勝ち点を59に伸ばしたことで、6位以内確定、柏レイソルが全勝してグランパスが全敗したときのみ6位になりますが、現実的には5位以内が確定でしょう。いよいよ最終局面になってきました。
平均勝ち点による予想最終勝ち点
これまで見てきた表です。
予想最終勝ち点は以下の通りです。
- ガンバ大阪:66(1勝1分相当)
- 名古屋グランパス:63(1勝1分相当)
- 鹿島アントラーズ:58(1勝1敗相当)
- セレッソ大阪:64(2勝1敗相当)
5試合平均勝ち点による予想最終勝ち点
前回から加えた直近5試合の勝ち点平均から、計算した予想最終勝ち点です。上位陣が軒並み5試合の勝ち点平均のほうが低いために予想最終勝ち点も落ちています。
ここ5試合で勝ち点10の名古屋グランパスが一番の勢いです。勢いの落ちているガンバ大阪をまくれる可能性はゼロではありません。
今後のスケジュール
見る限り、残り3戦に集中しているのがセレッソ。この3連戦がどう出るか。ガンバも中2日を残しています。
ACL出場チームが特例措置で2週間の待機がなくなるため、フルメンバーで臨んでくる可能性がでてきました。
2位:ガンバ大阪 勝点62(残り2試合)
- 横浜FC(A) 5試合平均:0.8
- 清水(H) 5試合平均:2.0
清水エスパルスは川崎フロンターレとも引分けと、かなりの勢いを見せています。他力本願にしかなりませんが、横浜FCと清水エスパルスに託すしかありません。
ガンバの◎
- パトリックが好調
- 東口がビッグセーブ連発
ガンバの×
- 井手口陽介の負傷。いつ戻れるのかは不明
- 小野裕二・小野瀬康介も離脱中
- あらたに宇佐美貴史とキム・ヨングォンまで離脱
- アデミウソンは状況不明
3位:名古屋グランパス 勝点59(残り2試合)
- 横浜FC(H) 5試合平均:0.8
- 広島(H) 5試合平均:1.8
横浜FCとサンフレッチェ広島という難敵相手。広島レアンドロ・ペレイラ選手の帰国は救いです。
グランパスの◎
- 守備は相変わらず安定
- 無失点試合が多い
- 得意のホームが2試合中2試合
- 得失点差が4チーム中一番良い(+16)
- ※2番目に良い鹿島が+9
グランパスの×
- ゼロトップ殺しを大分が披露
- 金崎夢生・山﨑凌吾が離脱中
- 山﨑凌吾が残り2試合くらいで復帰?
- 相馬勇紀以外の控えの試合勘が不安
- 最終戦が鹿島・清水についで5試合平均勝ち点が高い(1.8)広島
4位:セレッソ大阪 勝点58(残り3試合)
- 柏(H) 5試合平均:1.4
- 鳥栖(H) 5試合平均:1.6
- 鹿島(A) 5試合平均:2.0
残り試合が一番多いかわりに終盤の3試合のスケジュールが厳しい。柏、鹿島との直接対決を残すのも厳しい。
セレッソの◎
- ロティーナ退任が発表されて、逆にチーム内の結束が高まっている
- 豊川雄大、清武弘嗣が好調
- 坂元達裕も相変わらずのキレ
- 大分トリニータ戦から導入した可変システムがハマって上向きになっている
セレッソの×
- 相変わらず得点力に難
5位:鹿島アントラーズ 勝点55(残り2試合)
- 清水(H) 5試合平均:2.0
- セレッソ(H) 5試合平均:1.4
復調清水との対戦、セレッソとの直接対決を残している
アントラーズの◎
- エヴェラウド・上田綺世が絶好調
- 得点力が高い
アントラーズの×
- 守備が崩壊する試合が数試合あり
- 残り試合数が上位直接対決だけなので難しい
まとめ
たとえ名古屋がこのあと全敗しても、鹿島とセレッソが最終戦で引き分け、それ以外を負ければ3位以内でフィニッシュすることができます。まだなにが起こるか判らないのがJリーグ。
1つでも上の順位で終われるように、応援していきましょう。