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菅原由勢に会いに行ってみた。※追記あり

今回エールディビジのAZ戦を観戦に行ったGOHくんに、ヨーロッパでの観戦ノウハウをまとめて貰いました。菅原由勢選手の応援に行きたい方に、参考になるはず!これを読んでみんなも菅原由勢選手を応援しにいこう!

GOHくん(左)と菅原由勢(右)
GOHくん(左)と菅原由勢(右)

グランパスのシーズンが終わったということで、今回筆者はオランダのAZ Alkmaarへ期限付き移籍中の菅原由勢に会いにオランダへ行ってきましたので、今回その経験と体験を少しでも多くの方に共有できればと思い、記事にさせていただきました。

ノウハウ編

AZ Alkmaarは、ヨーロッパ各国の大都市を本拠地とするビッグクラブとは異なり、オランダの首都アムステルダムから約40kmの地方都市アルクマールを本拠地とするクラブです。そのため、アクセスや試合のチケットも少し複雑で行ってはみたいものの行き方がわからない、不安だという方のためにまずはアクセスやチケットの購入方法をまとめてみました。

1.AFAS Stadionへの行き方

AFAS Stadionがあるアルクマールへは、首都アムステルダムから電車で約1時間ほどで行けます。ここでは、アムステルダム市内に宿泊またはアムステルダム市内よりアルクマール へ行かれる方向けに紹介しますので、空港から直接アルクマール へ向かわれる方は乗り換え駅が異なりますので注意が必要です。

鉄道(Sprinter)
鉄道(Sprinter)

まずAmsterdam Central(アムステルダム中央駅)からAlkmaar駅へ鉄道(SprinterまたはIntercity)で向かいます。

Alkmaar駅を出て、左方向へ進む この時計の先がバスターミナルです。
Alkmaar駅を出て、左方向へ進む この時計の先がバスターミナルです。
バスターミナルのバス停Aの水色、2番線を利用
バスターミナルのバス停Aの水色、2番線を利用
バス停(Alkmaar)
バス停(Alkmaar)

Alkmaar駅からはバスでスタジアムの最寄りまで行きます。Alkmaar駅を出て、左方向へ進むとバスターミナルがあります。このバスターミナルのバス停Aの水色、2番線を利用し、”Rhijnvis Feithlaan”で下車し、徒歩10分ほどでスタジアムに到着します。

バス停(Rhijnvis Feithlaan)
バス停(Rhijnvis Feithlaan)
"KOKUSAI"という日本食屋さんを左手に進んでいく
“KOKUSAI”という日本食屋さんを左手に進んでいく
左手奥にスタジアムが見えてくる
左手奥にスタジアムが見えてくる

“KOKUSAI”という日本食屋さんを左手に進んでいくと、スタジアムが見えてきます

2.どうやったら選手に会えるの?!

AZは基本的にAZの複合施設がある練習場で練習を行います。(試合前等では、スタジアム横のグラウンドあるいはスタジアムで練習が行われることもあるため、見学に行くことをお考えの方は注意が必要です。)

練習場へは、Amsterdam Central駅またはAmsterdam Sloterdijk駅からバスを使ってZaandam,Schipbeekへ向かい、そこから徒歩8分ほどで練習場に到着します。(所要時間:45分程)下車したバス停から練習場が見えますので迷うことはないとは思いますが、もしバスに乗るのが不安だという方がいらっしゃいましたら、アムステルダム市内からUberで€30前後(約¥3,500)、約20分で向かうこともできます。

練習は11時からのことが多いですが、こちらのリンクに1週間の予定が掲載されますので、その都度チェックされることをおすすめします。

「AZ予定」https://www.az.nl/nl/teams/az/teamoverzicht?category=trainingsschema

練習場入り口
練習場入り口

3.試合を観に行こう

・チケットの買い方

AZはCLに出場するようなビッグクラブとは異なり、インターネット上でのチケット購入ができないようです。
まずこちらのメールアドレス(info@az.nl)に希望する対戦カード、枚数を送ると、(実際に私が送信したメールを掲載させていただきます。)チケット料金、送金する銀行口座、パスポートを送信する旨が書かれた返事が来ると思います。

AZへ送信したメール 
AZへ送信したメール

AZへの銀行口座へは日本の銀行等から〜¥3000くらいの手数料で送金できます。(私はtransferwise, https://transferwise.com/jp という送金サイトを利用しました。)
パスポートに関しては、パスポート番号が書かれているページの写真をメールに添付していただければ大丈夫です。送金が確認されると、E-Ticketがpdfで送信されてきますので、試合当日このQRコードを使用しての入場となります。

実際のEチケット
実際のEチケット

試合編

ここでは、実際に筆者がAZの試合を現地で観戦してきて見たり、感じたりしたフットボール文化やJリーグとの違いに触れていきたいと思います。

1.来場方法

さすが自転車大国オランダということもあり、スタジアムには駐輪場が多くあり、非常に多くのファン、サポーターが自転車にて来場します。

スタジアムに併設する駐輪場
スタジアムに併設する駐輪場
このように試合後は自転車の渋滞が発生します
このように試合後は自転車の渋滞が発生します
自転車の渋滞の様子
自転車の渋滞の様子

試合後には車の渋滞はもちろんですが、自転車の渋滞も発生します。また、スタジアム から帰宅される際には注意が必要です。 多くのファン、サポーターが自転車や徒歩で来ることもあり、公共交通機関がほとんどありません。 冒頭に記述させていただきましたバスも1時間に数本しか走っていないため、スタジアム から徒歩圏内の場所のホテルに滞在されることをおすすめ致します。 ちなみに、筆者は試合後徒歩30分くらいのホテルまで歩き、預けていたスーツケース等の荷物を回収し、そのまま鉄道でアムステルダムへ向かいました。

2.何時間前に来るのか

筆者は普段グランパスの試合に通い詰めていることもあり、いつも通りの感覚で余裕持ってキックオフ約2時間前にスタジアムへ到着しました。しかし、スタジアムは本当にマッチデーなのかと思わされるほど閑散としており、開門すらしていませんでした。ヨーロッパのトップリーグでは全席種指定が主流であるため、Jリーグのように席取りのための先行入場、一般入場という概念がありません。また、ウォーミングアップを観るという文化もマイノリティであり、キックオフ直前まで周辺の飲食店やスタグルを飲んだり、食べたりしながら談笑を楽しみます。AFAS Stadionにはスタジアム併設のバーがあり、飲んでいる人もチラホラいましたが、さほど混み合っているというわけではありませんでした。
参考までに同じ試合を見に行っていたrikaさんのツィートも紹介させていただきます!


試合前のスタジアム併設のバーの様子(1)
試合前のスタジアム併設のバーの様子(1)
試合前のスタジアム併設のバーの様子(2)
試合前のスタジアム併設のバーの様子(2)
試合前のスタジアム併設のバーの様子(3)
試合前のスタジアム併設のバーの様子(3)

3.持ち物

日本人はJリーグを観戦する際、大きな荷物を持っていくという印象がありますが、ヨーロッパの人たちは違うようです。多くの人は手ぶらで財布と携帯、そしてタオマフ等の必要最低限の物を持ってスタジアムに来ている人が多かったような気がします。また、ヨーロッパのスタジアムによっては持ち込める荷物のサイズに制限があるところもあるので実際に現地で観戦をする際には注意が必要です。

4.スタグル

AZは地方クラブということもあり、スタグルは露天のようなものは存在せず、スタジアムの公式のものしかなく、それほど充実しているというわけではありません。

ファン、サポーターにとってはビールさえ飲めればよく、食事やその他の飲み物はあくまでもオマケだと捉えられているかもしれませんね。

オランダのビールであるAmstel Beirを頼むとAmstel BierとAZのロゴ入りのコップで飲めるので記念になります。

スタジアム内売店
スタジアム内売店
スタジアム内売店のカウンター
スタジアム内売店のカウンター
メニュー一覧
メニュー一覧(モニター表示)
ビールいただきます!
オランダ名物のアムステルビールいただきます!

 

5.試合中の雰囲気

打ち上がる花火、試合前イベント
打ち上がる花火、試合前イベント

チャントを歌うのは日本と同様にゴール裏です。しかし、チャンス時やチャンスの後はスタジアム全体からチャントや手拍子が湧き上がります。また、Jリーグとの決定的な違いは審判の判定や相手のプレーに対してはメインスタンド、バックスタンド関係なく、立ち上がって不満を訴えたり、スタジアム全体からブーイングが湧き上がります。

試合中の様子
試合中の様子

6.試合後の選手に会える?!

試合が終わるとスタジアム内をアウェイサポーターゾーンを除いて、全ての場所を行き来できるようになります。勝利したら選手たちは場内を一周したのちに、ゴール裏に構えるコアサポたちと勝利の喜びを分かち合います。選手たちが自分の前で挨拶を終えたら、すぐにメインスタンド中央の選手がロッカールームへ戻るトンネルの前へ移動し、選手たちが帰ってくるのを待ちましょう。

選手たちが帰ってきたら、恥ずることのなく、勇気を出して呼び止めてみましょう。

運が良ければ、話したり、写真を撮ってもらえたりもします。

試合終了後、由勢と
試合終了後、由勢と

最後に

いかがでしたでしょうか。ヨーロッパへ行くにはお金も時間も必要でなかなかハードルが高いとは思いますが、名古屋から世界へ飛び立った菅原由勢を観に是非足を運んでみてください。もし何か質問等ございましたらtwitterのDMで受け付けますので、気軽にお尋ねください。最後までお読みいただきありがとうございました。

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