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ホーム開幕戦に値する試合だったと思うッスよ #やわらかめコラム #グランパス #grampus L0312

忍者「どうも忍者です」

忍者

記者「どうも記者です」

記者

忍「引き分けでござった」

記「今シーズン初得点に初勝点、勝てなかったですが昨シーズンチャンピオンに対してよく戦ったと言ってもいいのではないでしょうか」

忍「で、ござる

記「雪も舞ったりしつつ、非常に寒そうな現地。それでも毎度の熱い応援の現地のファン・サポーターの皆さまも本当にお疲れ様でした

忍「客観的にはなかなか面白い試合でござった

記「順番に振り返っていきましょう

名古屋グランパス・ヴィッセル神戸のスターティングメンバー・ベンチ
名古屋グランパス・ヴィッセル神戸のスターティングメンバー・ベンチ
ポジション名名古屋グランパスヴィッセル神戸
GK(ゴールキーパー)武田前川
CB(センターバック)原・三國(みくに)ケネディ・宮山川・マテウス トゥーレル
SB(サイドバック)広瀬・本多
WB(ウイングバック)内田・徳元(とくもと)
CMF(セントラルMF・ボランチ・センター)椎橋(しいはし)・稲垣扇原
IH(インサイドハーフ)・シャドー・トップ下和泉井出・鍬先(くわさき)
SH(サイドハーフ)・WG(ウイング)武藤・佐々木
FW(フォワード)山岸・永井大迫
各チームのポジション名と選手名

忍「さてこの試合、グランパスの変化としてはカストロのベンチスタートと山岸スタメン、あとは椎橋、右WB内田、左CB宮でござった

記「どういう狙いだったんでしょうか

忍「監督の思いは全て推測になってしまうので。ただカストロは前節シンプルに良くなかった」

記「野上を下げて内田にしたのも意外でした

忍「山岸がいるから二人も競り合い要員はいらないだろうし、あと野上さんがいるとどうしてもそこへのロングボールに頼ってしまうからもうちょっとビルドアップしていこうぜという監督からのメッセージだったのかも」

編注:それ以外には前節川崎フロンターレが野上結貴対策をしてきていて、あまり野上結貴へのロングボールが機能していなかったことも理由としてはありそうです

記「宮については、恐らく跳ね返す系の守備能力の高さを評価されたんでしょうね」

忍「そういうわけで試合が始まったわけでござるが……いやあ、徳元には思わず頭を抱えてしまったでござる」

記「あれは、本当はというか練習時では味方の誰かがあそこにいてパスレシーブしてくれる想定だったのかもですけど、なんだったんでしょうね」

忍「不明でござる。ただペナ角でフリーの相手にボールプレゼントをしたら、そらああいうことも起きようもん」

記「中で競るのが大迫ですしねえ」

忍「ハンドで本当に助かったでござる」

記「そして前半はなかなか渋い展開に」

忍「お互いに基本的にはハイプレスを仕掛けたいのでござるが、神戸さんは後ろで持つこともあるが基本的には3トップの動き出しに合わせてロングボール、そして2列目が前向きにセカンドボールを拾おうぜというスタイルだったので、グランパスのプレスがそこまで有効でもなかった」

記「先方も守備時ではハイプレス気味でしたが、前半15分くらいからグランパスがハイプレスを剥がして相手のアンカー脇スペースにボールを何回か届けていました」

忍「山岸が落ちて受ける、和泉が間で受ける。相手2列目の戻りもそこまで早くはなかったのでそこからチャンスを作れたでござる」

記「つまりグランパスのほうがやりたいことはできていたんでしょうか」

忍「そうとも言えず。なんだかんだハイプレスは不発に終わることが多かったでござるし、先方は大迫にボールが届きさえすればオッケーなので

記「大迫は、なんといいますか抜き身の太刀って感じで常に怖かったですね」

忍「振られたら斬られる! というプレッシャーがピッチ上に漂っていたでござる

記「話を戻しますが、ではやりたいことをやれていたのは先方ですか?」

忍「いや、向こうは向こうでハイプレスが剥がされるしけっこう攻められるしと、少なくともやりたいことをやれていたとは思われず」

記「お互いに良さをそれなりに出しつつも決定的なプレーはさせない。渋いながらも戦術的要素と緊張感のある良い試合でした」

忍「そんな感じで前半は終わり、勝負の後半へ」

記「そんな感じで前半は終わり、勝負の後半へ」

忍「スタミナの問題もあったかもでござるが、まず先方がハイプレスをやめた」

記「ミドルゾーンで奪って前線へ中長距離のパス、という構図が目につきました」

忍「グランパスはグランパスで、去年からの習熟を感じさせる外回しビルドアップに変更、相手DFラインの裏を意識させつつ、まずはWBから殴っていこうぜ! との形に」

編注:外回しビルドアップという用語は一般的ではありませんが、ビルドアップの手段を大別すると
1)スペースを見つけてそこにボールの受け手が入り込み、ボールを受けることでボールを前進させる
2)数的優位を作ってフリーのボールの受け手を作り続け、パスでボールを前進させる
3)ボールをドリブルで持ち運んで前進させる
とありますが、ここでグランパスが得意が採ったのはサイドCBとWB、そこにIHがからんで2)サイドで数的優位を作るという方法です

記「そんな流れから徳元のビューティフルゴールでした」

忍「キーパーがちょっと読み過ぎたかな、という感じもあったがナイスキックでござった」

記「しかし、そこからが問題でしたね」

忍「お互いに強度が落ちてきて、結果的に割とボールが行き交う展開になった」

記「そうなると、広がってきたスペースを前線の選手の質で殴れる方が優位となりがちです」

忍「大迫、流石でござった。もう34歳だがまさに円熟味というか、上手い、老獪、コンディション良さそう、というところで」

デスク「(コッソリ)大迫、得点の前までは3CBと競り合うかたちで中でプレーすることが多かったのだが、そこが固いと見るや、CBの外を使ってきたのはさすがだった」

記「今シーズンもめっちゃ活躍しそうでしたね」

忍「このまま負けてもおかしくなかった流れでござったが、監督の交代策がズバリ!」

記「前への推進力、ビビらないメンタリティをカストロと浅野とがチームにもたらしてくれました」

忍「そして引き分けで終わったでござる」

記「非常に、妥当な感じ、でしたね」

この試合の良かったところ

  • 困った時に立ち返るところは「去年の良かった時」と選手たちが恐らく認識できた点
  • 浅野はチャカついてて良いですね(磐田で修行中の倍井にはこの浅野を超えて欲しいなあ)
  • 宮、河面とすごくイイ感じに切磋琢磨してくれそう(宮、三國、原のスリーバックはかってえぞ)
  • 久々に「内田の暗黒面」を見てワロタ😂
  • PKキッカー稲垣冷静すぎこれは当然決めちゃうね

この試合の(´ε`;)ウーン…

  • わりとどうしようもなかったんですけど2失点目の三國君についてはちょっと三好ヶ丘の第二駐車場で話し合いを……
  • 寒いとやっぱケガしがち。本多に鶴
  • ビルドアップチャレンジにあんま絡めてない選手がいたような……?

最後に

忍「なかなか『内容的な見応え』のある引き分け、ベストな結果ではないが良いホーム開幕戦ではなかったでござろうか」

記「次もまた難敵ですが良いゲームになりますように」

忍「あと言うまでもなくクアイフの新曲は皆さん速やかに購入するように

記「あの寒さの中、ベースのスラップ奏法を見てるだけで痛えとの感想が流れてましたね。クアイフのお二人も本当にお疲れさまでした

忍「おあとがよろしいようで」

記「それではまた次の記事でお会いいたしましょう」

忍「ニンニン🥷🥷🥷」

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