村へ2つのアシスト未遂など、チームを引っ張ってくれる頼もしいベテランです。3位は見事な先制アシストを決めた木村。前出2つのチャンスは決めきってもらいたかったが、2点目の素晴らしいゴールも決め最もギラギラした漢が結果を残してくれました。ナイス。
| 柏 | 名古屋 | |
|---|---|---|
| 1.08 | 永井 謙佑 | |
| 遠藤 渓太 | 0.6 | |
| 0.55 | 木村 勇大 |
ドリブルは藤尾久保小泉など怖い選手が多かった。良く守り切りました。名古屋は甲田がチーム1位。勝利を決定づけるドリブル突破からのアシストは痺れました。ルヴァン岡山戦での2ゴールもそうですしアシスト前にも惜しいシュートを放っており、ゴールへ向かう矢印が大きくなっている気がします。その矢印が相手にチラつけば縦への突破ドリブルへの布石にもなりますし、本当に怖い選手になってきました。
| 柏 | 名古屋 | |
|---|---|---|
| 藤尾 翔太 | 0.87 | |
| 久保 藤次郎 | 0.69 | |
| 小泉 佳穂 | 0.44 | |
| 0.39 | 甲田 英將 | |
| 山内 日向汰 | 0.27 |
シュートは柏中川が全体1位。積極的に打ってきた久保もランクインです。名古屋は試合を決定づける3点目を決めた山岸。甲田のパスを吸いつくようなトラップで完璧にコントロールし勝負あり。新婚パワーは健在です。
| 柏 | 名古屋 | |
|---|---|---|
| 中川 敦瑛 | 2.53 | |
| 1.41 | 山岸 祐也 | |
| 久保 藤次郎 | 1.41 | |
| 遠藤 渓太 | 1.29 | |
| 細谷 真大 | 1.27 |
勝敗を分けた奪取は稲垣、高嶺、和泉が上位。中盤でしっかりと奪ってチャンスに結びつける事ができました。
| 柏 | 名古屋 | |
|---|---|---|
| 23.55 | 稲垣 祥 | |
| 中川 敦瑛 | 16.86 | |
| 15.56 | 高嶺 朋樹 | |
| 14.96 | 和泉 竜司 | |
| 12.86 | 森島 司 |
守備は藤井と原が前節に続き頑張った。そしてなんと内田がここに名を連ねています。先制点を取ったうえで守備ポイントも上位。頭が上がりません。シュミットダニエルもランクイン。セーブだけでなくボールの処理でも活躍してくれました。
| 柏 | 名古屋 | |
|---|---|---|
| 4.16 | 藤井 陽也 | |
| 2.68 | 原 輝綺 | |
| 古賀 太陽 | 2.62 | |
| 2.04 | 内田 宅哉 | |
| 1.89 | シュミット ダニエル |
見事な勝利となりました。「データで見る」という本記事コンセプトを無視してちょっとだけこの場を借りて3点目見事なキープで起点となった小野の話を。名古屋を選んで来てくれたものの大きなけがで試合には出られない日々。本人もクラブもつらい時期が長かった。それでもしっかりと治し、コンディションを上げ絶対に負けられないルヴァン岡山戦、強敵首位柏戦と決定的な仕事でチームを救ってくれました。本当にありがとう&これからもよろしく。
第11節プレビュー
第11節セレッソ大阪戦のプレビューです。
名古屋との比較データ(シーズン平均)をプロットします。
試合展望
全体的にはなんとなく名古屋が大きいものの守備とドリブルの値が大きいC大阪。しっかり守られて長駆運ばれての攻撃に注意。名古屋はボールを握ってパスとクロスで圧力をかけていきたいところです。
Chance Buildingを見てみます。以下のデータも今回からちょっとスタイルを変えて表形式でお届けします。シュート成功率およびゴールは低めとなっています。しっかり守って行きましょう。被シュート成功率もリーグ17位と低め。調子の上がってきた攻撃陣はガンガン撃って行きましょう。
| 指標 | 値 | リーグ順位 |
|---|---|---|
| 攻撃回数 | 117.4 | 3位 |
| シュート | 11.8 | 12位 |
| チャンス構築率 | 10.1% | 15位 |
| ゴール | 0.9 | 18位 |
| シュート成功率 | 7.6% | 17位 |
| 被攻撃回数 | 110.5 | 8位 |
| 被シュート | 12.1 | 7位 |
| 被チャンス構築率 | 11.0% | 9位 |
| 被ゴール | 1.6 | 11位 |
| 被シュート成功率 | 13.2% | 17位 |
Team Style。高めなのがセットプレーとロングカウンター。なんだかとっても名古屋にとって天敵感。セットプレーでポロっとやられがちな印象があるのでしっかりと整理して守ってもらいたいものです。ロングカウンターは言わずもがな。変な形でボールを失わないように注意ですね。
| 指標 | 指数 | 割合(%) |
|---|---|---|
| 攻撃セットプレー | 56 | 27.6% |
| 左サイド攻撃 | 54 | 8.4% |
| 中央攻撃 | 48 | 28.4% |
| 右サイド攻撃 | 44 | 15.0% |
| ショートカウンター | 46 | 18.3% |
| ロングカウンター | 58 | 12.7% |
| 敵陣ポゼッション | 50 | 21.5% |
| 自陣ポゼッション | 54 | 7.1% |
| ラインブレイクラン | 34 | 9.8% |
| ハイプレッシング | 48 | 51.8% |
| ミドルプレッシング | 41 | 35.4% |
| カウンタープレス | 50 | 55.5% |
| フィジカルコンタクト | 49 | — |
| ハイブロック | 52 | 83.0% |
| ミドルブロック | 45 | 73.6% |
| ローブロック | 51 | 69.3% |
個人CBP
個人CBP。攻撃の中心は田中。パスおよびパスレシーブが高く軸となる選手です。ドリブルが高いのがアジア大会でも活躍していた横山。積極的なドリブルとシュート意識に注意です。クロスが高いルーカスフェルナンデスもしっかりと抑えたいところ。決定力は櫻川ソロモン。気を付けましょう。
| 選手 | 攻撃 | パス | クロス | ドリブル | パスレシーブ | シュート | ゴール |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 10 MF 田中 駿汰 | 18.19 | 18.19 | 0.00 | 0.00 | 12.21 | 3.82 | 0.00 |
| 14 MF 横山 夢樹 | 14.84 | 4.27 | 2.14 | 8.43 | 7.29 | 7.19 | 4.08 |
| 36 MF ジャクソン アーバイン | 14.63 | 12.93 | 1.59 | 0.10 | 11.84 | 6.22 | 0.00 |
| 27 DF ディオン クールズ | 14.51 | 12.97 | 1.03 | 0.52 | 7.97 | 2.51 | 0.00 |
| 4 DF 井上 黎生人 | 10.98 | 10.98 | 0.00 | 0.00 | 5.97 | 1.38 | 0.00 |
| 16 DF 奥田 勇斗 | 10.46 | 7.58 | 1.89 | 0.99 | 6.23 | 1.31 | 0.00 |
| 77 MF ルーカス フェルナンデス | 9.47 | 5.66 | 3.17 | 0.63 | 5.90 | 2.94 | 0.63 |
| 8 MF 香川 真司 | 6.70 | 6.70 | 0.00 | 0.00 | 6.74 | 0.00 | 0.00 |
| 66 DF 大畑 歩夢 | 6.58 | 5.62 | 0.96 | 0.00 | 5.39 | 5.03 | 0.00 |
| 44 DF 畠中 槙之輔 | 6.46 | 6.46 | 0.00 | 0.00 | 3.89 | 0.00 | 0.00 |
| 2 DF 中村 拓海 | 5.83 | 4.26 | 1.57 | 0.00 | 4.65 | 0.00 | 0.00 |
| 41 FW 小見 洋太 | 4.72 | 2.14 | 2.23 | 0.34 | 4.69 | 7.56 | 3.07 |
| 11 FW チアゴ アンドラーデ | 4.20 | 2.63 | 0.54 | 1.02 | 6.76 | 4.86 | 5.28 |
| 9 FW 櫻川 ソロモン | 4.17 | 3.90 | 0.00 | 0.27 | 12.16 | 7.85 | 5.81 |
| 23 GK 中村 航輔 | 3.70 | 3.70 | 0.00 | 0.00 | 1.96 | 0.00 | 0.00 |
| 28 MF 岡澤 昂星 | 3.20 | 3.20 | 0.00 | 0.00 | 3.53 | 1.24 | 0.00 |
守備系CBP。奪取1位のジャクソンアーバイン(と、5位の大畑歩夢も)は累積で欠場。田中とディオン クールズ が奪取の値が高く、ひっかけられないように注意。守備は井上が1位となっています。
| 選手 | 奪取 | 守備 | セーブ |
|---|---|---|---|
| 36 MF ジャクソン アーバイン | 121.11 | 11.58 | |
| 27 DF ディオン クールズ | 110.39 | 18.14 | |
| 10 MF 田中 駿汰 | 104.47 | 7.52 | |
| 4 DF 井上 黎生人 | 93.58 | 28.32 | |
| 66 DF 大畑 歩夢 | 83.64 | 8.38 | |
| 44 DF 畠中 槙之輔 | 55.77 | 18.21 | |
| 16 DF 奥田 勇斗 | 39.78 | 9.33 | |
| 8 MF 香川 真司 | 35.40 | 1.74 | |
| 77 MF ルーカス フェルナンデス | 28.04 | 2.05 | |
| 15 DF ハビ エルナンデス | 21.62 | 2.30 | |
| 2 DF 中村 拓海 | 17.85 | 5.46 | |
| 28 MF 岡澤 昂星 | 14.34 | 2.54 | |
| 41 FW 小見 洋太 | 13.31 | 1.11 | |
| 97 DF 鷹啄 トラビス | 10.99 | 1.42 | |
| 22 DF 髙橋 仁胡 | 10.67 | 0.78 | |
| 23 GK 中村 航輔 | 9.41 | 11.87 | 4.70 |
最後に
というわけで、見事首位を撃破してリーグ戦連勝。中2日で厳しい日程が続いていますが調子を上げてきた攻撃陣、結果を残している途中出場メンバー等ポジティブな要素も多く目指せ3連勝で引き続き応援していきたいと思います。それでは。




