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グランパスも出られる? 次のACLはどうなるの? #ACL #grampus

名古屋グランパスは2023年7月22日現在、21試合を終えて3位につけています。これはシーズン前の予想よりもだいぶ良い成績と言ってよいでしょう。22日にはヴィッセル神戸対川崎フロンターレが開催されるので、これですべてのチームの開催状況が揃うことになります。

さて、そこで気になるのが2021年にチャレンジし、惜しくも決勝トーナメントで敗退したACLへのリベンジがなるか、です。例年ならばリーグ戦の1位~3位、天皇杯の優勝チームが出場権を獲得します。

が、あれ?

23年7月22日朝時点のJ1リーグ順位表
23年7月22日朝時点のJ1リーグ順位表

ACL出場権を示す色がついているのは2位までじゃないですか!

これはどういうことでしょうか?

そこをまとめたのがこの記事になります。

3位の枠は前回優勝の浦和レッズ?→違います

前回ACL2022の優勝チームである浦和レッズの出場は、今年のACL2023-2024なのです。

あれ?ACLの名前が2023-2024になってる?

そう、実はACLは秋春制に移行したのです。ですのでプレーオフが2023年8月、グループリーグが9月以降となったのです。決勝戦は2024年5月の予定です。

ここに参加するのが以下の4チームです。

  • 横浜F・マリノス(2022年J1リーグ1位)
  • 川崎フロンターレ(2022年J1リーグ2位)
  • 浦和レッズ(プレーオフより参加:ACL2022優勝)
  • ヴァンフォーレ甲府(2022年天皇杯優勝)
ACL2023-2024スケジュール
ACL2023-2024スケジュール

そう、名古屋グランパスのリーグの埼玉スタジアム2002での試合が、なぜか8月18日金曜日に変更になりましたよね?その理由が、浦和レッズのプレーオフが8月22日火曜日にあるからなのです。こんなところでも名古屋にも影響が・・・!。

じゃあ3位の枠はどうなってるの?

実は大きな変化がありそうです。

AFC Club Competitions 2024-25 Slot Allocation-East
AFC Club Competitions 2024-25 Slot Allocation-East 引用元:Footy Ranking

大会のフォーマットが変わることになりそうです。

ACLがプレミアムな「Tier1(第1層)」大会と位置づけられ、クラブコンペティションランキングによって上位と割り当てられた国に絞り込まれたものになりそうです。全体のチーム数も現在より大幅に縮小されそうです。

その下に「Tier2(第2層)」大会、「Tier3(第3層)」大会に分けられる見通しです。

実は3位のチームは、この新設されるTier2大会に参加することになりそうなのです。

階層チーム数日本の割り当て
Tier1(第1層)=ACL12/地区?3
Tier2(第2層)=名称未定16/地区?1
Tier3(第3層)=名称未定10-12/地区?なし
2024-2025シーズンのAFCクラブコンペティションの構成

既にカレンダーも決まっていて、3階層の大会に再編成されることは確定のようです。

AFC2024-2025カレンダー
AFC2024-2025カレンダー

https://assets.the-afc.com/downloads/calendars/AFC-Competitions-Calendar-(Jul-2024—Jun-2025).pdf

名称は未定ですし、おそらく詳細は変更される可能性は大です。

ちょうどヨーロッパ(UEFA)がTier1大会としてUEFA Champions League(UCL)の下にTier2大会であるUEFA Europa League(UEL)、Tier3大会であるUEFA Europa Conference League(UECL)を置くようになったことにならって、このような構成にしたものと思われます。この大枠は変わらないでしょう。

まずは3位以内と天皇杯に全力

このまま3位を維持すると、新設のTier2大会に出場することができます。

アジアで戦える、その先で世界と戦えるというのは、選手にとって大きなモチベーションになります。

ACLを戦うとなればチームの魅力にも繋がるでしょう。なんとかリーグと天皇杯優勝を目指して欲しいものです。

そこを達成できるように我々も応援していきましょう!

About The Author

グラぽ編集長
大手コンピューターメーカーの人事部で人財育成に携わり、スピンアウト後は動態解析などの測定技術系やWebサイト構築などを主として担当する。またかつての縁で通信会社やWebメディアなどで講師として登壇することもあり。
名古屋グランパスとはJリーグ開幕前のナビスコカップからの縁。サッカーは地元市民リーグ、フットサルは地元チームで25年ほどプレーをしている。

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