2022年ドバイカップU-23クロアチア戦を見ながら取ったメモと、最後に感想を帰しておきます。

• 成瀬竣平左サイドだ。
• 2分甲田英將がカットインして左脚でシュート
• 3分鈴木彩艶のフィードに抜けだして甲田英將がクロス、ひっかかっても拾ってクロス、FWのシュートは枠外
• 4分甲田英將が右サイド2人に囲まれながら抜けようとするが潰される。
• 6分、いい守備で前線に繋ぐが鈴木唯人が失う
• 7分、藤尾のサイドチェンジは甲田英將に合わず
• 8分相手ボールに寄せるがファール取られる
• 9分半田のスルーパスは甲田英將に合わず
• 9分成瀬竣平が左サイドバックでよいパスカット
• 10分、甲田英將が相手の縦パスをブロック、スローインに逃れる
• 11分、スルーパスに甲田英將と藤尾翔太が抜けだそうとするが、オフサイド取られる。ギリギリ
• （クロアチアの時間帯）
• 13分半田と甲田英將ではさんでボールを奪い取る。スローインゲット。
• 15分斉藤光毅が倒され、FK。鈴木唯人が蹴ってキーパーキャッチ
• 左サイドからのクロス、鈴木唯人のシュートはキーパーはじく。
• 17分甲田英將がボールを受けて、インナーラップの半田に出すが、半田が収めきれず
• 19分成瀬竣平が左サイドの攻め上がりをスライディングでサイドに逃れる
• 19分成瀬竣平の裏を取られるが西尾がしっかり対応
• 21分斉藤光毅のクロスに藤尾翔太のヘッドもキーパー防ぐ
• 22分鈴木唯人のミドルは宇宙開発
• 31分甲田英將、右サイドで1：1。ドリブルで抜こうとしてラインを割ってしまう
• 34分甲田英將にパスが入ったところ、足裏タックルでファールも立ち上がる
• 35分日本CK。藤尾翔太頭で合わせるもオフェンスファール取られる
• 36分斉藤光毅が相馬勇紀っぽいドリブルでゴールライン際を抉ろうとするがラインを割ってしまう
• 41分甲田英將ファール取られる。クロアチア3痛む
• 42分藤田譲瑠チマのカットからカウンター、追い越した甲田英將が左サイドに展開もクロスは藤尾翔太に合わず
• 43分成瀬竣平がバックパスを相手にプレゼントも守備陣が跳ね返す
• 46分スルーパスに藤尾翔太のシュートは防がれる。
• 前半終了

このあと、中継が途切れてしまい、復活してすぐに甲田英將は交代。その後成瀬竣平も交代してしまいました。

成瀬竣平

半田陸に右サイドバックのポジションを譲り、まさかの左サイドバックでの出場。1つ危なかったバックパスもあったが、期待されていたビルドアップの部分でよくセンターバックからのパスを引き出し、斉藤光毅らにパスを繋げていた。

残念ながら左利きではないので、ゴールライン際を抉ってクロス、のようなシーンは作れなかった。左サイドを務めるならば、前には左脚でクロスを上げられる選手が必要になるはずだ。左でもある程度できることは吉田豊の状況が不明ななかでは良いオプションをチームにもたらしてくれるだろう。

甲田英將

最初の10分はまさに初見殺しでクロアチアDFを翻弄した。ここまではJリーグのデビュー2戦目までと同様。サイドではガツガツ当たられてファールで痛むシーンも散見された。

課題はやはり、プレーの選択肢を読まれていること。ドリブルで来る、と読まれてしまうとなかなか抜けだすことは難しい。この日は田中聡との1-2なども試したり、低い位置からセントラルMFを追い越してボールを貰うなど、マークの付きにくいプレーを工夫しているのはよかった点。とにかく自分の強力な得意技があるのだから、それを活かすには相手を迷わせること。

僕自身が野球部の投手出身で、頑張っても130km/h代しか出なかったが、それを活かすためには100km/hいかないゆるいチェンジアップを近いフォームで投げられるようにしてバッターを迷わせるようにしていた。「どうくるのか？」と相手を迷わせることができるようになれば武器が生きる。

引き出しをどんどん増やしていけば、もう止められない選手になってしまうのではないだろうか。