はじめに
コンウェンですこんにちは。多くのPKにとどまらず延長まで経験させてくれた百年構想リーグ。悔しい悔しい6位フィニッシュ。最後の試合も波乱が過ぎた展開に。はたして中山のドリブルはラインを割っていたのかどうなのかなミニレビュー、よろしくお願いします。
順位決定プレーオフ第2戦 レビュー
順位決定プレーオフ第1戦 FC町田ゼルビアのfootballlabのCBP関係の比較です。J平均を1とした時の各チームの値をプロットしています。
CBP:Chance Building Point「選手(またはチーム)が試合を通じてどれだけチャンス機会(≒シュート機会)を構築することができたか」というもので、詳細に興味がある方は下記リンクを確認ください。興味無い方は「なんかチームにどれだけ貢献できたかの指標」位で大丈夫です。
試合短評
グラフは多分ですが延長分も含めて積みあがっているのでJリーグ平均よりは大きくなりやすいグラフとなっています。それを差し引いてもパスクロスシュートは高めで相変わらずいい感じです。ただドリブルと奪取が小さめですね。特に奪取が低いのはちょっと残念。町田のドリブルが高いのも合わせてみると奪われた後高い位置で奪い返せず自陣ゴール近くまで運ばれている形になります。延長時ずっと人数不利だった事を踏まえてもちょっと寂しい数字ですね。守備が大きいのも奪取が低い&人数不利の結果ですね。頑張って凌ぎましたが…。
スタッツをみるとゴール期待値およびシュートはほぼ互角。90分の間に決めておきたかった…。一方クロスは町田が多めで苦しめられました。進入系はさすがに人数不利分で町田が優勢、その中でも必死で掻き出した様子がクリア数に表れています。
町田 | 名古屋 | |||||
|---|---|---|---|---|---|---|
平均 | 率 | 数 | 項目 | 数 | 率 | 平均 |
1.206 | – | 1.897 | ゴール期待値 | 2.056 | – | 1.508 |
12.0 | 11.8% | 17 | シュート | 15 | 6.7% | 13.4 |
4.0 | – | 5 | 枠内シュート | 5 | – | 4.8 |
0.1 | – | 0 | PKによるシュート | 1 | – | 0.1 |
420.2 | 81.0% | 590 | パス | 601 | 84.4% | 456.1 |
12.3 | 28.6% | 21 | クロス | 12 | 41.7% | 16.6 |
8.7 | – | 8 | 直接FK | 9 | – | 12.5 |
1.4 | – | 2 | 間接FK | 4 | – | 1.7 |
4.2 | – | 7 | CK | 1 | – | 4.9 |
19.3 | 84.6% | 26 | スローイン | 16 | 100.0% | 17.6 |
12.7 | 52.0% | 25 | ドリブル | 11 | 36.4% | 10.6 |
17.0 | 64.3% | 14 | タックル | 17 | 47.1% | 18.5 |
17.9 | – | 14 | クリア | 27 | – | 22.9 |
1.3 | – | 2 | インターセプト | 0 | – | 1.4 |
1.8 | – | 4 | オフサイド | 2 | – | 1.9 |
1.3 | – | 3 | 警告 | 3 | – | 0.9 |
0.1 | – | 0 | 退場 | 1 | – | 0.1 |
32.8 | – | 70 | 30mライン進入 | 58 | – | 39.4 |
11.3 | – | 23 | ペナルティエリア進入 | 17 | – | 14.3 |
119 | – | 151,168m | 総移動距離 | 143,194m | – | 114.0 |
115.3 | – | 155 | スプリント | 162 | – | 138.5 |
107.2 | – | 121 | 攻撃回数 | 113 | – | 115.1 |
11.2 | – | 14.0% | チャンス構築率 | 13.3% | – | 11.6 |
45.7 | – | 52.1% | ボール保持率 | 47.9% | – | 52.1 |
シュート位置はお互いやや遠目な感じ、どちらかといえばやや町田がゴールに近い所で撃っているでしょうか。
時間帯別の保持率・シュートです。延長分は無し。これ見ると90分で決めておくべき試合だったことがわかります。スタッツのシュート数から考えると名古屋がシュートは90分で14本、延長1本、町田が90分で7本、延長10本とものすごい結果に。高嶺個人を責める気は無いですが結果的には一枚目のイエローがもったいなかった…。もうちょっと言えば中山のドリブルがラインを割った判定になったのが悪い(違)。
個人CBP
個人CBPを見ていきます。全体1位は森島。中央の守備の要藤井とともにゲームを作ってくれました。町田は中山と前とこちらも中盤とCBのコンビでした。
町田 | 名古屋 | |
|---|---|---|
2.22 | 森島 司 | |
2.13 | 藤井 陽也 | |
中山 雄太 | 2.11 | |
前 寛之 | 2.07 | |
ドレシェヴィッチ | 1.91 |
クロスは町田相馬。仕事をされちゃいました。名古屋は高嶺がチーム1位できっちり攻撃に貢献。チーム2位はアシスト王中山。こちらもシーズン通してやり切ってくれました。
町田 | 名古屋 | |
|---|---|---|
相馬 勇紀 | 1.58 | |
1.17 | 高嶺 朋樹 | |
1.14 | 中山 克広 | |
バスケス バイロン | 0.56 | |
下田 北斗 | 0.55 |
ドリブルは町田バスケスバイロンと相馬が上位。展開的にも相手に運ばれる時間帯も多くある程度は仕方ない感じです。名古屋は数値が少ないながらも浅野と山岸が上位。浅野の仕掛ける姿勢はよかったです。
町田 | 名古屋 | |
|---|---|---|
バスケス バイロン | 1.46 | |
相馬 勇紀 | 0.77 | |
0.37 | 浅野 雄也 | |
0.28 | 山岸 祐也 | |
藤尾 翔太 | 0.2 |
シュートも相馬。あまり良く知らないんですがいい選手ですね()。間違いなく町田のキーマンでしたが抑えきれませんでした。名古屋も高嶺とエース山岸がポイントを稼いでますが決め切れませんでした。フリーキックの多かった時間帯もあり枠に飛ばしたかったところです。
町田 | 名古屋 | |
|---|---|---|
相馬 勇紀 | 3.69 | |
3.12 | 高嶺 朋樹 | |
中山 雄太 | 2.74 | |
2.56 | 山岸 祐也 | |
藤尾 翔太 | 2.42 |
奪取は町田前、中山。第1戦に引き続きのメンバーです。先回も同じようなこと書いた気がしますがこの二人がパスCBPも高く、奪取からチャンスを作られました。名古屋は高嶺、佐藤、藤井と守備のキーとなるメンバーがしっかりランクイン。最後の試合いろいろあったが高嶺はやっぱり名古屋のキーマンです。佐藤も引き続きチャレンジングなナイスファイトでした。
町田 | 名古屋 | |
|---|---|---|
前 寛之 | 17.45 | |
中山 雄太 | 12.68 | |
10.48 | 高嶺 朋樹 | |
9.27 | 佐藤 瑶大 | |
8.29 | 藤井 陽也 |
守備は藤井とシュミットダニエル。藤井は無くてはこのチームは回らなかった。シュミットも広大なスペースをしっかりカバーした結果見事ランクイン。ナイスキーパー。町田は守備の中心岡村とサイドの中村が上位。町田もGK谷がランクインしています。
町田 | 名古屋 | |
|---|---|---|
5.02 | 藤井 陽也 | |
4.26 | シュミット ダニエル | |
岡村 大八 | 2.99 | |
中村 帆高 | 1.99 | |
谷 晃生 | 1.82 |
バチバチに且つやや優勢に試合を進められていたほぼ90分。対照的にとにかく守勢に回らざるをえなかった延長戦。その中でも一度はリードをもぎ取った甲田からの永井のゴール。勝てなかったのは残念で仕方がないのが正直なところですが最後まで闘いきった選手たちに感謝です。
最後に
というわけで、百年構想リーグ特別大会の半年間のレビュープレビューもなんとか完走。お付き合いいただいた皆さん本当にありがとうございました。チームの体制が大きく変わる中特殊なレギュレーションでどうなることかと思いましたが楽しい半年間でした。そのあたりはまた来週あたりに名古屋のデータを中心としたシーズンレビューで語ってみる予定です。W杯も始まるけれど、僕の百年構想リーグはもうちょっとだけ続くんじゃ。それでは。



