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なんか下位予想されてたけど 名古屋グランパス2023中間選手短評GK&MF編 #grampus

開幕前ではサッカー雑誌やtwitter有志達の間で中位~下位予想されていた我らがグランパス。予想平均順位的には多分14位くらいだったようなうろ覚え記憶ですが……失敬だな君ら! という資格は僕にはありません。

予想者(敬称略)名古屋の順位予想出典
杉山茂樹11位識者5人がJ1全順位を予想。その多くが横浜FM&川崎の「2強時代」の終焉を匂わす
中山淳7位同上
原山裕平7位同上
小宮良之11位同上
浅田真樹6位同上
保坂果那15位日刊スポーツ
山田愛斗4位同上
岡崎悠利10位同上
盧載鎭(ノ・ゼジン)5位同上
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だいたい高くても4位~15位の間

僕もまあユンカーハマればワンチャンACL争いくらいはあるかな……とかぼんやり予想・願望をしていた覚えです。皆さんはどうでしょうか。

現実には大健闘どころか、おいおいなんか「地味に強い」じゃねーかという強さを発揮し、2位~3位あたりで頑張っています。そんなナイスファイトなグランパス的に景気よく前半戦を選手ごとに振り返っていきましょう。中間発表だから短めなんでよろしく! あと例によってレンタルで出ている選手とプロ契約がまだの選手はここでは取り扱わないんでご理解願います。

GK

ミッチェル・ランゲラック

ランゲラック
ランゲラック

信頼と実績の……とマジで毎回言っている。なんかものすごく当然のようにグランパスにいてごく自然にスーパーセーブをくり出すのでミッチのいないグランパスとか守備の緩いGKとかがもうなんか想像つかないっすよね。ファン・サポーターからの信頼度という意味で、かつての楢さんの領域に並んだと言っても過言ではないのではないでしょうか。気付けばピクシー抜いてグランパス外国籍選手史上最多試合出場数も記録したし。考えてみれば今年でグランパス6シーズン目で毎年ほぼほぼ全試合に出てるしなー。ちなみに「もっと繋ぐサッカー」がしたいなら繋げるキーパーを外から買ってきてしまえというのが世界のトレンドなわけでして、前監督時代の守り方なら守備力を多少犠牲にしても繋げるキーパーに入れ替えるのもアリだったと思うんですけど(GKの守備力がそんなに求められない守り方だったから)、長谷川健太監督になってその選択肢は個人的に絶対に無くなりました。今の守り方でGKの守備力を犠牲にしたら上位なんて狙えねえよマジで。

武田 洋平

武田洋平
武田洋平

知っているか、2番手GKとして武田先生が君臨する体制も気付けば8シーズン目なんだぜ……(2017終盤は1stでしたけど)。少なくともJ1下位チームなら絶対的守護神として活躍できる守備力にそれなりの足元を持つ武田がグランパスに8年もいてくれたお陰で、楢さんやミッチに何かあった時も基本的にGKに不安が無いという贅沢モリモリ状態なんですね。グランパスファン・サポーターはことGK事情に限って言えば日本一甘やかされておりかつナチュラルに厳しい目線を持っている(具体的には正キーパーは代表レギュラー級の実力者じゃないと納得しないし2ndキーパーはJ1レギュラー並の実力者との体制じゃないと納得しない)ということに自覚的であるべきだと思います!

三井 大輝

イマイチどういう立ち位置なのかよくわからんGK序列。メンバー入りしてなくても試合に同行していたりするのは万が一アクシデント時要員なのか? 頑張れ

杉本 大地

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なんかいきなり獲った人。試合で見ないことにはなんとも。頑張れ。

DF

野上 結貴

野上結貴
野上結貴

サンフレッチェ広島レギュラーブランド選手にハズレ無し。データどおりと言いますか、期待を裏切らないプレーぶりでグランパスの右サイドを活性化させています。やっぱ左側には左利き置きたいというチーム事情のせいでだいたいベンチスタートになっていますが、頼れる実力者として後半もチームに貢献してくれることでしょう。マルがケガってしまったところで藤井を左に野上を右にと思ったら河面がとうとうケガしてない河面になった関係でベンチだけど実力に疑いの余地無しというか絶対に活躍してくれないと困るので頑張って欲しい。

丸山 祐市

丸山祐市
丸山祐市

やはり大怪我の後遺症的なところなのか、2018の一番良かったときと比べてしまうとちょいちょい「きついな〜」という感じの丸山大先生。しかしディフェンスラインと森下に喝入れを怠らずにチームを引き締める貢献度は相変わらず。貴重な左利きセンターバックだし。というわけで今年も基本的にレギュラーとして試合に出ていたところのぎゃあ!大怪我やんけ!(;´Д`) なんか練習に復帰するとかしないとかそんな話がありつつ、ともかくちゃんと治さないと選手生命に係る箇所の怪我でもあり、決して焦らずでも急ぐ感じで一つよろしくお願いいたします🙏🙏🙏

中谷 進之介

中谷進之介
中谷進之介

尾張名古屋は中谷で保つぎゃあ。近年のグランパスがなんだかんだなんとかなってきたのは、中谷とミッチが後ろをガッチリ固めてるからだ、と言えるんじゃないでしょうか。異論は認めない。とりあえず中谷がいれば守備面では最低限の質が保証される感が半端なく、クラブはさっさと終身名誉生え抜きとして将来の指導者確約つきの5年契約とかをガッツリ結んでほしいものである。ちなみにこの前たまたま2018当時の写真を見たら、今と身体の太さが全然違っていてたまげました。大きくなったねえ……(ネットリ)

藤井 陽也

藤井陽也
藤井陽也

端的に言うと「良さは良さとして素晴らしいのはもうわかったからイマイチなとこの改善に早く取り組んで!」という感じの今シーズン。なんか若い頃の植田直通臭というかグランパスの過去選手で例えると古賀正紘臭が少々漂ってきているような? 身体能力も技術も代表級なのに(実際選ばれましたしね)、状況把握と判断力がうーんこの香りだ〜! では困るわけでですね、そのあたりの非常に良いお手本である中谷パイセンの隣でプレーしてるうちにさっさと勉強してください。よろしくおねがいします。「課題が見つかった。修正したい」とか言い出さないようにちょっとブラジルから闘莉王召喚してカツ入れしてもらうべきではないだろうか。でも闘莉王カツ入れは合わない選手だと潰れるからなーという諸刃の剣でもあるわけですが。

森下 龍矢

森下龍矢
森下龍矢

なんと日本代表にまで招集されてしまった本気好青年。とにかくその走力は半端なく、スピードとスタミナだけの勝負なら今の日本人WB、SBでナンバーワンだと思いますね実際に。課題は状況判断的なところなわけですが、シーズン当初では「どこかに合ってくれ~!」という感じでペナルティエリア内に蹴り込んでいたクロスが、代表に選ばれたあたりから、ちゃんとルックアップして中を見てから蹴り込むようになっており、いやーそういう部分って意外とアッサリ成長するんだよなと思わせられるものである。ただ最近は恐らく蓄積疲労的なアレが半端なくなっており、中断期間で良い感じにリフレッシュしてねと思わずにはいられない。頼むぜ。

河面 旺成

河面旺成
河面旺成

かかかかかかかかかかかか河面!がケガしてない!マジかよ!

という河面である。去年、獲得した時点でもう「ケガさえしてなければJ1級」「でもケガしてない時がほぼ無い」「CBとしては手癖が悪い」「なんかデカそう」というロマン感半端ないファンからの声を寄せられていた河面ですが、まさかとうとうケガしてねえ河面ここにありと名古屋で絶頂。

ちょうどケガってしまったマルの穴埋め的な感じで3バックの左CBに定着しつつあります。ただ自慢の左足の精度が、恐らく受け手との息の合わなさで成功率的に非常にイマイチな感じなので、一緒にサウナ行くとか寝ずにマッサージするとかで阿吽の呼吸になってください。

行徳 瑛

流石にことしはまず身体作りからなのかなって感じですね。マジ頑張れ。

MF&FW編は待て! たぶん数日以内!

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